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今日は朝から天気が悪い。
どんよりとしていて、これは絶対雨降るだろ。って感じの空模様。
「おはよ〜」
「あ、須貝さん。おはようございます〜」
「そんな暗い顔してどうしたのよ。大丈夫?」
朝から空と同じくらいどんよりとした顔をしてコーヒーいれてるのは苗字名前ちゃん。俺らQuizKnockの縁の下の力持ちである技術チームの一員だ。
「夢中になって動画見てたら朝でした…もう、眠くって…」
くぁ…と、隠すこともなく大きく口を開けて欠伸をする姿はどこかトトロと似ている。…可愛いって意味だからな?
「夜更かし名前ちゃんは誰にそんなに夢中になってたんだい?」
仕事の休憩中でも、イヤホンをして動画を見ては声を抑え切れずによく笑い声が漏れてる。何なら、仕事中でもたまに笑ってるし。笑い上戸なこの子を夢中にさせてるYouTuberって気になるじゃない?
「えー、皆には内緒にしてくれますか?」
「おー、約束するよ」
オフィスを見渡して、周りがこっちを気にしてないのを確認するとちょいちょいと手招きされる。身長を合わせるように少し膝を折って顔を近付けると、俺の耳横に小さな手で壁を作って俺より一回り程小さな顔を近付けてくる。内緒話なんて何十年ぶりだろう。
「QuizKnockです」
「えっ」
予想もしてなかった名前に思わず顔を引いて、恥ずかしそうに顰める顔を凝視する。
だって、東海とか当たり障りのない所が来るだろうなーって思うだろ。
「ほらぁ、やっぱりそういう反応になるじゃないですかー」
絶対に誰にも言わないでくださいね!
シーっと口の前に人差し指を添えるジェスチャーと共に釘を刺して、逃げるようにキッチンから出てく名前ちゃんを一拍置いて追いかける。
「お嬢さんお待ちなさいよ。ちょっと忘れ物」
コーヒー忘れてるよ。
どんよりとしていて、これは絶対雨降るだろ。って感じの空模様。
「おはよ〜」
「あ、須貝さん。おはようございます〜」
「そんな暗い顔してどうしたのよ。大丈夫?」
朝から空と同じくらいどんよりとした顔をしてコーヒーいれてるのは苗字名前ちゃん。俺らQuizKnockの縁の下の力持ちである技術チームの一員だ。
「夢中になって動画見てたら朝でした…もう、眠くって…」
くぁ…と、隠すこともなく大きく口を開けて欠伸をする姿はどこかトトロと似ている。…可愛いって意味だからな?
「夜更かし名前ちゃんは誰にそんなに夢中になってたんだい?」
仕事の休憩中でも、イヤホンをして動画を見ては声を抑え切れずによく笑い声が漏れてる。何なら、仕事中でもたまに笑ってるし。笑い上戸なこの子を夢中にさせてるYouTuberって気になるじゃない?
「えー、皆には内緒にしてくれますか?」
「おー、約束するよ」
オフィスを見渡して、周りがこっちを気にしてないのを確認するとちょいちょいと手招きされる。身長を合わせるように少し膝を折って顔を近付けると、俺の耳横に小さな手で壁を作って俺より一回り程小さな顔を近付けてくる。内緒話なんて何十年ぶりだろう。
「QuizKnockです」
「えっ」
予想もしてなかった名前に思わず顔を引いて、恥ずかしそうに顰める顔を凝視する。
だって、東海とか当たり障りのない所が来るだろうなーって思うだろ。
「ほらぁ、やっぱりそういう反応になるじゃないですかー」
絶対に誰にも言わないでくださいね!
シーっと口の前に人差し指を添えるジェスチャーと共に釘を刺して、逃げるようにキッチンから出てく名前ちゃんを一拍置いて追いかける。
「お嬢さんお待ちなさいよ。ちょっと忘れ物」
コーヒー忘れてるよ。
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