想い
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ー遥希sideー
「ねぇねぇ、このドレスどう?
お父様が今日のために買ってくれたのよ!」
遥「うんうん!とっても綺麗でおねーさんに似合ってるよ!」
知らねぇよ
ハナが着た方が似合うわ
あー、駄目だハナに会いたいハナに会いたい…
「えー、私なんて綺麗じゃないよ~」
遥「おねーさんとっても可愛いよ!
もっと自信もって!」
いや、ドレスを褒めただけであってお前が綺麗とか言ってないんですけど
自己評価高すぎじゃない?
あぁ、ハナに会いたい、ハナに会いt(以下略
「そんな事言ってくれるのハルくんだけだよ~……あのさ、ハルくん、この後二人で…」
「ちょっと!私のハルくんにベタベタ触らないでよ!」
別の女がやって来て今まで相手をしていた女を押し退けた
いや、何処から沸いてきたんだよ
あとお前のものじゃねぇよ
あぁ、早くハナに((以下略
「そうよそうよ!抜け駆けなんてさせるものですか!」
うわぁ、次から次へと沸いてくんだけど
地獄かよ
チラリと和輝の方を見る
「えー、カズくん末っ子なの!」
和「うん、お姉ちゃんが3人いて
結構甘やかしてくれてたんだ~」
「そんな感じする~
てことで、私達も甘やかしたげる~
はい、あーん」
和「あーん、んー美味し~!」
ご覧の通り和輝はこの地獄をエンジョイしている
遥「チッ…女子かよ」ボソッ
「あんた、結婚するなら年上が良いって言ってたじゃない!譲りなさいよ!」
「それとこれとは違うでしょ?
あんたこそいいのぉ?
絶対とジョンソン結婚する!って言ってたじゃないの
それって浮気じゃなーい?あ、そうだった!あんた、結婚を目前に浮気されたんだったわねぇ、ごめんなさいねぇ?」
「はぁぁあああ??
あんた、表出なさいよ!許さないから!」
段々とヒートアップしていき、今度は取っ組み合いを始めた
これだから女は嫌いなんだよなぁ
それに比べてハナはどうだ?
綺麗で気遣いもできて、面倒見が良く努力家、健気、料理上手…
自分の主人は女神だったのか
ここにいる殆どは料理や家事などしたことがないだろう
ハナだってそんな事しなくても良い環境下で自ら進んで修得したのだから尊敬ものだ
あー、早くこんなの終わんないかな
そんな事を思っていると、この会場で一番大きな扉が開いた
現れたのは今、一番会いたかった人だった