想い
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ー和輝sideー
みんな!初めまして~!和輝だよ~!
いや~、目を覚ますとあらまぁビックリ!ほぼ地球の裏側にいました~!
ほんとビックリだよねぇ~
俺も最初は凄く戸惑ったし、故郷の友達にも会えないと思うと何で俺がこんな目に会わなきゃいけないの~!!って思ったんだよね
でもねでもね!
俺のトレーナーになってくれたハナちゃん!!
凄く可愛いの!!
しかもね!可愛いだけじゃなくて優しいし、面白いの!!
それに、まだちょっとしか一緒に過ごしてないんだけど、
いっちゃん(伊吹)やアラちゃん(亜嵐)達も凄く良くしてくれるから凄く楽しいし!
何て言うか居心地がいいんだよね~
だからたぶん、カロス?地方でも俺やっていける気がする!
和「……で、何で俺らはこんなお城にいるの?」
伊「パーティーがあるからだ」
和「うん、それは聞いたんだけど
こんなお城でやるの?シャンデリアとか初めて見たんだけど、これもしかして金?
え、何?ハナちゃんって一体何者なの?」
蒼「落ち着いてください」
亜「いや、これが普通の反応だろ」
執事姿の伊吹、蒼真と、かっちりとした正装を着た亜嵐、遥希、瑠加、和輝
なんとも異様な光景だった
このお屋敷に着いたと思ったら、突然この正装に着替えろって渡されたんだけど、
なんかモーツァルトとかが着てそうなんだよね、この服
んー、きっちりしすぎてなんか息苦しいな
ハナちゃんと別室にされちゃうし~
あ、でもお洒落したハナは見たいね!
きっとすっごく可愛いんだろうなぁ~
遥「そんな事より、作戦会議!
誰がどこにいけばいいの?」
遥ちゃん(遥希)の言う作戦会議ってのは、アサガオ?って言うハナちゃんの追っかけの住んでたお部屋に潜入するんだって!
時間がないからあんまり説明聞けなかったけど、
いくらハナちゃんが可愛いからって女の子に迷惑かけるのは良くないよね!!
蒼「では順番に話します
まず、私と伊吹は執事としてパーティーに出席しなくてはなりません
よって私と伊吹が潜入するのは到底不可能です」
亜「まじかよ…お前らじゃねぇと絶対迷うだろ…」
伊「それと、今回のパーティー、色々と厄介だ
まず、 予定ではうちより階級の高い男子のみ参加だったが、予定が変更になってうちの分家…つまりハナの親戚に当たる人の参加も許可された
まあ、分家のご機嫌とりのためだろうが」
和「?それの何が厄介なの?」
蒼「分家の男女比は女性の方が圧倒的に多いんです
ですから、少しばかり…いや、だいぶ積極的な方が多いので絡まれる、いえ、囲われるといった方が正しいでしょうか」
伊「そして、一度狙ったら離さないのが彼女らだ
だから、一度囲われたらパーティーが終わるまで…下手したら連れて帰られたり………」ガクブル
蒼「伊吹も一度拉致されかけたことがありますからねぇ…
まぁ、そう言う方々を今まで散々見てきたので皆さんも気を付けてください、皆さんは並みより容姿が優れているのをきちんと理解してくださいね」
伊「そこで囮作戦を実行しようと思う」
和「囮?」
伊「男に群がる習性を利用して誰かが目立つ行動して群がらせる
そうすれば他は抜け出せることができる」
遥「成る程ね、てことで囮は和輝ね」
和「どういうこと!?」
遥「女好きそうだから?」
和「た、確かに女の子は好きだけどさ~」
可愛いし、良い匂いするし?
亜「つか、女好きなら遥希も負けねぇだろ」
遥「勝手に引っ付いてくるだけだよ、こっちは寧ろ迷惑してんの」
アラちゃんにハルちゃんは重度の猫かぶりって聞いたけど本当なんだな
蒼「まあ、囮は一人では足りないので遥希もお願いします」
遥「えー」
伊「だから、亜嵐と瑠加に見に行ってもらいたい
それで場所なんだが、少し離れたところにあるから分かりにくい
ちゃんと今言うことを覚えてほしい」
亜「迷う自信しかねぇよ」
瑠「……頑張る」
亜「俺も頑張る」キリッ
アラちゃんって、るーちゃんのこと大好きだよね
るーちゃん可愛いし気持ちはすっごく分かるよ
伊「まず、会場の南扉を出てすぐ右に階段がある、それを上る
上ると廊下の窓から中庭が見えるはずだ
其処にたどり着ければ後は楽だ
もし、ここから先で迷いそうなら飛び降りてもいいぞ」
いやいや、飛び降りるって
亜「ん、それが確実だわな」
えぇ…
伊「まあ、正規のルートを伝えておくと、そのまま廊下をまっすぐ進んで三つ目の角で左に曲がる
そのあと二つ目の角で右、進んで最初の角で左
そのあとも真っ直ぐ進んで突き当たりの階段を下りる
降りたら中庭に出れる
中庭に出たら東に進む
暫く歩くと小屋が見えてくるはずだ」
亜「無理だ、飛び降りよう」
和「確かにこれは覚えらんないや
てか、アサガオって此所に住んでたってことはお坊ちゃんでしょ?
なんで小屋なんかに住んでたの?」
蒼「それは、…コンコン「お時間です」すみません、もう行かなくては…
また後で話しましょう、伊吹」
伊「あぁ、皆、任せたぞ」
蒼「くれぐれも仲良くしてくださいね?」
亜「おうよ」
和「任せてよ!」
遥「ん」
瑠「………」コクン
そのあと、いっちゃんと蒼ちゃんは部屋から出ていった
暫くしてメイドさんがお迎えに来てくれた
会場まで案内してくれるようだ