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Vol.13 みちのくアタミ先生

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みちのくアタミ先生インタビュー


―商業BL作家としてデビューするまでの経緯やきっかけを教えてください。

みちのくアタミ先生:Pixivというイラスト投稿サイトにお試しで創作漫画を載せていたところ、出版社様にお声掛けいただきました。
もともとは趣味として二次創作での活動をしておりましたが、オリジナルの同人イベントもあることを知り、参加してみたいと思い立ちその第一歩として数ページの漫画をPixivにUPしたのがきっかけとなりました!

―BL作家になって良かったと感じることは何ですか?

アタミ先生:読んで頂けることが何よりも嬉しいのでそれだけでよかったと感じます!

―反対に、商業BL作家として活動する上で難しいなと感じることはありますか?

アタミ先生:自分自身が同性愛者でも男性でもないので、細かな心情や行動にしばしば悩むことがあります……。

―先生なりの解決策などは何かありますか?

アタミ先生:実際にお知り合いのゲイの方にこの場合はどうするか伺ってみたりすることがあります。

―そうしたリアルの部分と、BLならではのファンタジーのバランスはやはり意識されているのでしょうか。

アタミ先生:していますね…! 読み手さんは女性がほとんどだと思うので、きっかけから恋に発展する部分や体の関係を結ぶところ以外は概ね女性的な心理描写にしたりしています。

―ストーリーやキャラクターのアイデアの源泉について教えてください。

アタミ先生:漫画を読んだり、映画やバラエティ番組など見ていると、自分もこういう話が描きたいという意欲が湧きます。
あとはジャンルなどに縛られず色んなお話が描きたいので様々なテイストのものを考えます。
キャラクターに関しては受けは男前!というこだわりがあるのでそれを軸に種類の違う男前受けを考えています。

―男前受けへのこだわりの理由は?

アタミ先生:よくぞ聞いてくださいました…!
男前受けが好きな理由はたくさんたくさんあるのですが、やはり1番の理由としては周りからも尊敬され憧れの対象となるようなかっこよくて包容力がありそうな男の人が同性をあろうことかお尻で受け入れてベッドであられもなく乱れる(しかも周りはそのことを知らない)というところが最も……最も熱いです! ありがとうございます!

―むしろ攻めの方が女性っぽい容姿だったりすると、なおさら受けの男前設定が活きますよね。

アタミ先生:そうなんです! はたから見ると絶対に攻めであろう男前ボーイを、美人だったり可愛い男性が夜な夜な泣かせていると思うとたまらないものがあります!

―コミックス『真夜中ラブアライアンス』のショータ×ヒロトのカップルも、まさにその関係性ですね!

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アタミ先生:こうなったら思いっきり自分の性癖を洗いざらい吐き出してみようと思って生み出されたのがあのカップルでした! にっこり!

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