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幸せな誕生日 ※学パロ
ちょっとした設定:アリババの学校に白龍が一時的に編入。アリババたちとイリヤは違う学校。
早く会いたい。
学校が終わって全力で走る。
打っては消したメール。
結局、送信は出来なかった。
メールさえ出来ないのに、なんでこんな必死なんだろうか。
恋ってよくわからない。
彼女の学校の前、彼女を見つけた。
あれは、俺の学校の制服……。
彼女、俺が好きなったその人は、俺の友達の隣で笑ってた。
スマートホン。
映し出されてるのは今日の日付とケーキのマーク。
今日は彼女の誕生日。
彼女が俺に気付いて無邪気に笑う。
「アリババっ!」
「イリヤ、誕生日おめでとう」
それだけ告げて俺は逃げた。
あんなに会いたかったはずなのに。
家。
ベッドの上。
握ったままのスマートホン。
今日の日付が涙で滲む。
「うあああああ」
それを思いっ切りベッドに叩きつけた。
今日は大好きな彼女の誕生日。
彼女にとって幸せな誕生日でありますように。
(2013.1.27)
ちょっとした設定:アリババの学校に白龍が一時的に編入。アリババたちとイリヤは違う学校。
早く会いたい。
学校が終わって全力で走る。
打っては消したメール。
結局、送信は出来なかった。
メールさえ出来ないのに、なんでこんな必死なんだろうか。
恋ってよくわからない。
彼女の学校の前、彼女を見つけた。
あれは、俺の学校の制服……。
彼女、俺が好きなったその人は、俺の友達の隣で笑ってた。
スマートホン。
映し出されてるのは今日の日付とケーキのマーク。
今日は彼女の誕生日。
彼女が俺に気付いて無邪気に笑う。
「アリババっ!」
「イリヤ、誕生日おめでとう」
それだけ告げて俺は逃げた。
あんなに会いたかったはずなのに。
家。
ベッドの上。
握ったままのスマートホン。
今日の日付が涙で滲む。
「うあああああ」
それを思いっ切りベッドに叩きつけた。
今日は大好きな彼女の誕生日。
彼女にとって幸せな誕生日でありますように。
(2013.1.27)