▶︎ 森田 田村
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「ねぇひぃちゃーん?」
森田「んー?」
「メリークリスマスやなぁ」
森田「メリークリスマスやね」
「ほのの所にサンタさんまだ来てないねんけど、」
森田「私の所にもサンタさん来てないみたいなんやけど。」
「へへ、ほんなら今サンタさんからほの経由で渡したろか〜、」
森田「奇遇だね私もサンタさんからほのちゃんへのプレゼント預かってるんよね〜」
"持ってきますね〜"
そう言ってひぃちゃんはリビングを出た。そのまま遠くから行くよーって掛け声がして、お互いプレゼントを持ったまませーのでリビングに集まった。
「「メリークリスマス!!」」
「ふふ、待って待って袋大きない?笑」
森田「本当にね、隠すの大変やったんやから。」
そう笑ったひぃちゃんは、ひぃちゃんが隠れるくらい大きな荷物を持って歩いていた。
「どこに隠してたん」
森田「今日の朝まで由依さんのお家にお邪魔させといてもらって、朝受け取って、クローゼットにぶち込んどいた。」
「由依さんお世話になりました。」
「あー、だからほのにクローゼット開けさせんかったんや?」
森田「ふふ、うん。」
「どうぞ、ほのちゃん。」
「ありがとう、ひぃちゃんもどうぞ。」
森田「ありがとう。」
お互いプレゼントを交換し合って、毎年のようにほのから順に開けていく。
「嘘やろ、え、ほんまに、え、待って、めっちゃ嬉しい。」
森田「ふふ、あはは、喜んでくれてよかったよ笑笑」
「ちょ、なんでそんな笑ってんねん、」
森田「いやだって、クマのぬいぐるみにこんなに喜ぶ24歳居るんや〜って笑」
「嬉しいんやもん。」
「…あれなんか紙袋、ちょっ、と、待って、ほんまに言ってる?」
森田「んー?うん、なんならそっちが本命。」
袋からクマのぬいぐるみ全てを取り出すとくまさんの手にはしっかりとブランド名の入った紙袋が握られていた。
「ちょっと待ってな、ひぃちゃん、先ひぃちゃん空けて」
森田「ふふ、分かった。」
「……え、えーー?笑笑ほんとに?笑」
そして笑顔のひぃちゃんが袋を開ければまた驚いたように笑った。そう何故なら、ほのとひぃちゃん、同じブランドのプレゼントを用意していたから。
「ふふ、やろ?笑」
森田「一緒に開けよう?笑」
「やな。行くで、」
「「せーの!!」」
「ちょ、待ってひぃちゃん!」
森田「ふふ、まじか〜、笑笑」
「「お揃いやん」」
「ふふ、えー?そんなことあるー?笑笑」
森田「絶対被らんと思ったんやけど、」
「被ったなぁ、」
森田「被りましたねぇ。」
「「ふふ、あははっ、」」
何百、何千とあるプレゼントの中で同じものをプレゼントしてしまう確率はどれくらいなんやろうか。ひぃちゃんへのプレゼント何にしよう、なんて悩んで町に出歩けばショーウィンドウの中で綺麗に光るブレスレットに目がいった、一瞬でこれや!!!ってなったのを今でも覚えている。
森田「こんなことあるんやね、」
「ほんまやね。」
「ふふ、でもお揃い、嬉しい。」
森田「また1個お揃いが増えたね。」
「なっ、付けてあげる。」
森田「ありがとう、ひぃもほのの付けてあげる。」
「へへ、出た、ひぃちゃんのひぃ呼び。」
「ん、出来たで、似合うなぁ、可愛い。」
森田「ん、ありがとう、ほのちゃん手貸して、」
「はーい、」
森田「…もう一個さお揃いにしたいって言ったらどうする?」
「えー?嬉しいで、?」
森田「ならもう一個おそろいしよう。」
「反対の手貸して、」
「ん?はい、」
「…ちょっと、待って、ひぃちゃん、」
森田「待たない。」
「…ほのちゃん、私はこの先もずっとほのちゃんと一緒に居たい。これはその印、良かった、ピッタリサイズ。」
「ほんまに、なんなん、こんなの、ずるいやん、」
