甘くて優しくてかけがえのない
夢主ちゃんのお名前は?
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「ううう、疲れた〜……」
いつものようにボルテを頑張っていた私。
今日は一つでも良いから少し上の難易度の譜面をクリアしようという目標を定めてそれに挑んでいたのだけど、調子が出ないのかなかなかクリアができずTRACK CRASHを繰り返していた。
少し上の難易度ともなれば譜面の物量も違い、それを立て続けに……となるとさすがに私も疲れてきてしまい、今はマイルームのソファでぐったりとしているところ。
「全く、無茶ばかりしやがって。自分の実力をよく考えながら選曲をした方が良いと思うんだがな」
私のネメシスクルーであり恋人でもあるナサニエルがため息を吐きながらそう言ってきた。
悪態を言いつつも、本当は私のことを心配しているのだ。
ふと時計を見ればちょうど時間は午後3時。おやつ時だ。
「あ、もうこんな時間なんだね。おやつ食べようかな」
「アンタは子どもか。まあしかし休憩も大事だ、少し休め。紅茶淹れてくるからな、少し待っていろ」
彼はそう言うとキッチンに向かった。
少しすると、温かな紅茶と二口で食べきれそうな小さなドーナツが2つ乗ったお皿を盆に乗せて運んできた。
「ほらよ。この間、アンタが買ってきたやつだ」
「ありがとう。ナサニエルもドーナツ食べる?」
「……来未からの誘いとあれば断れないな」
そう言うとナサニエルも自分の分の紅茶を持ってきて私の隣に座った。
ドーナツを手に取って一口。プレーンのドーナツだが、優しい甘味が口の中に広がり幸せな気分になった。
甘いお菓子と、隣には愛する彼。
二人きりの優しい時間。
「えへへ……ナサニエル」
「はいはい、甘えん坊さんだな」
私が身を寄せると、ナサニエルは頬に口付けてきた。
名前を呼んで彼に擦り寄る時、それは甘えたい時だとすっかり覚えられていた。
ナサニエルは見た目こそ少年だけど中身は私よりもずっとずっと長く生きていて、そんな彼についつい甘えたくなる。
彼も「子どもみたいだな」と言いつつも満更ではないようで目一杯甘やかしてくれる。
現実世界はつらいことばかりだけど、この時間があるから私は頑張れる。
「ナサニエル、好き。ナサニエルに会えて、こうして恋人になれて、私すっごく幸せだよ」
「オレもだよ、来未。こんな偏屈天使を愛してくれる奴がいるなんて思いもしなかったが、アンタがマスターで、恋人で、良かったと思うぞ」
そう言うと耳元で「いつか結婚してネメシスで共に暮らそうな、来未」と囁いてきた彼。
思わず胸がドキドキして、むず痒くて、でも幸せな気持ちになった。
もちろん、と言わんばかりに彼の唇に口付けた。
何でもない日、何気ないことだけれども、とっても幸せ。
ドーナツに負けないくらいに甘くて優しい、かけがえのない彼との昼下がり。
いつものようにボルテを頑張っていた私。
今日は一つでも良いから少し上の難易度の譜面をクリアしようという目標を定めてそれに挑んでいたのだけど、調子が出ないのかなかなかクリアができずTRACK CRASHを繰り返していた。
少し上の難易度ともなれば譜面の物量も違い、それを立て続けに……となるとさすがに私も疲れてきてしまい、今はマイルームのソファでぐったりとしているところ。
「全く、無茶ばかりしやがって。自分の実力をよく考えながら選曲をした方が良いと思うんだがな」
私のネメシスクルーであり恋人でもあるナサニエルがため息を吐きながらそう言ってきた。
悪態を言いつつも、本当は私のことを心配しているのだ。
ふと時計を見ればちょうど時間は午後3時。おやつ時だ。
「あ、もうこんな時間なんだね。おやつ食べようかな」
「アンタは子どもか。まあしかし休憩も大事だ、少し休め。紅茶淹れてくるからな、少し待っていろ」
彼はそう言うとキッチンに向かった。
少しすると、温かな紅茶と二口で食べきれそうな小さなドーナツが2つ乗ったお皿を盆に乗せて運んできた。
「ほらよ。この間、アンタが買ってきたやつだ」
「ありがとう。ナサニエルもドーナツ食べる?」
「……来未からの誘いとあれば断れないな」
そう言うとナサニエルも自分の分の紅茶を持ってきて私の隣に座った。
ドーナツを手に取って一口。プレーンのドーナツだが、優しい甘味が口の中に広がり幸せな気分になった。
甘いお菓子と、隣には愛する彼。
二人きりの優しい時間。
「えへへ……ナサニエル」
「はいはい、甘えん坊さんだな」
私が身を寄せると、ナサニエルは頬に口付けてきた。
名前を呼んで彼に擦り寄る時、それは甘えたい時だとすっかり覚えられていた。
ナサニエルは見た目こそ少年だけど中身は私よりもずっとずっと長く生きていて、そんな彼についつい甘えたくなる。
彼も「子どもみたいだな」と言いつつも満更ではないようで目一杯甘やかしてくれる。
現実世界はつらいことばかりだけど、この時間があるから私は頑張れる。
「ナサニエル、好き。ナサニエルに会えて、こうして恋人になれて、私すっごく幸せだよ」
「オレもだよ、来未。こんな偏屈天使を愛してくれる奴がいるなんて思いもしなかったが、アンタがマスターで、恋人で、良かったと思うぞ」
そう言うと耳元で「いつか結婚してネメシスで共に暮らそうな、来未」と囁いてきた彼。
思わず胸がドキドキして、むず痒くて、でも幸せな気持ちになった。
もちろん、と言わんばかりに彼の唇に口付けた。
何でもない日、何気ないことだけれども、とっても幸せ。
ドーナツに負けないくらいに甘くて優しい、かけがえのない彼との昼下がり。
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