○○しないと出れない部屋
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ハナと手持ちの皆
IN 隣の人に日頃の感謝を伝えないと出れない部屋
伊「ハナ、起きろ」
『んー、あと5分…』
蒼「起きないと氷付けにしますよ?」
『はっ!』
和「ハナちゃんおはよー」
『おはよう…ってここどこ!?』
目を覚ますとそこは真っ白な箱(?)の中だった
遥「それがさぁ、わかんないんだよねぇ」
亜「技ぶっぱなしてもびくともしねぇ」
『まじか』
瑠「ハナ、これ…」
すると瑠加は一枚の紙を渡してきた
『ん?なにこれ…』
全員「隣の人に日頃の感謝を伝えないと出れない部屋??」
亜「なんだこれ」
瑠「…壁にサイコショック打ちまくってたら、降ってきた」
全員が天井を見上げる
だが、一面真っ白で何もない
『まっ○○くろすけ…キラキラ』
伊「いや黒は目立つ
きっと、まっしろしろすけだ」
和「いっちゃん、そこ!?」
蒼「問題はどうやってここから抜け出すかですが…」
『やっぱり、これやるしかないんじゃない?』
伊「やってみる価値はありそうだ
順番にやっていこう」
『おっけー、じゃあみんな円になって!』
私から時計回りに
伊吹
亜嵐
和輝
瑠加
蒼真
遥希の順にならんだ
『はい、じゃあ私から…
伊吹、私のお世話してくれてありがと
本当に感謝感激雨嵐です
これからもお世話よろしくね
どうか私を見捨てないで』
伊「見捨てないから大丈夫だ」
『伊吹好きギュー』
伊「俺もだ」
遥「…次いこうよ、ここから早く出たいしグイッ」
伊吹からハナを剥がしながら遥希が言う
伊「そうだな
亜嵐、俺は初めて出会った時、こんなにアホなやつは初めて見たと思った」
亜「お前だけには言われたくねぇよ」
伊「でも、旅を続けているうちにそれは違うと気づいた
アホなようで勘が良いし、乱暴なようで優しい
亜嵐は決めるときは決める男だ
そんなお前が俺の相棒で誇らしく思う
ありがとな」
亜「おう」
『なにこれ、目から大量の水が…』
亜「あー、擦んな、腫れるだろ
…こっち向けフキフキ」
亜嵐はハナの顔を優しく拭いた
和「アラちゃん、それ俺の上着…」
亜「あ?良いだろ別に」
和「良くないから!」
『これめっちゃ和輝の匂いする』クンクン
和「え!可愛い!もっと使って良いよ!」
亜「……ポィッ」
和「あ゛、ちょ!!」
亜「よし、さっさと終わらせよう
一回しか言わねぇからよく聞けよ?」
和「うん」