私、旅に出る!
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…ここはコボクタウンの北西にあるパルファム宮殿……
『はぁぁ』
パーティーの賑やかさの裏で一人の少女は夜風に当たりながらひとつため息をついた
伊「…ここにいたのか」
彼はルカリオの伊吹だ
今は擬人化といって、人間の姿をしている
『私、パーティーって嫌い ずーっと周りに品定めされてる気分』
伊「それはわかるがもう少しの辛抱だ」
『…私って恵まれてるんだよね?』
伊「…世間一般から見ればな」
『そうだよね…ねぇ、伊吹』
伊「なんだ?」
『伊吹はいつも私の味方でいてくれたよね?』
伊吹は私が小さいときからずっと一緒にいてくれる
伊「ああ、急にどうしたんだ?」
『これからも私の味方でいてくれる?』
伊「もちろんだ 俺の主はハナだからな」
『ありがと伊吹、よし、じゃあここから脱出しよう!!』
今までの数々のパーティー中に何度も出されてきた私の提案だ
伊「はぁ、そんなとこだろうと思ってたから着替え、持ってきた」
『ナイス、伊吹!…でもね、今回はただパーティーから脱出するだけじゃないの』
伊「?」
『今回は…なんと!家出しようと思って!』
伊「…ハナ、気持ちは分かるが、」
『伊吹、私、旅に出たい』
伊吹の言葉を遮って思いを伝える
『私は…旅に出ることがずっと夢だった、私はこの目でいろんなものを見て、強くなりたい、だからっ、』
伊「分かった」
今度は伊吹が私の言葉を遮る
伊「出よう、旅に」
『伊吹…』
伊「俺はハナについていく 荷物持ってくる間に着替えしとけ」
『うん…ありがと!』
伊「ああ…一ついいわすれたことがあった」
『ん?』
伊吹が振り向く
伊「ブラ紐見えてるぞ」
『…あ、ほんとだ、、
てか、伊吹、シリアスシーンが台無しだよ、この小説たぶんシリアスシーン少ないよ?そこはスルーしといてよ』
伊「すまん、でも俺は赤より青の方がいいと思うぞ」
『…』
伊「じゃ、荷物取りに行ってくる」
『…いってらー』
…こうして私たちは旅に出る準備を始めたのだった