このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

影響力*爆豪



『勝己くん、別れよ?』



「は…?何でだよ」



『何で、って…好きじゃなくなったからだよ。もう勝己くんのこと好きじゃないの』




「…だからその理由を聞いてんだよ」




『他に好きな人ができた…って言えばいいのかな。ごめんね、勝己くん』




「ざけんなよ…誰だよそいつ」




『焦凍くんだよ。焦凍くんの方が優しいし、私の事考えてくれる。勝己くんみたいに怒りっぽくないし』



『わりぃな爆豪』



いつの間にか隣に半分野郎がいて、楓の肩を抱く。




「…んだよ、それ」



『ごめんね。もう私のことは忘れてね』



そのままキスを交わす2人を、目の前で見ていることしか出来ずに拳を握り締めた。





「…っやめろ…!」



振りかざした拳は宙を舞い、そこで自分の意識が戻り目を開ける。




そこで、これが夢だったと気づいた。



…クソ、夢かよ。リアルな夢見せやがって…




1/8ページ
スキ