右手にはひぃちゃんとお揃いのブレスレット、そして左薬指には綺麗に光るひぃちゃんとお揃いの指輪が付いている。
森田「ふふ、お揃い。」
手をパーにして左手を重ね合わせ、そのまま指と指が絡み合う。
森田「ねぇほのち、」
「ん?」
森田「今日はクリスマスだよ」
「せやなぁ、」
森田「世のカップル達はクリスマス何すると思う?」
「んー、なんやろなぁー、」
森田「ふふ、分かってる顔しとるよ。」
「へへ、バレた?」
森田「何年一緒にいると思ってんのー、笑」
「ふふ、やな、」
森田「ほのち、」
「んっ、待って、ベッドがいい、」
森田「ベッドでもしよう、」
「ちょっ、ひぃ、ちゃん、っん、もう体痛くなったらひかるのせいやから、」
森田「うんっ。」
結局ソファーに押し倒されて1回戦、次に休憩を挟もうと向かったキッチンで2回戦、最後にベッドに連れ戻されて3回戦が行われた。
服を脱いでもちゃんとほののひかるって示されている指が、堪らなく嬉しくて愛しくて、きっとそれはひぃちゃんも一緒で、普段以上の愛を沢山感じた日やった。
「はぁはぁ、」
森田「ふぅーー、良い汗かいたね、」
「ふふ、良い汗かいたなぁ、」
森田「そこら辺のサウナよりいいデトックスやない?笑」
「んふふ、わんちゃんそうかもな」
先程とは違う、優しい優しい目付きになったひぃちゃんの腕の中でそっと目を閉じる。
背中に当たるひぃちゃんの腕からちょっと冷たいものを感じるのはきっとひぃちゃんも一緒。
「…なんか視線感じるなって思ったらくまさんめっちゃ見てんねんけど、」
森田「ふふ、何見てんだよーー。」
「ちょっとほのの熊さんに喧嘩売らんでや〜」
森田「私のほのちゃんだから、要するに熊さんも私のほのちゃんのクマだから、私のものだね。」
「んーー、そんな頭ごっちゃになること言って丸め込ませようとしてるやろ、」
森田「へへへ」
「私のほのちゃんの熊さんに見られながらもっかいする?」
「…、ええで?」
森田「え、よかの?」
「…、」
森田「ふふ、やった、」
こうして第4回戦は始まった。
-Fin-
森田「んー?」
「メリークリスマスやなぁ」
森田「メリークリスマスやね」
「ほのの所にサンタさんまだ来てないねんけど、」
森田「私の所にもサンタさん来てないみたいなんやけど。」
「へへ、ほんなら今サンタさんからほの経由で渡したろか〜、」
森田「奇遇だね私もサンタさんからほのちゃんへのプレゼント預かってるんよね〜」
"持ってきますね〜"
そう言ってひぃちゃんはリビングを出た。そのまま遠くから行くよーって掛け声がして、お互いプレゼントを持ったまませーのでリビングに集まった。
「「メリークリスマス!!」」
「ふふ、待って待って袋大きない?笑」
森田「本当にね、隠すの大変やったんやから。」
そう笑ったひぃちゃんは、ひぃちゃんが隠れるくらい大きな荷物を持って歩いていた。
「どこに隠してたん」
森田「今日の朝まで由依さんのお家にお邪魔させといてもらって、朝受け取って、クローゼットにぶち込んどいた。」
「由依さんお世話になりました。」
「あー、だからほのにクローゼット開けさせんかったんや?」
森田「ふふ、うん。」
「どうぞ、ほのちゃん。」
「ありがとう、ひぃちゃんもどうぞ。」
森田「ありがとう。」
お互いプレゼントを交換し合って、毎年のようにほのから順に開けていく。
「嘘やろ、え、ほんまに、え、待って、めっちゃ嬉しい。」
森田「ふふ、あはは、喜んでくれてよかったよ笑笑」
「ちょ、なんでそんな笑ってんねん、」
森田「いやだって、クマのぬいぐるみにこんなに喜ぶ24歳居るんや〜って笑」
「嬉しいんやもん。」
「…あれなんか紙袋、ちょっ、と、待って、ほんまに言ってる?」
森田「んー?うん、なんならそっちが本命。」
袋からクマのぬいぐるみ全てを取り出すとくまさんの手にはしっかりとブランド名の入った紙袋が握られていた。
「ちょっと待ってな、ひぃちゃん、先ひぃちゃん空けて」
