▶︎ 森田 田村
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森田「保乃ちゃん、今日星見に行かん?」
いつもそうやった。
保乃がいっぱいいっぱいになってどうしようもなくなってしまった時、ひぃちゃんは必ず保乃を星の見える公園に連れてきてくれた。
森田「んー、やっぱ冬が一番綺麗に見えるね。」
「やな、ほんまに綺麗。」
ブランコに揃って腰をかけて、空を見上げてる保乃達は一体どんな風に見えるんやろう。
ひぃちゃんの優しさが保乃だけの物じゃないことは知っている。けど、星を使った優しさは保乃だけのものなのも知っている。
森田「なんかあった?」
保乃の方を向き直して、優しい表情を向けてくれるひぃちゃん。それが、嬉しくて、むず痒くて、視線は空に向けたまま話し出した。
「保乃、櫻坂に居ていいんかな。」
「外仕事貰える度にな、色んな人に独立してもいいんやない?これからもやって行けるよ。って言って貰えんねん。」
森田「うん。」
「けど、保乃にはそれが、櫻に保乃は要らへんよ、って言われてるみたいで。そんなつもりやないって分かってるのに、最近の保乃はだめだめや、」
"よっ…"
なんて隣からブランコを降りる音がして、保乃の前にやってきたひぃちゃんは、しゃがんで、ぎゅっと小さな手で保乃の手を包んで、真剣な表情でこう言ってくれた。
森田「だめだめなんかじゃない。」
「それに、櫻には保乃ちゃんが必要なんよ、櫻だけやない、私にやって保乃ちゃんが必要やけ、居ない方がいいとか、そんなん言わんで?」
嬉しかった。グループにとって、ひぃちゃんにとって必要と言われて、心の底から嬉しかった。
「っ…、あ、まってやばい、泣きそう。」
急に目頭が熱くなって、慌てて上を向けば力強くぎゅっとひぃちゃんに抱きしめられる。
森田「泣いてよか、私の前ではお姉さんにならなくていいんよ、保乃ちゃん。」
3つも下のひぃちゃんに抱き締められて、大人気なく声を上げて泣いた。
それでもひぃちゃんは優しく保乃の頭を撫でて、大丈夫、大丈夫だよって声を掛けてくれる。
何分経ったか分からないけど、気付けば涙は止まっていて、もう大丈夫、ありがとう、なんて声を掛ける。
森田「ふふ、目真っ赤。」
「見んといて、今の保乃可愛くない。」
森田「どんな保乃ちゃんでも可愛いよ。」
そう笑うひぃちゃんを独り占めしたかった。
麗奈ちゃんにもまりなちゃんにも渡したくない、保乃だけのひぃちゃんになればいいと強く思った。
でも、そんなこと言える訳もなくて、その日は解散となった。
森田「おはようございまーす。」
「「「「「「「おはー」」」」」」」
田村「おはよ、ひぃちゃん。」
森田「おはよ、保乃ちゃん。」
「大丈夫?頭痛くならんかった?」
「ん、大丈夫やったで!ありがとうな。」
森田「なら良かった。」
松田「あ、ひかるちゃんだ〜、れなひかるちゃんに会いたかったんだ〜〜っ。」
森田「ふふ、え〜〜、れなもまりなちゃんに会いたかった〜〜っ。」
井上「え、れなも〜、れなも〜、」
森田.松田「どうした、井上。」
「ふふっ…、」
まりなちゃん達とふざけるひぃちゃんに昨日の大人っぽい面影なんて1つもなくて、何だかそれが嬉しくもあり、寂しくもなる。
ひぃちゃんにとって保乃はただのメンバーに過ぎない。それが痛いほど分かってしまうから1歩を踏み出せずにいる。初期の頃はまだ可能性があるかもなんて思っていたけれど、最近になってようやく保乃も大人になったらしい。
伝えることの出来ないこの気持ちに蓋をしようとしても、メンバーと楽しく話す姿を見て嫉妬が溢れてしまう。恋人でもない保乃に嫉妬する権利なんてないのに。
土生「あれ〜〜可愛い子ちゃんがいる〜〜」
「ん、土生さん〜〜、おはようございます。」
土生「おはよ〜〜、ね、今度二人でさディズニー行こうよ〜。」
「え〜、行きたい!!!」
土生「ふふ、行こ行こ。」
土生さんやったらまだ可能性があったやろうか、小池さんと付き合ってたって言うし、きっと0%では無かったかもしれない。
土生さんのこと好きやったら良かったのに。
土生「どうしたの、なんかあった〜?」
「ん〜、なんでもないですよ〜。」
「それより、いつ行きます!」
土生「え、いつにしようね、2人が予定合う日って、ていうかこれディズニーデートだね?笑」
「ふふ、ですね〜?」
土生「私、保乃ちゃんの事本当に好きだよ。」
「え?」
いつになく真面目な顔で言うから思わず真に受けてしまって、次の言葉が見つからない。
土生「ふふ、割とほんと。」
今保乃は告白を受けたってこと、やんな?
