人とポケモン
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ー伊吹sideー
ハナが倒れた
ハナの波動は恐怖と不安で満ち溢れていた
それも、亜嵐に宿り木の種が巻き付いているのを確認した瞬間から
亜「どうしたんだよ…」
俺たちはポケセンセンターにいる
ハナをジョーイさんに預け、昨日から泊まっていた部屋に入る
遥「……あいつでしょ?伊吹」
伊「恐らく、な」
亜「あいつ?」
伊「アサガオ、写し身の洞窟でフレア団に絡まれたとき居ただろ?」
瑠「…なにそれ」
伊「瑠加と会う直前の話だから、瑠加は知らなくて当然だ」
亜「アサガオ?アサガオ、アサガオ…
あ!あの植物お化け大好き野郎か!」
蒼「何ですかそれ…
というか伊吹、今日それ初めて聞きましたよ?
遥希から大まかな話は聞きましたが、詳しく説明してもらえますか?」
伊「あぁ
まず、彼奴はハナの―――だ」
亜 遥 瑠「……は?」
その後、ハナとアサガオに昔何があったのか俺の知っている限りのことを全て話した
遥「は?彼奴、ハナにそんなことしたの?頭おかしいんじゃない?」
蒼「私も奴のことは小耳に挟んでいましたが、そこまでとは…」
瑠「………」
瑠加もいつも通り黙っているが、表情は怒りに満ちていた
すると、亜嵐はスッと立ち上がった
遥「どこ行くの?」
亜「……さあな」
伊「夕飯には戻ってこい」
亜「わかってる」
そういうと亜嵐は出ていってしまった
遥「俺、ハナのこと見てくる」
瑠「…僕も」
遥「やだ」
瑠「…行く」
遥「来んな」
瑠「……」
瑠加は無言でドアを開けようとするが、遥希によって阻止される
遥「は?ハナ気がつくまでお前と二人きりとかマジで無理なんだけど」
瑠「僕だって…ハナの所行きたい」
蒼「二人とも子供じゃないんだから駄々をこねるのは止めて仲良くしなさい、私も行きますから…伊吹もどうですか?」
伊「いや、俺はいい
少し調べたいことがある」
蒼「そうですか…
私に手伝える事があれば言って下さい」
伊「ありがとな」
遥「ねー早く行こうよー」
瑠「………グイグイ」
蒼「分かりましたから、瑠加は無言で押し出すのを止めましょうか」
瑠「………コクン」
蒼真はまるで子供二人の世話をする父親のようだった
伊「行ってらっしゃい」
遥「いってきまーす!
って、スリッパ左右違うの履いてんじゃん
ハナの所行くんだからちゃんとしてよ
大体さぁ、色が違うスリッパを何で履こうと思ったの?グチグチ」
遥希は瑠加が左右サイズの違うスリッパを履いて行こうとすると、同じサイズのスリッパに履き替えさせた
遥希は瑠加に対してきつく当たるが、何だかんだいつも、色んな事に無頓着すぎる瑠加の面倒を見ている
瑠「…スリッパなんてどーでもいい…それよりもハナが…」
遥「は?ピキピキ」
蒼「はぁ
仲良く、と言ったばかりですが(圧)」
遥 瑠「……」
蒼「…では、行ってきます」