▶︎ 森田 田村
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「保乃ちゃんの事が、好きです、」
そう勇気を振り絞ってした一世一代の告白は見事に敗れ散った。
"ごめんな、保乃ひぃちゃんのことそうゆう風に見たことない"
当たり前だと思った。
同じアイドルグループのメンバーで、家族のような人から急に好きと言われたって、受け入れられるわけないじゃないか。
この日からほんの少しだけ私と保乃ちゃんには壁ができてしまった。
「あ、まりな、そこの振り最初左やね、」
松田「あ、左からだっけ、危ね、危ね。」
「てかさ、ひかると保乃喧嘩してるの?」
「なんで…?」
松田「前みたいに絡まなくなったじゃん。皆心配してるよ。」
「あー、いや喧嘩はしとらんよ。」
松田「喧嘩"は"ね〜、ほらママに話してみな?何があったの〜。」
「大丈夫だから!ね?気にせんで。」
松田「…んー、まぁあんまり溜め込みすぎないんだよ?」
「ん、ありがとう〜。」
姉御肌なまりなにクシャクシャっと頭を撫でられる。
告白しなければ、今も私は保乃ちゃんの隣に入れたんだろうか。
「…気にしとったってしょうがない。」
「天!!合わせよ!!」
天「はーい!」
そのままレッスンを終え、更に自主練をして居れば軽く3時間は経っていたよう。
ほかのメンバーは仕事だの、ご飯だので既に姿はない。
明日はオフやし、もう少ししてから帰ろう。
それからどれくらい経っただろうか。
鏡越しにドアが開くのが見えて、顔を出したのは保乃ちゃんやった。
「っ…、」
「…お疲れ様。」
田村「お疲れ様。ひぃちゃん、まだ残ってたん?」
「…ん、ツアー近いけ、できるとこにやっとこうと思って、」
田村「そっか、偉いなぁ、」
「保乃も隣でやってい?」
「ん、てか、私もう出るよ、」
田村「…保乃と2人きりは嫌?」
「え?あ、いや、嫌なのは保乃ちゃん、やろ?」
田村「嫌やないよ、寧ろ、ずっと2人になりたかった。」
「なん、で、」
鏡越しの会話から、向き直って、目と目を合わせた私たち。
何処か今にでも泣き出してしまいそうな保乃ちゃんは、言葉を紡ぐでもなくぎゅっと私を抱き寄せた。
「っ…保乃、ちゃん、?」
田村「ひぃちゃんが好きって言ってくれた日、びっくりして、冷静になれない頭で答えを出しちゃったけど、日が経てば経つほど、ひぃちゃんを意識してる自分が居って、」
「っ…、」
田村「保乃の傍にひぃちゃんが居ないのも、話すことも、触ることも出来んくなって、やっっと分かった、保乃もひぃちゃんが好き。好きやねん、」
「ほん、とに、?」
田村「うん、まだ気持ちが残ってるなら、保乃と付き合って欲しい、」
「好き、保乃ちゃんのこと好きです。」
田村「っ…、」
「付き合おう、ほのちゃん、」
田村「っ…んんっ、ひぃちゃん〜〜、っ、」
「ふふ、泣かんでよ〜〜、」
田村「もうこのままずっとひぃちゃんと話せんかったらどうしようって、怖かってん、っ、」
「大丈夫やけ、もう〜、ふふ、」
私よりもずっと高いところにある保乃ちゃんの頭をまりながしてくれたように優しく優しく撫でてあげる。
久々に感じた大好きな温もり。
これからはもう離してあげたりなんてしない。
そんな思いを込めて再びぎゅぅっと苦しいくらいに保乃ちゃんを抱きしめた。
-fin-
リクエスト 森田村 リアパロ
そう勇気を振り絞ってした一世一代の告白は見事に敗れ散った。
"ごめんな、保乃ひぃちゃんのことそうゆう風に見たことない"
当たり前だと思った。
同じアイドルグループのメンバーで、家族のような人から急に好きと言われたって、受け入れられるわけないじゃないか。
この日からほんの少しだけ私と保乃ちゃんには壁ができてしまった。
「あ、まりな、そこの振り最初左やね、」
松田「あ、左からだっけ、危ね、危ね。」
「てかさ、ひかると保乃喧嘩してるの?」
「なんで…?」
松田「前みたいに絡まなくなったじゃん。皆心配してるよ。」
「あー、いや喧嘩はしとらんよ。」
松田「喧嘩"は"ね〜、ほらママに話してみな?何があったの〜。」
「大丈夫だから!ね?気にせんで。」
松田「…んー、まぁあんまり溜め込みすぎないんだよ?」
「ん、ありがとう〜。」
姉御肌なまりなにクシャクシャっと頭を撫でられる。
告白しなければ、今も私は保乃ちゃんの隣に入れたんだろうか。
「…気にしとったってしょうがない。」
「天!!合わせよ!!」
天「はーい!」
そのままレッスンを終え、更に自主練をして居れば軽く3時間は経っていたよう。
ほかのメンバーは仕事だの、ご飯だので既に姿はない。
明日はオフやし、もう少ししてから帰ろう。
それからどれくらい経っただろうか。
鏡越しにドアが開くのが見えて、顔を出したのは保乃ちゃんやった。
「っ…、」
「…お疲れ様。」
田村「お疲れ様。ひぃちゃん、まだ残ってたん?」
「…ん、ツアー近いけ、できるとこにやっとこうと思って、」
田村「そっか、偉いなぁ、」
「保乃も隣でやってい?」
「ん、てか、私もう出るよ、」
田村「…保乃と2人きりは嫌?」
「え?あ、いや、嫌なのは保乃ちゃん、やろ?」
田村「嫌やないよ、寧ろ、ずっと2人になりたかった。」
「なん、で、」
鏡越しの会話から、向き直って、目と目を合わせた私たち。
何処か今にでも泣き出してしまいそうな保乃ちゃんは、言葉を紡ぐでもなくぎゅっと私を抱き寄せた。
「っ…保乃、ちゃん、?」
田村「ひぃちゃんが好きって言ってくれた日、びっくりして、冷静になれない頭で答えを出しちゃったけど、日が経てば経つほど、ひぃちゃんを意識してる自分が居って、」
「っ…、」
田村「保乃の傍にひぃちゃんが居ないのも、話すことも、触ることも出来んくなって、やっっと分かった、保乃もひぃちゃんが好き。好きやねん、」
「ほん、とに、?」
田村「うん、まだ気持ちが残ってるなら、保乃と付き合って欲しい、」
「好き、保乃ちゃんのこと好きです。」
田村「っ…、」
「付き合おう、ほのちゃん、」
田村「っ…んんっ、ひぃちゃん〜〜、っ、」
「ふふ、泣かんでよ〜〜、」
田村「もうこのままずっとひぃちゃんと話せんかったらどうしようって、怖かってん、っ、」
「大丈夫やけ、もう〜、ふふ、」
私よりもずっと高いところにある保乃ちゃんの頭をまりながしてくれたように優しく優しく撫でてあげる。
久々に感じた大好きな温もり。
これからはもう離してあげたりなんてしない。
そんな思いを込めて再びぎゅぅっと苦しいくらいに保乃ちゃんを抱きしめた。
-fin-
リクエスト 森田村 リアパロ