過去と未来
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『……可愛い』ボソッ
カ「え」
『可愛いすぎるギュー』
ハナはカルムに抱きついた
カ「ハナさん!?//」
『届けてくれたご褒美』
遥「……ピキピキ」
亜「落ち着け、な?」
すると
伊「…ハナ」
ギュ
伊吹はカルムからハナを引き剥がし、後ろからそっと抱き締めた
『い、伊吹!?』
伊「俺にはないのか?」
『え?』
伊「ご褒美」
やばい
これは…
『…可愛い、可愛すぎる!!!
もう!何でもしてあげる!!何が良い!?』
伊「ハナを一日中独り占めできる権利がほしい」
『いや、もう、可愛すぎか!!
てかそんなんで良いの?可愛すぎる』
伊「あぁ」
亜「あいつ…あんなだったか?」
遥「伊吹、お前だけは良い奴だと思ってたんだけどな」ピキピキ
瑠「………」
ラ「もう!カルムさんとセレナさんったらそんなに急がなくても…って何ですかこの状況」
遅れて来たララの目に入ったのは異様な光景だった
涙を流しながら財布を抱き締める自分の主とそれを慰める主の父親
何故かときめいている自分の姉
憧れのハナにハグされて悶えているカルムとそれを羨ましがっているセレナ
そして、伊吹がハナをバックハグしており、それを引き剥がそうとする亜嵐一同
そう、カオスなのだ
亜「伊吹、そろそろ離れろ」
伊「俺にはハナを嫁にする権利がある」
亜「ねぇよ!!勝手に作り替えてんじゃねぇ!!」
遥「いい加減にしてよ
ハナが困ってるじゃん」
『遥希ぃぃぃいいい( ;∀;)』
遥「ハナはボクのお嫁さんになるんだもんね!」
『何でぇえええ』
瑠「………」
『瑠加、地味に君の掴んでるところが一番痛いんですけども』
瑠「………グイッ」
『痛いってばぁあああ
何で今力いれたの!?何で!?何で!?』
ラ「あの、皆さん落ち着いてください」
『ララぢゃんんんんん』
ララちゃんは伊吹達を引き剥がしてくれた
あぁ、凄いかいりk(((
『ありがとぉぉおお!!』
ラ「いえいえ!
あ!ハナ様…」
『ん?』
ラ「先程、ハナ様のお屋敷の使いらしき人たちを見かけました」コソッ
『!』
ラ「できるだけ早くここを出た方が良いかと…」コソッ
『成る程ね、ありがと』
ラ「いえいえ!主様!ルル!」
コ「どーした?」
ル「?何でしょう?」
ラ「ハナ様が今から発たれる様なので、見送りの準備を」
コ「えぇ!ハナ、もう行っちゃうの?」
『うん…でも、また近いうちに来るから! 』
コ「パフェは?」
『次来たとき食べよ!』
コ「…一泊なんて短すぎる」
『そんな、もう会えない訳じゃないからさ!今度は、コルニちゃんちにお泊まりさせてよ!』
コ「!絶対だよ!!」
『うん、絶対!
ほら、ゆーびきりげんまん、嘘ついたらお前の足の小指をタンスの角に思いっきーりぶつけてやるぞっ、指きった!!』
遥「独特だね」
伊「?何か違うのか?」
亜「普通はマラカッチとかハリーセンとかを飲ませるな」
伊「罪無きマラカッチとハリーセンを犠牲にまでして何がしたいんだ」
瑠「命を無駄にするぐらい…嘘はいけないことだってこと…」
伊「成る程」
遥「うん、そうだけど何か違う」
『伊吹たちも準備始めて!』
伊「了解」
こうして私たちはシャラシティを去ったのだった