森田「ふふ、分かった。」
「……え、えーー?笑笑ほんとに?笑」
そして笑顔のひぃちゃんが袋を開ければまた驚いたように笑った。そう何故なら、ほのとひぃちゃん、同じブランドのプレゼントを用意していたから。
「ふふ、やろ?笑」
森田「一緒に開けよう?笑」
「やな。行くで、」
「「せーの!!」」
「ちょ、待ってひぃちゃん!」
森田「ふふ、まじか〜、笑笑」
「「お揃いやん」」
「ふふ、えー?そんなことあるー?笑笑」
森田「絶対被らんと思ったんやけど、」
「被ったなぁ、」
森田「被りましたねぇ。」
「「ふふ、あははっ、」」
何百、何千とあるプレゼントの中で同じものをプレゼントしてしまう確率はどれくらいなんやろうか。ひぃちゃんへのプレゼント何にしよう、なんて悩んで町に出歩けばショーウィンドウの中で綺麗に光るブレスレットに目がいった、一瞬でこれや!!!ってなったのを今でも覚えている。
森田「こんなことあるんやね、」
「ほんまやね。」
「ふふ、でもお揃い、嬉しい。」
森田「また1個お揃いが増えたね。」
「なっ、付けてあげる。」
森田「ありがとう、ひぃもほのの付けてあげる。」
「へへ、出た、ひぃちゃんのひぃ呼び。」
「ん、出来たで、似合うなぁ、可愛い。」
森田「ん、ありがとう、ほのちゃん手貸して、」
「はーい、」
森田「…もう一個さお揃いにしたいって言ったらどうする?」
「えー?嬉しいで、?」
森田「ならもう一個おそろいしよう。」
「反対の手貸して、」
「ん?はい、」
「…ちょっと、待って、ひぃちゃん、」
森田「待たない。」
「…ほのちゃん、私はこの先もずっとほのちゃんと一緒に居たい。これはその印、良かった、ピッタリサイズ。」
「ほんまに、なんなん、こんなの、ずるいやん、」
右手にはひぃちゃんとお揃いのブレスレット、そして左薬指には綺麗に光るひぃちゃんとお揃いの指輪が付いている。
森田「ふふ、お揃い。」
手をパーにして左手を重ね合わせ、そのまま指と指が絡み合う。
森田「ねぇほのち、」
「ん?」
森田「今日はクリスマスだよ」
「せやなぁ、」
森田「世のカップル達はクリスマス何すると思う?」
「んー、なんやろなぁー、」
森田「ふふ、分かってる顔しとるよ。」
「へへ、バレた?」
森田「何年一緒にいると思ってんのー、笑」
「ふふ、やな、」
森田「ほのち、」
「んっ、待って、ベッドがいい、」
森田「ベッドでもしよう、」
「ちょっ、ひぃ、ちゃん、っん、もう体痛くなったらひかるのせいやから、」
森田「うんっ。」
結局ソファーに押し倒されて1回戦、次に休憩を挟もうと向かったキッチンで2回戦、最後にベッドに連れ戻されて3回戦が行われた。
服を脱いでもちゃんとほののひかるって示されている指が、堪らなく嬉しくて愛しくて、きっとそれはひぃちゃんも一緒で、普段以上の愛を沢山感じた日やった。
「はぁはぁ、」
森田「ふぅーー、良い汗かいたね、」
「ふふ、良い汗かいたなぁ、」
森田「そこら辺のサウナよりいいデトックスやない?笑」
「んふふ、わんちゃんそうかもな」
先程とは違う、優しい優しい目付きになったひぃちゃんの腕の中でそっと目を閉じる。
背中に当たるひぃちゃんの腕からちょっと冷たいものを感じるのはきっとひぃちゃんも一緒。
「…なんか視線感じるなって思ったらくまさんめっちゃ見てんねんけど、」
森田「ふふ、何見てんだよーー。」
「ちょっとほのの熊さんに喧嘩売らんでや〜」
森田「私のほのちゃんだから、要するに熊さんも私のほのちゃんのクマだから、私のものだね。」
「んーー、そんな頭ごっちゃになること言って丸め込ませようとしてるやろ、」
森田「へへへ」
「私のほのちゃんの熊さんに見られながらもっかいする?」
「…、ええで?」
森田「え、よかの?」
「…、」
森田「ふふ、やった、」
こうして第4回戦は始まった。
-Fin-