私、旅に出る!
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『さぁ、始まりました!第1回、これからどうする?ハナちゃんちの方針会議~!』
亜「うるせ」
私たちは今、ミアレシティのとあるカフェにいる
ちなみに、ふたりは擬人化してるよん
あ、目の前の五人前のパンケーキは気にしないでね!
『実はですね、昨日これからどうするか色々考えまして』
伊「どうするんだ?」
コーヒーを飲みながら伊吹が言う
私、コーヒー飲めないんだよね
あんな苦いもんよく飲めるな
ちなみに私はロイヤルミルクティーで亜嵐はコーラだ
注文のときに同士よ…って言ったら「お前と一緒にすんな、俺は飲みたいものを飲みたいときに飲むんだ」って言われたけど絶対同士だと思う
まあ、そんなことはさておき
『私、チャンピオンになろうと思って!』
亜「まじか」
『まじです』
伊「ガチか?」
『ガチに決まってるじゃん!やっぱり一人で生きていけるって証明するにはそれなりの証拠を見せないと!それに亜嵐は強くなりたいんでしょ?』
亜「…っしゃ、やってやるか!」
伊「…」
亜「伊吹どうしたんだよ?」
『あ、もしかしてジム戦でコルニちゃんのとこの 伊「いや、なんでもない(ギロ」
伊吹は黒い波動を出しながら私の声を遮る
怖いよごめんて
亜「なんだよw余計気になんだろw」
『伊吹ごめんて』
伊「…」
『伊吹ぃぃぃい嫌わないでぇぇえ(ウルウル』
伊「…まあいい」
亜「いいんかよw」
『伊吹ぃぃぃい好きぃぃいい(ギュー』
伊吹に抱きつくと伊吹は嫌そうに引き剥がして「どうするか決まったことだし早く行くぞ」と言ってカフェから出ていってしまった
『うぅー、そろそろお兄ちゃん場馴れした方がいいのかなぁ?』
亜「いや、あれはどう見ても照れ隠しだろ」
『え、なんで伊吹が照れるん?』
亜「…お前まじで言ってんのか?」
『え(困惑)』
亜「まあいいわ、俺も先出るな」
「え、あ、ちょっま、」
私はハイスピードで3分の1くらい残っているパンケーキを美味しく頂きました
ー亜嵐sideー
ハナ…
俺の新しいトレーナーだ
出会いは唐突だった
いつものように研究所を抜け出して街を散歩していた
あんなに食べ物をいとおしそうに眺める女は見たことがない
少しからかってやると彼女はコロコロと表情を変えた
少し怒ったような顔、この辺りでは珍しい俺を見て目を輝かせた顔、バトルのときだけ見せる挑戦的な顔…
俺はこいつは今までの奴らとは何か違うものを感じた
亜「…伊吹」
俺はカフェをでると伊吹に言った
伊「…ハナは?」
亜「まだ食ってる、お前なぁ好きならもっとアピールしろよ」
伊「…なんのことだ?」
とぼけんなよ…
亜「あいつこのままだとお前のこと兄貴ぐらいにしか意識しねーよ?」
伊「?」
亜「だから、ハナはお前を男として見てねーぞって言いてぇんだよ」
伊「…俺は女だと思われてるのか…?」
亜「なんでそーなる!?」
え、まって馬鹿なの?
そんな深刻そうに言うなよ…っ笑っちまうだろうが!!!
亜「え、お前好きなんじゃねぇのかよ」
伊「好きだが?」
亜「それは一人の女としてか?」
伊「…?ハナは女だ」
だめだこいつ
アピールどころか好きかどうかも自覚してない
亜「言い方が悪かったな、恋愛対象として好きか?って聞いてんだよ」
伊「恋愛対象として好きかか…」
お?理解はしたようだな
伊「わからん」
ガクッ
わからんのかよ
『お待たせー』
お、ご本人登場か
疲れてきたしそろそろこの辺で第四話終わらせっか
『…亜嵐、メタい』