想い
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遥「あとさ、この際だから言っておくけど俺、お前のこと認めた訳じゃないから」
豪華な装飾の施された廊下を歩いているとハルちゃんが言い出した
和「…まあ、そうだよね」
今まで敵陣営に所属していた訳だから疑われるのも当然だよね
遥「ハナに何かしたらどうなるか分かるよね?まあ、そんな事させないけど
何か怪しいことが一つでもあったら直ぐに潰すから」
亜「んな物騒な話すんなよ遥希
仲良くしろ、仲良く」
アラちゃん…
こんな素性の知れない俺でも庇ってくれるなんて…!!
和「いいよ、アラちゃん
ハルちゃんの言うことも分かるし…ね?」
亜「あ?蒼真キレると怖ぇえんだよ
想像するだけで鳥肌たつわ」
瑠「…精神的にも物理的にもその場が凍る……」
あ、庇ってくれた訳じゃなかったのね
てか、物理的にその場が凍るって蒼ちゃんやりすぎじゃない?
………
「此方になります…それではごゆっくりお過ごし下さいませ…」
ギギギギギ……
大きな扉が開くと共に視界に飛び込んできたのはまるで別世界のようだった
真っ赤なカーペット
沢山のシャンデリア
美味しそうな料理
聞こえてくる美しい音色
会話を楽しむめかし込んだ男女
亜「旨そ、やべーな」
遥「とっとと終わらせてハナ連れて帰ろ」
亜「ん、行くか」
瑠「……」コクン
遥「さてと、ん゛ん゛…そこのおねーさん達!良かったらボク達とお喋りしなーい?」
なんと言うことでしょう
暴言を吐きまくっていたハルちゃんが御姉様方に愛想を振り撒いているではないですか
その表情はまるで天使のよう
「えー、何この子ちょー可愛いんだけど~」
「こっち来なよ~」
すると、沢山の女性が集まってきた
ハルちゃんナイス!!
遥「お、ま、え、も、は、や、く、や、れ(口パク)」
和「わ、分かってるって!(口パク)」
チョンチョン
誰かに袖を引っ張られ、振り向く
「わ!大当たり!!皆!久々のイケメンよ!!」
和「え…」
「「キャー」」
和「うおっ」
亜「囮に成らなくてよかった」
瑠「………」コクン