Maple tree ~Gentle time~XIX-2
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オフィスの一角にあるのが、私のデスク。
私は、ユウキ。
HOFに就職する事になった。大卒。
このHOF京都支部設立。
あのパンデミックがきっかけ。10年前に起きたパンデミック発生時、私は高校生だった。
たまたま、とある小学校に逃げ込んで、生きている人達と一緒に共同生活を送りながら救助を待った。
毎日、不安だったし、毎日怖かったけど、励まし合っていた。
そんなある日。
突然現れた外人2人。
1人は日系アメリカ人、1人はハリウッド俳優顔負けのカッコいい人。
2人に救助された。
しかし、両親をはじめ、たくさんの大事な物を無くした。
私はHOFが運営する高等学校で学位を取り、国が全額免除をしてくれる大学へ進学した。
そして、HOFに就職した。
そうしたら、上司があの人だった。
私を助けてくれた人。
運命だって思った。
だけど、既婚者だった。
でも、関係ないよね。
「…課長、欲しくなっちゃった…」
私は課長が1人で個人オフィスで誰かに笑顔で話をしているのを見ながら呟いた。
つづく
私は、ユウキ。
HOFに就職する事になった。大卒。
このHOF京都支部設立。
あのパンデミックがきっかけ。10年前に起きたパンデミック発生時、私は高校生だった。
たまたま、とある小学校に逃げ込んで、生きている人達と一緒に共同生活を送りながら救助を待った。
毎日、不安だったし、毎日怖かったけど、励まし合っていた。
そんなある日。
突然現れた外人2人。
1人は日系アメリカ人、1人はハリウッド俳優顔負けのカッコいい人。
2人に救助された。
しかし、両親をはじめ、たくさんの大事な物を無くした。
私はHOFが運営する高等学校で学位を取り、国が全額免除をしてくれる大学へ進学した。
そして、HOFに就職した。
そうしたら、上司があの人だった。
私を助けてくれた人。
運命だって思った。
だけど、既婚者だった。
でも、関係ないよね。
「…課長、欲しくなっちゃった…」
私は課長が1人で個人オフィスで誰かに笑顔で話をしているのを見ながら呟いた。
つづく