高身長で、優しくて、格好良くて、レディーファーストな土生さん。
土生「保乃ちゃんが今違う人を想っててもいい、好きにさせるからさ、付き合ってみない?」
最高の落とし文句だと思った。
保乃がひぃちゃんを想っていることを知りながら土生さんは保乃にアタックをしてくれている。
叶わない恋を続けるくらいならこのまま土生さんに愛されてしまえばいいんやないかな、なんて人間の悪い部分が出てしまう。
「…えっと、」
松田「あ!やば!!保乃避けて!!」
「え!?」
まりなちゃんの声が聞こえて、目の前には誰かが持ってきたであろうボールが飛んでくる。
いや、楽屋にボール飛ぶ世界線ってどこなん?なんて思いながらも避けるにはもう遅すぎて、このままぶつかる、とぎゅっと目を閉じた。
ドンッ
森田「いったーーい、」
「え、」
座っている保乃を庇うようにして、壁に手を着いて保乃を守ってくれたひぃちゃん。これはまさに壁ドン状態。
森田「保乃ちゃん、大丈夫?どこか怪我は?」
「してへん、大丈夫、」
森田「良かった、」
「ちょっと綺良ちゃん!!楽屋でボールは危ないって言ったやろ?保乃ちゃんに当たったらどうすると!?」
珍しくちょっと怒なひぃちゃんにまりなちゃんも綺良ちゃんも目を丸くしている。
小林「彼女守る彼氏みたい。」
森田「っ…」
「っ…、」
由依さんあるあるのガヤ。
なのに何故か2人して恥ずかしくなってしまった。
松田「ご、ごめんごめん、いやー、まさか保乃の方飛んでくとは思わなくてさー、」
「保乃は、当たってへんから、大丈夫やけど、」
森田「とにかく、もう楽屋でボールはせんでね。」
そう言ってひぃちゃんは楽屋を出ていった。
いつもとは違う雰囲気にまりなちゃんも綺良ちゃんも焦りを覚えた様子。
松田「あれ、これやらかした感じ?」
増本「謝ってきた方がいいですよね。」
皆分かっていない。
ひぃちゃんが出ていく時、彼女の顔や耳が真っ赤に染まっていたこと。
多分ひぃちゃんは、照れてどっかに行ったんや。
「保乃が様子見てくる!」
土生「あ、ちょ、保乃ちゃん…、」
土生さんごめんなさい!!
