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瞳
君に少しでも僕は映ってますか?
***
一目ボレ。サッカーの練習試合の日、観戦者の中にいた君が何故か気になって仕方なかった。誰かを熱心に見つめてた。それが気になって視線を追ってみたけど結局誰かわからなかった。
「3番……」
とある練習試合の日、君が指さした先にはアップをしている3番がいた。
僕を見ていないことぐらいわかってた。だって学校が違う。まず僕を知るはずないんだ。だから別に……でも何だろうこの気持ち。
やり場のないこの気持ちを試合にぶつけた。必死に、必要以上って思われそうなくらい3番に食らいついた。
そして僕のチームは試合に勝った。でも君は3番を見ていた。
結局なにも変わらない。君に僕は映らない。
(13年?制作日不明)
君に少しでも僕は映ってますか?
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一目ボレ。サッカーの練習試合の日、観戦者の中にいた君が何故か気になって仕方なかった。誰かを熱心に見つめてた。それが気になって視線を追ってみたけど結局誰かわからなかった。
「3番……」
とある練習試合の日、君が指さした先にはアップをしている3番がいた。
僕を見ていないことぐらいわかってた。だって学校が違う。まず僕を知るはずないんだ。だから別に……でも何だろうこの気持ち。
やり場のないこの気持ちを試合にぶつけた。必死に、必要以上って思われそうなくらい3番に食らいついた。
そして僕のチームは試合に勝った。でも君は3番を見ていた。
結局なにも変わらない。君に僕は映らない。
(13年?制作日不明)