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0314
「はい、どうゾ」
差し出したのは小さめの青い箱。
「開けていい?」
「もちろン」
「わーチョコレート! 夏目くんが作ったの?」
そう、中にはボクが返礼祭のために事前練習で作った中の力作が詰めてある。
「ウン、返礼祭があるからネ。一番に食べてほしくて。お返しはもっと高価な方が良かったかナ?」
「ううん、そんなことないよ。夏目くんのその気持ちが嬉しい。さっそくいただきます。美味しい!」
嬉しそうな顔が、ボクを幸せにするんだ。さぁボクの番。
「よかッタ。じゃあ行くヨ」
「どこに?」
「それは秘密」
ホワイトデーはとびっきりのお返しをすると約束したからね。
(2018)
「はい、どうゾ」
差し出したのは小さめの青い箱。
「開けていい?」
「もちろン」
「わーチョコレート! 夏目くんが作ったの?」
そう、中にはボクが返礼祭のために事前練習で作った中の力作が詰めてある。
「ウン、返礼祭があるからネ。一番に食べてほしくて。お返しはもっと高価な方が良かったかナ?」
「ううん、そんなことないよ。夏目くんのその気持ちが嬉しい。さっそくいただきます。美味しい!」
嬉しそうな顔が、ボクを幸せにするんだ。さぁボクの番。
「よかッタ。じゃあ行くヨ」
「どこに?」
「それは秘密」
ホワイトデーはとびっきりのお返しをすると約束したからね。
(2018)