お化け屋敷*立海(前編)
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暗闇でも分かる赤也の真剣な表情に、頼もしくもあり少しキザなセリフに笑みが溢れる。
「頼もしいね、赤也」
「こんなん子供騙しッスよ。先輩が怖いなら、目瞑っててもいいんで手だけ離さないで下さい」
「うん、分かった」
目の前に差し出された手のひらを強く握り、赤也に起こしてもらって再び歩き出す。
「先輩って…その」
「……ん?」
「先輩って、好きなやつとかいねぇの?」
「…今それ聞くの?」
目の前の事で精一杯なのに、赤也からの唐突な質問に思わず顔を見上げる。
「先輩モテるっしょ?」
「え、誰から?」
「誰からでも。この前、呼び出されてんの見たし」
「え!見てたの?名前も知らない人だったし、話したこともないから断ったよ」
「逆に言えば、そんなような奴からも好かれるほどモテるってことっすよ」
何となく赤也の手に力が入った気がして、何故そんなことを赤也が気にするのか分からなくて眉を顰める。
「赤也に関係ある?」
「…ねぇけどムカつくんすよ」
「…ムカつく?なんでー」
「分かんねぇの?」
丁度曲がり角になった時に赤也が足を止めて、壁にある少しの照明に顔が照らされた。
「…赤也?」
「先輩って、すげー鈍感でムカつく」
