デフォルトは「水無月咲涼(ミナヅキ キスズ)」となります。
最も偉大な発明家は誰か?
What's your name?
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【あとがき】
こんにちは、零珠です。
「最も偉大な発明家は誰か?」を読んでいただき誠にありがとうございます!
オプティマス長編を完結させ、当時とても筆が乗っていた私はすぐに今回のアイアンハイド長編を書き始めました。
そこそこの放置期間がありながらも、何とか完結させられたことに安堵しています。
私自身、アイアンハイドのような無骨な男が好きでたまらないのですが、夢小説となるとサイドスワイプやジャズのような爽やかイケメンばかりがフォーカスされる。もちろんアイアンハイド夢がないわけじゃないのですが、やっぱり少なくて……もう自分で書くっきゃねぇだろ!! と奮起した次第です。
す~~~っごくいい男だと思います、アイアンハイド。この長い長い話を、あとがきまで読んでくださるような方ならばアイアンハイドの良さを分かっていただいていると思いますが!
今回の話では、タイトル(とそのアンサー)に沿って“偶然”という言葉をよく使ったかなぁと感じます。
偶然出会って、偶然恋に落ちて、偶然両想いになって……っていうのは、物語の中ではお決まりのパターンですよね。別に珍しくもなく、当たり前みたいなこと。
でもそれって特別なことなんだよ、ということを書きたかった……のかもしれません! 自分でもちょっとよく分かりません!
この話のサビは「お前と出会わなければ、俺はオートボットの勇敢な戦士のままで居られた。それでも、出会えて良かった」です!! ここを書きたかったんです!!
それと、主人公ちゃんとアイアンハイドに同じ言葉を言わせたり、対照的にしてみたり、ちょっと意図的に遊んだ部分が多かったかな~と思います。特に作り笑いが下手だと茶化すシーンは顕著ですね。
好きな人と行動や言動は似ると言いますからね、こうやって「このひとたち両想いじゃん……」みたいな雰囲気を出すのが楽しいんです。
オプティマス長編で全く出せなかったジョルトを、今回は登場させることができました。
当初、主人公ちゃんに恋をしてアイアンハイドと争うシーンを書こうと思っていたのですが、噛ませ犬的な存在は苦手なのでやめました。ジョルトはきっと主人公に恋していたけど、本人すらはっきりと自覚していない。だから主人公にあれこれ関わろうとはしても好きだと伝えることはない。微妙な距離感に収められた……かな……?
本当はモブの噛ませ犬も登場させたくないんですが、迷走しすぎて、書いてしまいました。もっと上手に話を構築できたはずでした。
ストラップを渡してきた占い師は、どうしてオールスパークの欠片なんて大層なものを持っていたのか、などの話も全く書けませんでした。
物語において大して重要ではないのですが、書かなかったらそれはそれで「あれって何だったの?」と気になってしまう人もいると思うんですよね。私はそうです。
だからどこかでさらっと書ければ良かったんですが、タイミングがなく……。
何はともあれ、無事に完結できたことを喜びたいと思います! 次に書く予定はTF長編ではありませんが、読んでくださると嬉しいです!
長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
零珠/2024.7.7.
57/57ページ