想い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「っ、退却だ!!」
恐らく、リーダーと思わしき人が命令しフレア団のほとんどが去っていった
事態はこれで終結かと思われた
が、
「アラ?何で皆負けてるの?」
「後でお仕置きが必要ね…」
そこにはオキナと同じような服とゴーグルした女が二人いた
バラ「そこの坊や?」
緑髪の女が遥希に言う
バ「うちのオキナを泣かせてくれたらしいじゃない」
コレア「今日のところは勘弁してあげるけど覚悟しておきなさい?」
遥「………」
コ「それと、貴女…」
紫髪の女はハナを見て言った
コ「生憎うちの優秀なアドバイザーは今ここにいないのよ
貴女が来たことを彼に伝えたら、貴女から来てくれたのはとても嬉しいけど、もう少しで迎えに行けるから、って」
『……そうですか』
コ「バラ、行きましょ」
『っ待って、』
バ「何?ジムリーダーも来てるし早く逃げたいんだけど」
『あなた達は何が目的なの?何を望んでいるの?』
コ「争いのない美しい世界、かしら?」
そう言うと二人は残っていた団員を連れて颯爽と去っていった
亜「全く、何がしたかったんだ?」
『それな?
あ、そーいえば聞きたいこと?あるんじゃなかったっけ?』
ハナはアンジェリーナ(仮)に尋ねる
「あ!忘れてた!」
亜「忘れんなよ」
「ごめんごめん!
えっと、ここって何処だかわかる?
204番道路でお昼寝してたら気づいたらここにいてさー」
204番道路?何言ってんだコイツ
皆を見ると皆も顔に?マークを浮かべている
「いやー、ビックリだよね!
目が覚めたらモンスターボールの中でさ、試しに出てみたらココドコ状態だし、
いきなり、戦え!!とか言われるし?」
蒼「……皆さん少し良いですか?」
蒼真の呼び掛けで皆が集まる
蒼「恐らくですが、彼はシンオウ地方に居たのかと」ボソッ
『シンオウ?ほぼ地球の裏側じゃん』
蒼「えぇ、見たところ彼はレントラーというポケモンです」
伊「レントラーはカロスには生息していない」
亜「だから見たことなかったのか」
蒼「それと、204番道路はシンオウ地方にしか存在しません」
遥「成る程ね
で、呑気にお昼寝してたら捕まって知らないうちに運ばれてたってことか」
瑠「…アンジェリーナ、帰れない?」
蒼「そうですねぇ、近頃は申請やら審査やらが厳しいので少し難しいかと」
『……それ何て伝えよう』
「ねーねー、俺除け者にして何話してんのー?
まさか、地球の裏側ぐらい遠いところだったりするー?なんてね!」
すると伊吹はアンジェリーナ(仮)の肩に手を置き、言い放った
伊「アンジェリーナ、ご名答だ」
「…へ?」
『伊吹ぃぃぃぃいい』
亜「おま、もっとオーブラートに包み込んで言えよ!」
遥「オブラートね」
伊「アンジェリーナもちゃんと分かっている様子だったし、だったらはぐらかすのもどうかと」
亜「いや、分かってねぇだろ
ちょっと冗談交えただけだろ」
蒼「はぁ…」
『えっと、大丈夫…?』
「………君には大丈夫に見える?」
『いいえ、全く』
瑠「…………」ヨシヨシ
「優しさが身に染みる」
『えっと、今言うのもなんだけど、これからどうするの?』
「んー、、、」
『もし良かったらだけど…一緒に来る?』
伊 亜 遥「「「!!??」」」
「行く(即答)」
『!本当!?』
「行くところないし……それに君たちすっごく面白いから楽しそう!」
『やったぁ!!良いよね?皆!』
蒼「えぇ、構いませんよ
申し遅れましたが、蒼真と申します」
亜「ん、亜嵐だ」
遥「遥希だよ~」
瑠「コクン………瑠加…」
伊「伊吹だ、宜しくな」
「俺感激」
『私はハナだよ
あ、名前!君アンジェリーナじゃないんでしょ?』
「ハナちゃんね!名前まで可愛い!
てか、気づいてくれて良かった
俺、一生アンジェリーナとして生きていくのかと思った
俺の名前は和輝だよ~、これから宜しくね~」
『こちらこそ宜しくね!…じゃ、マーシャさんにバレる前に出ようか』
こうして新しい仲間を加え、ボール工場を後にした