でも今は、今なら保乃言える気がするから。
「ひぃちゃん!!!」
森田「…保乃ちゃん、さっきのほんとに大丈夫やった?」
「あ、うん、大丈夫やけど、」
「守ってくれて、ありがとうな、」
森田「あ、いや、全然。」
「てか土生さんとの時間邪魔しちゃってごめんね。」
「え?」
森田「その、恋人との時間邪魔されるとか嫌やったやろ、?」
「え?保乃、土生さんと付き合ってへんよ、」
森田「……え?」
「ええ?」
森田「嘘、ほんとに?」
「うん、ほんまに、」
森田「…なんだよ、うわぁ、勘違いやん、」
誤解が解けたらしいひぃちゃんは頭を抱えて後悔し始めた。
「ふふ、なに、どうしたん、」
森田「保乃ちゃんが土生さんと付き合ってると思って、ずっと言わないようにしてたんだけどさ、」
「うん、」
森田「私、保乃ちゃんのことが好き。」
「え?」
森田「…バレんようにずっと居たけど、もう隠す必要も無いから、」
思いもよらぬ告白に保乃はまたしても次の言葉を失った。何度も何度も想像していた理想のシチュエーションなのに上手く返せなくて、それを否定と取ってしまったらしいひぃちゃんは申し訳なさそうにして楽屋に戻ろうとした。
「ま、待って!」
森田「…?」
「保乃も、保乃もずっとひぃちゃんが好きやった。」
森田「…嘘、」
「ほんと。」
森田「じゃあ、付き合ってくれると?」
「ふふ、うん。」
顔をぱっと明るくした彼女は勢いよく保乃に抱きついてきて、嬉しそうな顔でまた、保乃ちゃん好き。なんて呟いた。
保乃達の考え過ぎたこの思考が仇となり長年の両片想いを続けていたらしい。
その後はしっかりと土生さんに経緯を説明し、メンバーにも話して、祝福の声を頂いた。
ほんまに好きやなぁ、なんてベランダの椅子に腰掛けて星を見上げてるひぃちゃんを見て思う。
何も無くても一緒にいれるこの関係に堪らない愛おしさが芽生え始めた。
-fin-
リクエスト 森田村!
保乃ちゃん→森田さん、のお話!
保乃ちゃんの片想いだと思っていたけれど実は森田さんも保乃ちゃんのことが好きだったっていう話!
いつもそうやった。
保乃がいっぱいいっぱいになってどうしようもなくなってしまった時、ひぃちゃんは必ず保乃を星の見える公園に連れてきてくれた。
森田「んー、やっぱ冬が一番綺麗に見えるね。」
「やな、ほんまに綺麗。」
ブランコに揃って腰をかけて、空を見上げてる保乃達は一体どんな風に見えるんやろう。
ひぃちゃんの優しさが保乃だけの物じゃないことは知っている。けど、星を使った優しさは保乃だけのものなのも知っている。
森田「なんかあった?」
保乃の方を向き直して、優しい表情を向けてくれるひぃちゃん。それが、嬉しくて、むず痒くて、視線は空に向けたまま話し出した。
「保乃、櫻坂に居ていいんかな。」
「外仕事貰える度にな、色んな人に独立してもいいんやない?これからもやって行けるよ。って言って貰えんねん。」
森田「うん。」
「けど、保乃にはそれが、櫻に保乃は要らへんよ、って言われてるみたいで。そんなつもりやないって分かってるのに、最近の保乃はだめだめや、」
"よっ…"
なんて隣からブランコを降りる音がして、保乃の前にやってきたひぃちゃんは、しゃがんで、ぎゅっと小さな手で保乃の手を包んで、真剣な表情でこう言ってくれた。
森田「だめだめなんかじゃない。」
「それに、櫻には保乃ちゃんが必要なんよ、櫻だけやない、私にやって保乃ちゃんが必要やけ、居ない方がいいとか、そんなん言わんで?」
嬉しかった。グループにとって、ひぃちゃんにとって必要と言われて、心の底から嬉しかった。
「っ…、あ、まってやばい、泣きそう。」
急に目頭が熱くなって、慌てて上を向けば力強くぎゅっとひぃちゃんに抱きしめられる。
森田「泣いてよか、私の前ではお姉さんにならなくていいんよ、保乃ちゃん。」
