強く、
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ー瑠加sideー
『絶対亜嵐に嫌われたよぉぉぉぉ、何でかな!私なんかしちゃったかなぁぁぁ!?どうしよぉ瑠加ぁぁああ( ;∀;)』
瑠「…大丈夫だよ」ヨシヨシ
抱き付いてきたハナの頭を撫でる
一足先にフウジョタウンに向かったハナと瑠加は15番道路を歩いていた
出逢ったときもこうしてハナの頭を撫でて慰めてたっけ
…髪、やっぱり綺麗だな
『この前亜嵐の唐揚げ取っちゃったからかなぁ?いや、あれは亜嵐がくれたし…
でも、この前だって杏仁豆腐も貰っちゃったし、、それともたこ焼きかな?
ああああぁぁ、心得たりが多すぎるぅぅぅ』
瑠「…大丈夫、亜嵐はハナのこと嫌いになったりしない」
『ほんと?』グスッ
瑠「ほんと」
亜嵐は君のこと大好きだから君を嫌いになったりしない
きっと何かあって、亜嵐なりにハナを守ろうとしたんだと思う
『うぅ、そうだと良いけど…』
瑠「うん、きっと大丈夫」
『瑠加好きぃぃ』
瑠「…僕も好きだよ」
でもきっと、僕と君が言う“好き”は少し違うんだろうな
『ふふっ、嬉しい!
そーいえばさ、瑠加って最近、雰囲気変わったよね!』
瑠「雰囲気?」
『うん!何て言うか、話しやすくなった!
あ、前まで話ずらかったとかじゃないよ?』
瑠「!…そうかな?」
そう、なのかな?
確かに、ここ最近は直ぐに言葉が出てくる気がする
それどころか、もっと話したいとすら思うこともある
でも、本当にそうなのだとしたら
瑠「それは……たぶん、ハナのおかげ」
『私?』
瑠「うん、ハナが話すことの楽しさを教えてくれたから
…それに」
『それに?』
瑠「…今は皆がいるから」
伊吹と亜嵐、遥希に蒼真と和輝
皆、心の暖かい人だ
冷たい心で凍えてた心が、暖かい心の人たちと接してるうちに溶かされたのかもしれない
瑠「……ハナ」
『ん?』
瑠「少しだけ……僕の話聞いてくれる?
…ハナと再会する前の話」