刀剣乱舞

現世で幼い妹と身体を壊した母を養うために危ない仕事で金を稼いでいたACくんが審神者になって給金の全部を家と刀剣に使ってたけど、もう大丈夫だから自分のためになることをしなさいと言われ戸惑っていたところ、近侍だった亀甲さんに好きな食べ物を聞くところから始まるさに亀。

一緒に作ったクリームシチューを食べたら肩の力が抜けてしまってボロ泣き。そこから亀甲相手にはちょっとだけ気が抜けるようになって、少しずつ人に甘える事を覚えていき、他の刀剣達とあの日キッチンで何も言わずに抱きしめてくれていた亀甲に対する感情が違うことに気付くまでの流れを書きたいよね(希望的観測)

           ・・・

やっぱりさ、人を騙したり傷付けてお金を稼ぐよりも人の役に立つような仕事したいじゃん。
結局前の仕事でも毎日命の危険はあった訳だから、まだ何かあったときに武器を持ってる人が近くに居るってだけでだいぶ違うよね。


そしたらさ、母親から連絡が届いたんだよ。
もう私達は十分に暮らせているから、貴方のお給料は貴方のために使いなさいって。

言われたは良いけどなにも思いつかなくてさ。今まで働いて寝るくらいしかしてこなかったから、趣味とかも無くて途方に暮れてさ。

1つだけ思い出したのがシチューだった。


昔食べた粉をケチった牛乳無しのやつとは別物だったんだけど妙に懐かしくて気付いたらボロボロ泣いててさ。慌てた亀甲が「ご主人様!?」って寄ってきて涙を拭ってくれたんだけど、なにも言葉が出てこなくて。そのままぐずってる俺を見てそのまま黙って抱きしめててくれたんだよな。
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