▶︎ 渡邉 小林
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小林「ゴホゴホ、」
「大丈夫?」
小林「んー、大丈夫。風邪ひいたかなぁ、」
「ここ最近バタバタしてたもんね。なんか食べたいのある?」
小林「理佐の作るお粥が食べたい。」
「ん、待ってて。」
ベッドの上で辛そうにしている彼女の頭を撫でキッチンに立つ。由依が風邪引くの久々だな。
"ごほっ、ごほ、"
喉に優しい卵がゆにしよう。
「由依ー、出来たよ。」
小林「んっ、ありがと、」
「顔赤いね、熱出てきたかな。熱計った?」
小林「今測る、」
「ん、」
ピッ ピピッ
小林「……36.2」
「嘘つけ。38.6じゃん。」
「すぐ分かる嘘つかないの。とりあえずこれ食べて、薬飲んで、ね?」
小林「腕動かせない。」
「はいはい笑」
「ふーっ、ふーぅ、ほら、あーん。」
小林「ん、あつ、ん、美味し、」
「良かった。」
「ふーっ、ふー、ん、」
小林「ん。おいし、」
小林「ご馳走様でした、」
「お粗末さまでした。」
「洗い物してくるからちょっと待っててね。」
小林「…後ででもいいんじゃん?」
「…ふふ、そうだねぇ、後でにしよっか。」
小林「うんっ、」
「素直に言えばいいのに。」
小林「うるさい。」
私の腕にぎゅっと絡みついて離れない由依。
風邪をひいた時だけ現れる激甘甘々な由依ちゃんだ。
「もうすぐ今年が終わるね」
小林「うん」
「由依はどんな1年だった?」
小林「ちょっと悲しいことが多い1年だった。」
「そっか、」
小林「理佐居なくなっちゃうし、友香も、関ちゃんだって卒業発表したし、紅白も、今年は選んで貰えなかった、」
「…悔しいね」
小林「私紅白選ばれないなんて思って無かった、だってこんなに最高なグループなんだよ?」
「うん、」
小林「悔しい、けど、来年は絶対選んで貰えるよう全力で頑張りたい。」
「ん、いいね、由依達なら大丈夫だよ。」
小林「…理佐はどんな1年だった?」
「そうだねぇ、新しい事がいっぱいな1年だったかな。」
小林「新しいこと、」
「うん、グループを離れて、1人で仕事するようになって、新しいこといっぱい挑戦した。来年はもっと色んなこと挑戦したいな。」
小林「そっか、来年も私といてくれる、よね?」
「ふふ、当たり前じゃん。」
小林「良かった。」
「いらん心配はしなくていいの。」
「ほら、早く治すためにも寝よ。」
小林「…理佐も。」
「はいはい。」
「ちょ、もうちょいそっち行ってよ、」
小林「嫌だよ。」
「なんでよ笑」
小林「いいから。」
「もーー。」
「ふふ、あつ。」
小林「おやすみ、」
「おやすみ。」
「ごほっ、ごほ、」
小林「んー、あ、なんか治ったかも、って理佐?」
「………うつったかも、」
小林「嘘…、」
-fin-
「大丈夫?」
小林「んー、大丈夫。風邪ひいたかなぁ、」
「ここ最近バタバタしてたもんね。なんか食べたいのある?」
小林「理佐の作るお粥が食べたい。」
「ん、待ってて。」
ベッドの上で辛そうにしている彼女の頭を撫でキッチンに立つ。由依が風邪引くの久々だな。
"ごほっ、ごほ、"
喉に優しい卵がゆにしよう。
「由依ー、出来たよ。」
小林「んっ、ありがと、」
「顔赤いね、熱出てきたかな。熱計った?」
小林「今測る、」
「ん、」
ピッ ピピッ
小林「……36.2」
「嘘つけ。38.6じゃん。」
「すぐ分かる嘘つかないの。とりあえずこれ食べて、薬飲んで、ね?」
小林「腕動かせない。」
「はいはい笑」
「ふーっ、ふーぅ、ほら、あーん。」
小林「ん、あつ、ん、美味し、」
「良かった。」
「ふーっ、ふー、ん、」
小林「ん。おいし、」
小林「ご馳走様でした、」
「お粗末さまでした。」
「洗い物してくるからちょっと待っててね。」
小林「…後ででもいいんじゃん?」
「…ふふ、そうだねぇ、後でにしよっか。」
小林「うんっ、」
「素直に言えばいいのに。」
小林「うるさい。」
私の腕にぎゅっと絡みついて離れない由依。
風邪をひいた時だけ現れる激甘甘々な由依ちゃんだ。
「もうすぐ今年が終わるね」
小林「うん」
「由依はどんな1年だった?」
小林「ちょっと悲しいことが多い1年だった。」
「そっか、」
小林「理佐居なくなっちゃうし、友香も、関ちゃんだって卒業発表したし、紅白も、今年は選んで貰えなかった、」
「…悔しいね」
小林「私紅白選ばれないなんて思って無かった、だってこんなに最高なグループなんだよ?」
「うん、」
小林「悔しい、けど、来年は絶対選んで貰えるよう全力で頑張りたい。」
「ん、いいね、由依達なら大丈夫だよ。」
小林「…理佐はどんな1年だった?」
「そうだねぇ、新しい事がいっぱいな1年だったかな。」
小林「新しいこと、」
「うん、グループを離れて、1人で仕事するようになって、新しいこといっぱい挑戦した。来年はもっと色んなこと挑戦したいな。」
小林「そっか、来年も私といてくれる、よね?」
「ふふ、当たり前じゃん。」
小林「良かった。」
「いらん心配はしなくていいの。」
「ほら、早く治すためにも寝よ。」
小林「…理佐も。」
「はいはい。」
「ちょ、もうちょいそっち行ってよ、」
小林「嫌だよ。」
「なんでよ笑」
小林「いいから。」
「もーー。」
「ふふ、あつ。」
小林「おやすみ、」
「おやすみ。」
「ごほっ、ごほ、」
小林「んー、あ、なんか治ったかも、って理佐?」
「………うつったかも、」
小林「嘘…、」
-fin-