enst
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
marriage
「今年の誕生日プレゼントは何が欲しイ?」
お家デートでまったりしている時、夏目くんに聞かれた。
「ストレートですね。考えるのやめたの?」
「もうサプライズも飽きてきただろうし欲しい物をもらうのが有益だと思うネ」
「それはそうだけど」
毎年夏目くんはとびきりの魔法で私に幸せをくれる。飽きることなんてないけど、考えるのも大変だよねとは思う。もう何回も二人で過ごしているわけだし。でもやっぱりちょっと寂しい。
「カバンとか時計とかそういう指定だったらどれがいいか考えるからいいことにしなイ?」
「良しとしましょう」
「感謝するヨ」
けど何にも考えてなかったから何を言うのがいいのか迷うな。
「指輪! とびきりのやつね!」
「それプロポーズの要求かナ」
「してくれるの? そういうつもりじゃなかったけどまあ夏目くんとはそろそろ結婚してもいいんじゃないかなあって思ってました」
まさかの展開で恥ずかしいんですけど。そして私は何を言っているのか。
「するヨっていうかボクもそろそろ結婚したいから誕生日にプロポーズもしようと思ってたんダ」
「……うそ」
結婚意識されてないのも困るけどこういう展開も困る。
「ウソじゃないヨ。急にリアルな反応しないでもらえル? もう仕方ないムードもないしあれだけど、結婚してください」
まさかのタイミングでのプロポーズにとりあえず頷くことしか出来なかった。
(20/01/31)
「今年の誕生日プレゼントは何が欲しイ?」
お家デートでまったりしている時、夏目くんに聞かれた。
「ストレートですね。考えるのやめたの?」
「もうサプライズも飽きてきただろうし欲しい物をもらうのが有益だと思うネ」
「それはそうだけど」
毎年夏目くんはとびきりの魔法で私に幸せをくれる。飽きることなんてないけど、考えるのも大変だよねとは思う。もう何回も二人で過ごしているわけだし。でもやっぱりちょっと寂しい。
「カバンとか時計とかそういう指定だったらどれがいいか考えるからいいことにしなイ?」
「良しとしましょう」
「感謝するヨ」
けど何にも考えてなかったから何を言うのがいいのか迷うな。
「指輪! とびきりのやつね!」
「それプロポーズの要求かナ」
「してくれるの? そういうつもりじゃなかったけどまあ夏目くんとはそろそろ結婚してもいいんじゃないかなあって思ってました」
まさかの展開で恥ずかしいんですけど。そして私は何を言っているのか。
「するヨっていうかボクもそろそろ結婚したいから誕生日にプロポーズもしようと思ってたんダ」
「……うそ」
結婚意識されてないのも困るけどこういう展開も困る。
「ウソじゃないヨ。急にリアルな反応しないでもらえル? もう仕方ないムードもないしあれだけど、結婚してください」
まさかのタイミングでのプロポーズにとりあえず頷くことしか出来なかった。
(20/01/31)