迅羽の合間に
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初めて見る彼の姿に内心驚きながらリノも言われた通りに脱ぐことにしたが、まだどうしても恥じらいの方が強いが上から脱ぎブラジャーの姿になった。しかし、あの身体のシルエットが忘れられられないリノは背中を向けた劾をぼんやりと見惚れていた。
「早く下も脱ぎなさい!」と何者かに急かされたかのように「ボトッ!」と偽装したブルーフレームと木々の合間に溜まった雨水がテントの天井が叩きリノが今やるべき事を思い出させ、ズボンとブーツを脱ぐことにした。
「うっっ、痛っ……」
いざリノがズボンを脱ごう思い立ち上がった瞬間、左足に激痛が走る。恥じらいと寒さで忘れていたが彼女の足は怪我をしていた。時間が経てば痛みもジワジワ強くなる。
応急処置の準備中をしていた劾は彼女の声に気付き今はズボンとブーツが脱げず困っている事を察する。準備を終えると彼女の前にしゃがみすぐにブーツの紐を解く。
艶やかな髪の毛が近い。
手を伸ばせば彼の髪に触れる事が出来るリノだったが、流石にそんな事は出来なかった。目の前にいる男はこれから出撃をしようとしている仕事仲間だ。
死線も潜り抜け、時に怪我した仲間を共に運んだり、運ばれ今回みたいに抱きかかえた事も複数回あった。
任務が終われば仲間と飲んだり、そこに仲の良いジャンク屋も加わり彼の機体の整備の手伝いやデータの整理をしたりそれが日常だった。
しかし、寝る前にその日あった事を思い出すと彼の顔が浮かぶし、何となく彼の後ろを目で追ったりして気が付いたら彼女の中で彼の存在が大きく感じていった。だけど、この気持ちは伝えてはいけない。伝えてはならない。蓋にして閉じ込めよう。辛いけどそうしなければ、この戦場では生きていけないからだ。
「ブーツは外した、立ち上がれるか?」
リノに劾からの問いかけられる。立ち上がろうとしたが、太ももの切り傷の痛みで上手く立ち上がれない。
「いっ……、駄目太ももの痛みがあって力が入らない」
「分かった、そのままベッドに横になってくれ」
座った体勢でお尻をぐるんと九〇度回し横になった。
向きと体勢を変えたことを確認し、劾は彼女のズボンの左脚側の破損と血の滲みも確認する。実際ズボンを脱がさないと怪我の実態が分からないので、彼女の左脚に痛みが響かない様にズボンのチャックに手をかけていった。
ゆっくりとチャックを下げ終わると次は脱がす作業だ。
「リノ、右脚は動かせるか?」
「うん、動かせるよ」
「分かった、右脚側から脱がすからリノは少し脚を上げてくれ」
右脚をリノは上げ、その浮いた空間に劾の太い左前腕が入り込んだ。
左脚にぶつからないよに気を付けながら、ウエストを掴みそのままスライドさせ右側は簡単に脱がせる事が出来た。
「次は左側だ、痛みがあったら言ってくれ」
次は最初難関である、怪我している左側だ。劾は彼女の左側脚を上げることにした。
だが、劾はある違和感に気が付いてしまう。
自分の筋肉の質感とは違う、彼女の柔らかくしなやかな質感の臀部に。
触れてしまった。