Maple tree ~Gentle time~XIX-2
あなたの名前を入れてね
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
俺は、スマートフォンを見るとフユキから「昼飯食うぞー」と学生のような文章の連絡が来ていた。
楓に用意してもらったランチを片手に合流場所に向かう。
フユキに指定されたのはHOFの真新しい食堂だった。
食堂は、DSOが入るオフィスにも入っていたカフェテリアとは違った。
テーブルが綺麗に並べられている。まるで、軍隊のようだ。
フユキにも言われていたから、あまり気にならないが。
その一角でフユキと対面し、昼食を摂った。
楓が用意してくれたランチだ。
楓は日本に移ってから、起きていられる時間が正常に戻っていった。
今まで、仕事をし、家事をし、慌ただしい生活を送っていたのもあり、手持ち無沙汰になるのかずっとしていなかった裁縫をするようになった。
「…レオン、ご感想は?」
フユキに言われ、率直に答えた。
「…マジか…と思った」
「だよなー、HOFも国連に加入したからな。今や立派な就職先だ。政府公認のお堅い公務員になれたら、安泰だからな。だから、新卒が多いし、訓練生上がりが雪崩れ込んできているんだ」
「だからって、実地訓練なしはキツイだろう…」
「…それを何とかする為に俺達が呼ばれたんだろう? それに、見て分かると思うけど…、あのパンデミック以来、何も起きていないんだ」
そう、その何も起きていないからこそ訓練も出来なければ、ノウハウも何もない。
新設したこのHOFの支部もノウハウがない。
言っては悪いが素人の集まりだ。
俺達がやってきた事を伝えていかないと、この組織は何も出来ないだろう。
フユキと話をしながら、昼食をし、オフィスに戻った。
スマートフォンを出し、楓へ連絡をした。
楓に用意してもらったランチを片手に合流場所に向かう。
フユキに指定されたのはHOFの真新しい食堂だった。
食堂は、DSOが入るオフィスにも入っていたカフェテリアとは違った。
テーブルが綺麗に並べられている。まるで、軍隊のようだ。
フユキにも言われていたから、あまり気にならないが。
その一角でフユキと対面し、昼食を摂った。
楓が用意してくれたランチだ。
楓は日本に移ってから、起きていられる時間が正常に戻っていった。
今まで、仕事をし、家事をし、慌ただしい生活を送っていたのもあり、手持ち無沙汰になるのかずっとしていなかった裁縫をするようになった。
「…レオン、ご感想は?」
フユキに言われ、率直に答えた。
「…マジか…と思った」
「だよなー、HOFも国連に加入したからな。今や立派な就職先だ。政府公認のお堅い公務員になれたら、安泰だからな。だから、新卒が多いし、訓練生上がりが雪崩れ込んできているんだ」
「だからって、実地訓練なしはキツイだろう…」
「…それを何とかする為に俺達が呼ばれたんだろう? それに、見て分かると思うけど…、あのパンデミック以来、何も起きていないんだ」
そう、その何も起きていないからこそ訓練も出来なければ、ノウハウも何もない。
新設したこのHOFの支部もノウハウがない。
言っては悪いが素人の集まりだ。
俺達がやってきた事を伝えていかないと、この組織は何も出来ないだろう。
フユキと話をしながら、昼食をし、オフィスに戻った。
スマートフォンを出し、楓へ連絡をした。