小さな子供達の悪夢に入り込んでは悪しきものを払いあやしていた刀が、山賊の襲撃によって盗み出された挙げ句愛しい子供達を惨殺するための凶器にさせられた話

その後も多くの命を奪ったため切ることしかできないただの刀だと自虐的な振る舞いをするが、本来は優しく穏やかな母のような刀。

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ここからどうするかなんですけど、小さな子供が拉致によって審神者にさせられてしまった本丸に顕現するのはどうでしょうか。
無意識の霊力によってドロップした依代から顕現。火がついたように泣きじゃくる主を泣き止ませようとするも、どうにも勝手がわからずなんとか泣き止ませようとする初期刀を見て思わず昔のような振る舞いをしてしまう……から始まる話。

来歴を同じくする刀がいなかったため逸話などは浸透しておらず、この刀といえば自虐的な戦ジャンキーで命令待ち男士、意識が刀寄りで日常生活を疎かにしがちな問題児扱い。

そこに演連に出てきた刀さんが普段通りにキリッとするも、幼女審神者に泣かれそうになった途端に慌てながら取り繕うのをやめるので、演連雑談スレが大騒ぎになって欲しい。

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「どうやら主様の母君はお外で御用があるみたいです。母君が帰ってくるまで私めと一緒に遊んではくださいませんか？」

「ええ、ええ。……主様は素敵なお名前をお持ちですね。ただ、ここではお名前を内緒にしていないと取られてお家に帰れなくなってしまうのです。」

「ですから、私の名前と交換致しましょう。もちろん内緒にしなくてはいけませんよ？だからお互いの名前を交換して、お互いのために内緒にするのです。」

「主様のお名前は私が大事に守ります。ですから、主様も私の名前を秘密にしていて欲しいのです。……私、大事な方のためじゃないとうっかりおしゃべりしてしまうから。主様、お願いしますね。」