イリシーまとめ
お花畑で一生懸命冠作って、それを頭に乗せて嬉しそうに歩く一人の女の子。
オレンジ色の髪にお花がとっても似合っていました。
「シーちゃんのお花の冠☆」
あれっ? ここはどこ?
森にやってきたシーリーンちゃん、どうやら迷子になってしまったよう。
アリババくんにお花の冠を自慢しようと作ってるうちに帰り道を忘れてしまったみたい。
うわあああん。
シーリーンちゃんは悲しくなって泣き出してしまいました。
どうしたの?
そこに1人の男の子がやってきました。
うわあああん。
シーリーンちゃんは男の子に飛び付き、安心感からまた泣き出してしまいました。
大丈夫だよ。
男の子はシーリーンちゃんの頭をよしよししました。
うぅ。おんなのこだよね?
どうして?
おとこのこみたいだったけどだきついたらちがった。
そう男の子みたいに見えたこの子は女の子のイリヤちゃん。
きづいてくれてありがとう。ぼくはイリヤ。
シーちゃんだよ!
シーちゃんはどうしてこんなところでないていたの?
おうちのかえりかたがわからなくなっちゃったの。
もりのでぐちまでつれていってあげる。
優しいイリヤちゃんはシーリーンちゃんと手をつないで森の出口まで仲良く歩きました。
ありがとう。
シーリーンちゃんがイリヤちゃんにお礼をいいます。
丁寧にお辞儀をするものだからイリヤちゃんは少し笑ってしまいました。
どういたしまして。もうまいごにならないようにね。
うん。
シーリーンちゃんはさみしかったことを思い出して泣きそうになりましたが、目をこすってごまかしました。
そのはなかざりかわいいね。
ほんとう? じゃあイリヤちゃんにあげる!
シーリーンちゃんはアリババくんに自慢するために作った花の冠を、イリヤちゃんの頭にのっけました。
いいの? ぼく似合わないよ?
かわいいよ! イリヤちゃん。だっておともだち!
笑顔のシーリーンちゃん。
女の子みたいな物をもらって、ちゃん付けされてイリヤちゃんはとっても不思議な気持ちになりました。
それは嫌な気持ちじゃなくて、嬉しい気持ちに似ていました。
シーリーンちゃんも女の子のお友達が出来てとっても嬉しい気持ちでした。
またあそぼうね!
シーリーンちゃんがイリヤちゃんに手を振りました。
恥ずかしくて返事は出来なかったけど、イリヤちゃんもシーリーンちゃんに手を振りました。
終わり。
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終わり方が甘いな。
絵本難しい。
(13/7/13)
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