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Vol.6 木田さっつ先生

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木田さっつ先生インタビュー


―商業BL作家としてデビューするまでの経緯やきっかけを教えてください。

木田先生:二次創作で同人活動をやっていて、その時出していた本を読んで下さった今の担当さん達からメールを頂いたことがきっかけです。

―BL作家になって良かったと感じることは何ですか?

木田先生:常にBLの事を考えて妄想してそれを形に出来る事です!

確かデビュー作を描き終わった頃だったのですが、友人と遊んでいた時に「何を見てもすぐBL妄想しちゃうのどうなんだろう…」と言ったら「それが仕事じゃん!」と言われてハッとしました。

何だかとっても嬉しくなりました(笑)

―反対に、商業BL作家として活動する上で難しいなと感じることはありますか?

木田先生:これは私がふっ切れていないせいなのですが、リアル友人・知人に何を描いているのか言えない事ですね…。

自分の性癖大爆発させてますし(笑)、BLに理解の無い方もいると思うので…この仕事とっても好きなのに「マンガを描いている」としか言えてません。

勿論リアル友人でもBL好きな子にはちゃんと伝えています!

―ご自身の作品で読者さんに注目してもらいたいポイントはどんなところですか?

木田先生:表情です。特に泣き顔はいつも気合を入れて描いています。

―泣き顔を重視されているのには、どんな理由があるのでしょうか。

木田先生:男女問わず、泣き顔を描くのがとても好きで…泣くって悲しい時、嬉しい時、怒った時、恥ずかしい時、色々な感情で起こりますよね。それが面白いなぁって思うんです。

しかも涙が出るときって、感情が爆発してると思っているので、そのキャラ性がより濃く出てくると思いますし…。

あとは単純に涙を描くのが好きなんです(笑)
ジブリの涙の描き方とかめちゃくちゃ憧れます。『千と千尋の神隠し』のおむすびのシーンとか特に…。

―恋愛が主題となるBL作品では、キャラクターの感情の変化は読者さんにとってすごく印象的なファクターですよね。

木田先生:感情の起伏は表情一つで読者さんへの伝わり方が変わってくると思うので、大事に描きたいです。

涙は女の武器と言いますけど、男の武器でもあると思います!(笑)
普段泣かないような人が泣いた時のギャップも好きです!
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