▶︎ 田村 山﨑
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「ねぇ、ひかるはー??」
田村「ひぃちゃんなら自販ちゃう?知らんけど。」
「知らんのかい。じゃあ保乃でいいや。」
田村「じゃあって嫌やな〜。」
「はいはい、保乃が良いなぁ〜。」
田村「ふふ、どうしたん〜??」
「ブログ用の写真撮らせて〜。」
田村「ええよ〜、可愛く撮ってなぁ?」
ファンの方からも、メンバーからも以外に好評がある天カメラ。それなりに腕も上がってきたと思う。
レンズ越しに保乃を見つめる。
そのままシャッターをきって、私だけの保乃を残した。
「綺麗。」
田村「へへ、ほんまに?」
「うん、ほんまに。」
7歳差だと言うことを忘れてしまうくらい、保乃は私を対等に扱ってくれるから、ふとした瞬間の大人っぽさにはいつもやられてしまう。
田村「保乃な、最近よく考えんねん、」
「ん〜?」
田村「いつか、天ちゃんが一人の人だけに特別な顔を見せちゃうんやなぁって。」
「ふふ、なんやそれ、」
田村「いつか櫻坂を卒業して、恋愛とか、するわけやん。保乃の知らない天ちゃんがいっぱい増えてくんやで、そんなん嫉妬しちゃうよ。」
いつにもなく子供っぽい表情を浮かべた保乃は拗ねたようにそう言った。
なんやそれ、そんなん反則やろ。
「私やって、嫌だよ。保乃が誰かの保乃になるなんて。ほんまに嫌。」
田村「…ならさ、」
保乃が控えめに私のカーディガンの裾を掴んだ。
今度はちゃんと目と目があって、保乃の瞳が私を捕まえた。
田村「天ちゃんの保乃にしてや、」
時が止まったように、思考が停止して、瞬きすることも忘れてしまう。
それくらい保乃が最強で、心臓が痛かった。
田村「…ごめん、迷惑やんな、冗談。冗談やで。」
「冗談やないやろ。」
「…冗談になんかせーへんで。」
田村「っ…、」
「保乃の全部を私のモノにしたい。」
「私の保乃になってくれる?」
田村「っ…、なる。なりたい。」
「ふは、かわいい。」
「私たち、付き合おう?」
田村「ちゃんと保乃だけを見とってな?」
「当たり前だよ。」
いつから生まれていたのかさえ分からない保乃への恋心は、思わぬ形で成就した。
私と保乃が付き合った。
その事実はあっという間に広がって今ではグループ内で有名なカップルになった。
「保乃ーー。」
田村「んーー??」
「今日保乃ん家帰っていい?」
田村「ええよ〜。一緒に帰れる?」
「ふふ、うん。帰れるよ。」
田村「やった。」
「かわいい。」
私だけの保乃を切り取るようにカメラを向けて、シャッターを切った。
-fin-
田村「ひぃちゃんなら自販ちゃう?知らんけど。」
「知らんのかい。じゃあ保乃でいいや。」
田村「じゃあって嫌やな〜。」
「はいはい、保乃が良いなぁ〜。」
田村「ふふ、どうしたん〜??」
「ブログ用の写真撮らせて〜。」
田村「ええよ〜、可愛く撮ってなぁ?」
ファンの方からも、メンバーからも以外に好評がある天カメラ。それなりに腕も上がってきたと思う。
レンズ越しに保乃を見つめる。
そのままシャッターをきって、私だけの保乃を残した。
「綺麗。」
田村「へへ、ほんまに?」
「うん、ほんまに。」
7歳差だと言うことを忘れてしまうくらい、保乃は私を対等に扱ってくれるから、ふとした瞬間の大人っぽさにはいつもやられてしまう。
田村「保乃な、最近よく考えんねん、」
「ん〜?」
田村「いつか、天ちゃんが一人の人だけに特別な顔を見せちゃうんやなぁって。」
「ふふ、なんやそれ、」
田村「いつか櫻坂を卒業して、恋愛とか、するわけやん。保乃の知らない天ちゃんがいっぱい増えてくんやで、そんなん嫉妬しちゃうよ。」
いつにもなく子供っぽい表情を浮かべた保乃は拗ねたようにそう言った。
なんやそれ、そんなん反則やろ。
「私やって、嫌だよ。保乃が誰かの保乃になるなんて。ほんまに嫌。」
田村「…ならさ、」
保乃が控えめに私のカーディガンの裾を掴んだ。
今度はちゃんと目と目があって、保乃の瞳が私を捕まえた。
田村「天ちゃんの保乃にしてや、」
時が止まったように、思考が停止して、瞬きすることも忘れてしまう。
それくらい保乃が最強で、心臓が痛かった。
田村「…ごめん、迷惑やんな、冗談。冗談やで。」
「冗談やないやろ。」
「…冗談になんかせーへんで。」
田村「っ…、」
「保乃の全部を私のモノにしたい。」
「私の保乃になってくれる?」
田村「っ…、なる。なりたい。」
「ふは、かわいい。」
「私たち、付き合おう?」
田村「ちゃんと保乃だけを見とってな?」
「当たり前だよ。」
いつから生まれていたのかさえ分からない保乃への恋心は、思わぬ形で成就した。
私と保乃が付き合った。
その事実はあっという間に広がって今ではグループ内で有名なカップルになった。
「保乃ーー。」
田村「んーー??」
「今日保乃ん家帰っていい?」
田村「ええよ〜。一緒に帰れる?」
「ふふ、うん。帰れるよ。」
田村「やった。」
「かわいい。」
私だけの保乃を切り取るようにカメラを向けて、シャッターを切った。
-fin-