想い
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なんでこうなった
和「はい、ハナちゃん、あーん」
伊「和輝、ご飯物ばかり食べさせ過ぎだ、次は野菜だ野菜」
和「ごめんごめん、ハナちゃんご飯似合うから、つい」
なんと、厨房で皆に朝ごはんを食べさせられているのだ
『ご飯が似合うって…新手の嫌み?
ていうか、遥希、これは一体…』
遥「んー?これ?これはねぇ、“ボクと亜嵐と蒼真が”作った料理を“伊吹と瑠加と和輝が”食べさせるとこによってハナの細胞をボクたちで染め上げようと思って!」
遥希が包丁を片手に言う
ひぇぇえ、包丁仕舞お?、てか、細胞って、、
あの、怖いよ、うん
『わ、私の細胞を…?』
遥「うん!ほら、人の細胞ってどんどん新しくなるでしょ?
その時にボクたちがハナに送り込んだ栄養がハナの細胞を作っていくんだよ!」
『ひぇえ』
狂気を感じるよ
亜「軽くホラーだな、どんまい」
『同情するなら止めてくれ』
蒼「亜嵐、口じゃなくて手を動かしてください」
亜「はい……」
いや、亜嵐止めてよ
てか、何で蒼真そんなに乗り気なの?ねぇ、ちょっと
蒼「(怯えた目……良いですね、ゾクゾクします)」
亜「(…隣から悪寒が…)」
瑠「……あーん」
『うん!美味しい!美味しいよ!!美味しいんだけどさ!!!普通に食べたい!!!!』
瑠「…僕じゃやだ…?」シュン
『あああああ、違うの!!そうじゃないの!!寧ろウェルカム!!だけど、そうじゃないの!!』
ねぇ、誰か分かって!!そうだけどそうじゃないの!!
伊「全く、そんなに何に不満があるんだ」
『何もかも全部にだよ!!!』
和「まあまあ、落ち着いて…あ、ハナちゃん、オムレツが来たよ~
わ、チーズ入ってるよ、良かったね~
はい、あーん」
『ん~、ふわっふわっとろっとろっ、、ってそうじゃなくて!!
え、誰も変だなって思わないの?何か違うなって思わないの?
え、私がいけないの?』
伊「そうだな…ほら、ポークソテーだぞ、よく噛んで食べろ」
『ん~、美味しい~』
亜「ま、これはお礼だと思え」
『え?』
瑠「いつも…僕達のために頑張ってくれてるお礼…」
蒼「それに、貴方は食事の時が一番幸せそうな顔をしますから
私たちはその顔が見たいんです」
和「うんうん!だからたっくさん食べてね!」
『っ、みんな好きぃぃぃぃぃぃぃ』
それから小一時間、私は食べ続け、山盛りになった食器を見たコックさん達にドン引かれた