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キモチ。
今日は特別な日だ。特別なのはボクじゃないんたけど、そわそわしている。多 分キミが知ったら笑うだろう。
「オハヨウ。なんだか眠そうだネ」
「友だちと電話してたら寝るの遅くなっちゃって……えへへ」
眠そうな顔でふにゃっと笑うといつも何倍もかわいい。きっとお祝いしてもら ったんだね。ボクもお祝いしてあげなくちゃね。「お誕生日オメデトウ」
「え、覚えててくれたの?」
「当然だヨ。祝われて嬉しかったからネ」
嬉しかったことをお返しするのは当然だよ。どうやらおめでとうの連絡をしな かったから覚えてないと思ったようだ。フフフ、サプライズは成功だね。
「はいこれプレゼント」
「ありがとう! 開けてもいい?」
「構わないヨ」
反応が見れるのは嬉しいけど、なんだか恥ずかしい。それにいい反応じゃなかったときどうしていいかわからない。
「わーかわいい! お花のヘアゴムと雪のイヤリング! 二つももらっちゃって いいの?」
「もちろン」
喜んでもらえたようで良かった。薄いピンクの花のついたヘアゴムがキミっぽ くて選んだのだけど、それだけだと寂しいかなって雪の結晶のイヤリングも追加 したんだよね。
「さっそく着けてみてもいい?」
「キミは嬉しそうに束ねた髪のゴムを付け替えた。
「やっぱり似合うネ」
「ありがとう、嬉しい。イヤリングは学校には着けられないから家に帰って試し てみるね。落としてもやだし」
真面目なところがキミらしい。
「好きだナ」
「ん? 何か言った?」
危ない、心の声が漏れてしまった。
「ウウン、なんでもないヨ」
「気になる」
「ダメ、秘密。さあ遅刻しないように行かなくちゃん」
「はぐらかされたぁ」
「また今度ネ」
また今度、ちゃんとボクの気持ち伝えるから。
キミが好きだよ。 生まれて来てくれてありがとう。
(19.01.31)
友だちの誕生日記念に書いたSS
今日は特別な日だ。特別なのはボクじゃないんたけど、そわそわしている。多 分キミが知ったら笑うだろう。
「オハヨウ。なんだか眠そうだネ」
「友だちと電話してたら寝るの遅くなっちゃって……えへへ」
眠そうな顔でふにゃっと笑うといつも何倍もかわいい。きっとお祝いしてもら ったんだね。ボクもお祝いしてあげなくちゃね。「お誕生日オメデトウ」
「え、覚えててくれたの?」
「当然だヨ。祝われて嬉しかったからネ」
嬉しかったことをお返しするのは当然だよ。どうやらおめでとうの連絡をしな かったから覚えてないと思ったようだ。フフフ、サプライズは成功だね。
「はいこれプレゼント」
「ありがとう! 開けてもいい?」
「構わないヨ」
反応が見れるのは嬉しいけど、なんだか恥ずかしい。それにいい反応じゃなかったときどうしていいかわからない。
「わーかわいい! お花のヘアゴムと雪のイヤリング! 二つももらっちゃって いいの?」
「もちろン」
喜んでもらえたようで良かった。薄いピンクの花のついたヘアゴムがキミっぽ くて選んだのだけど、それだけだと寂しいかなって雪の結晶のイヤリングも追加 したんだよね。
「さっそく着けてみてもいい?」
「キミは嬉しそうに束ねた髪のゴムを付け替えた。
「やっぱり似合うネ」
「ありがとう、嬉しい。イヤリングは学校には着けられないから家に帰って試し てみるね。落としてもやだし」
真面目なところがキミらしい。
「好きだナ」
「ん? 何か言った?」
危ない、心の声が漏れてしまった。
「ウウン、なんでもないヨ」
「気になる」
「ダメ、秘密。さあ遅刻しないように行かなくちゃん」
「はぐらかされたぁ」
「また今度ネ」
また今度、ちゃんとボクの気持ち伝えるから。
キミが好きだよ。 生まれて来てくれてありがとう。
(19.01.31)
友だちの誕生日記念に書いたSS