お年玉SS
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地球の軌道上に浮かぶアメノミハシラ、いつもは戦いの舞台になるが、今日はモビルスーツも無く静かに地球を仰いでいた。
「皆、今日は忙しい中集まってくれたわね、新年のパーティーだ遠慮せず楽しんでって欲しい」
ここの主であるミナは普段よりにこやかに挨拶をした。
パーティー会場のテーブルには豪華な食事が並んでいた。
サーペントテールに入ったばかりのリノにとっては初めてのパーティーだった。ザワザワする会場のなかで一人もじもじしている反面、呼ばれたゲストらは昨年の出来事や今年の目標、予定の話に花を咲かせていた。
パーティー開始から約三十分後、一人の男が遅れて会場の扉を開け堂々と入って来た。
「遅いじゃないか劾!今年もアレやるのか!」
程よく料理を堪能したイライジャは、遅れてきた劾に咎めも無くワクワクした様子で話しかけた。
「遅くなった、今年はいつも以上に人数が多くて準備に手間取ってしまった」
話し掛けられた劾も普段とは変わらないが、声のトーンは明るくなっている。
そして、劾は会場内にいる二十歳以下の子に一人一人に何も言わず小さな封筒を渡していった。
「わぁーい!劾!今年もありがとう!」
と風花は年相応の子供の表情で手渡された封筒を持っていた。
「何だこの封筒は?まさか俺への挑戦状の案内か?俺はいつでも挑戦受けるぞ!」
興奮するカナードに隣のイライジャが説明し始めた。
「違うぞ、カナード。これはお年玉と言ってなぁ、目上の人が目下の人に今年1年元気に過ごせる為の儀式で、ある意味劾からのプレゼントだ。劾はそう言った所も大切にする部分があって」
「そうなのか……俺の存在を認めてるのか……」
「劾なりの表現だ」
「あ、ありがとう……プレアにもこの事報告しないとな……」
カナードはイライジャからの話を聞き一気に興奮は引いていき少し嬉しそうな表情をしていた。
一連の流れを見たリノは、彼から「お年玉」と言うものを貰うのを知り少し緊張していた。いつもは冷静な上司で表情の裏にある本性や本音が分からない部分があるからだ。
阿吽の呼吸の様に仕事をこなす仲間たちに比べて新人の自分は自信がなかった。
「リノ……」
「はっ、はい!」
「明けましておめでとう、お年玉だ」
「劾さん、あ、ありがとうございます!」
「フッ……リノ、お前は新人だが良くここまで頑張った……来年もここにいよう……」
サングラスの奥の瞳がわずかに和らいだ様にリノは見えた。一瞬の間だが、こちらに向け無事で居る事を願う表情であった。
「皆、今日は忙しい中集まってくれたわね、新年のパーティーだ遠慮せず楽しんでって欲しい」
ここの主であるミナは普段よりにこやかに挨拶をした。
パーティー会場のテーブルには豪華な食事が並んでいた。
サーペントテールに入ったばかりのリノにとっては初めてのパーティーだった。ザワザワする会場のなかで一人もじもじしている反面、呼ばれたゲストらは昨年の出来事や今年の目標、予定の話に花を咲かせていた。
パーティー開始から約三十分後、一人の男が遅れて会場の扉を開け堂々と入って来た。
「遅いじゃないか劾!今年もアレやるのか!」
程よく料理を堪能したイライジャは、遅れてきた劾に咎めも無くワクワクした様子で話しかけた。
「遅くなった、今年はいつも以上に人数が多くて準備に手間取ってしまった」
話し掛けられた劾も普段とは変わらないが、声のトーンは明るくなっている。
そして、劾は会場内にいる二十歳以下の子に一人一人に何も言わず小さな封筒を渡していった。
「わぁーい!劾!今年もありがとう!」
と風花は年相応の子供の表情で手渡された封筒を持っていた。
「何だこの封筒は?まさか俺への挑戦状の案内か?俺はいつでも挑戦受けるぞ!」
興奮するカナードに隣のイライジャが説明し始めた。
「違うぞ、カナード。これはお年玉と言ってなぁ、目上の人が目下の人に今年1年元気に過ごせる為の儀式で、ある意味劾からのプレゼントだ。劾はそう言った所も大切にする部分があって」
「そうなのか……俺の存在を認めてるのか……」
「劾なりの表現だ」
「あ、ありがとう……プレアにもこの事報告しないとな……」
カナードはイライジャからの話を聞き一気に興奮は引いていき少し嬉しそうな表情をしていた。
一連の流れを見たリノは、彼から「お年玉」と言うものを貰うのを知り少し緊張していた。いつもは冷静な上司で表情の裏にある本性や本音が分からない部分があるからだ。
阿吽の呼吸の様に仕事をこなす仲間たちに比べて新人の自分は自信がなかった。
「リノ……」
「はっ、はい!」
「明けましておめでとう、お年玉だ」
「劾さん、あ、ありがとうございます!」
「フッ……リノ、お前は新人だが良くここまで頑張った……来年もここにいよう……」
サングラスの奥の瞳がわずかに和らいだ様にリノは見えた。一瞬の間だが、こちらに向け無事で居る事を願う表情であった。
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