3つも下のひぃちゃんに抱き締められて、大人気なく声を上げて泣いた。
それでもひぃちゃんは優しく保乃の頭を撫でて、大丈夫、大丈夫だよって声を掛けてくれる。
何分経ったか分からないけど、気付けば涙は止まっていて、もう大丈夫、ありがとう、なんて声を掛ける。
森田「ふふ、目真っ赤。」
「見んといて、今の保乃可愛くない。」
森田「どんな保乃ちゃんでも可愛いよ。」
そう笑うひぃちゃんを独り占めしたかった。
麗奈ちゃんにもまりなちゃんにも渡したくない、保乃だけのひぃちゃんになればいいと強く思った。
でも、そんなこと言える訳もなくて、その日は解散となった。
森田「おはようございまーす。」
「「「「「「「おはー」」」」」」」
田村「おはよ、ひぃちゃん。」
森田「おはよ、保乃ちゃん。」
「大丈夫?頭痛くならんかった?」
「ん、大丈夫やったで!ありがとうな。」
森田「なら良かった。」
松田「あ、ひかるちゃんだ〜、れなひかるちゃんに会いたかったんだ〜〜っ。」
森田「ふふ、え〜〜、れなもまりなちゃんに会いたかった〜〜っ。」
井上「え、れなも〜、れなも〜、」
森田.松田「どうした、井上。」
「ふふっ…、」
まりなちゃん達とふざけるひぃちゃんに昨日の大人っぽい面影なんて1つもなくて、何だかそれが嬉しくもあり、寂しくもなる。
ひぃちゃんにとって保乃はただのメンバーに過ぎない。それが痛いほど分かってしまうから1歩を踏み出せずにいる。初期の頃はまだ可能性があるかもなんて思っていたけれど、最近になってようやく保乃も大人になったらしい。
伝えることの出来ないこの気持ちに蓋をしようとしても、メンバーと楽しく話す姿を見て嫉妬が溢れてしまう。恋人でもない保乃に嫉妬する権利なんてないのに。
土生「あれ〜〜可愛い子ちゃんがいる〜〜」
「ん、土生さん〜〜、おはようございます。」
土生「おはよ〜〜、ね、今度二人でさディズニー行こうよ〜。」
「え〜、行きたい!!!」
土生「ふふ、行こ行こ。」
土生さんやったらまだ可能性があったやろうか、小池さんと付き合ってたって言うし、きっと0%では無かったかもしれない。
土生さんのこと好きやったら良かったのに。
土生「どうしたの、なんかあった〜?」
「ん〜、なんでもないですよ〜。」
「それより、いつ行きます!」
土生「え、いつにしようね、2人が予定合う日って、ていうかこれディズニーデートだね?笑」
「ふふ、ですね〜?」
土生「私、保乃ちゃんの事本当に好きだよ。」
「え?」
いつになく真面目な顔で言うから思わず真に受けてしまって、次の言葉が見つからない。
土生「ふふ、割とほんと。」
今保乃は告白を受けたってこと、やんな?
高身長で、優しくて、格好良くて、レディーファーストな土生さん。
土生「保乃ちゃんが今違う人を想っててもいい、好きにさせるからさ、付き合ってみない?」
最高の落とし文句だと思った。
保乃がひぃちゃんを想っていることを知りながら土生さんは保乃にアタックをしてくれている。
叶わない恋を続けるくらいならこのまま土生さんに愛されてしまえばいいんやないかな、なんて人間の悪い部分が出てしまう。
「…えっと、」
松田「あ!やば!!保乃避けて!!」
「え!?」
まりなちゃんの声が聞こえて、目の前には誰かが持ってきたであろうボールが飛んでくる。
いや、楽屋にボール飛ぶ世界線ってどこなん?なんて思いながらも避けるにはもう遅すぎて、このままぶつかる、とぎゅっと目を閉じた。
ドンッ
森田「いったーーい、」
「え、」
座っている保乃を庇うようにして、壁に手を着いて保乃を守ってくれたひぃちゃん。これはまさに壁ドン状態。
森田「保乃ちゃん、大丈夫?どこか怪我は?」
「してへん、大丈夫、」
森田「良かった、」
「ちょっと綺良ちゃん!!楽屋でボールは危ないって言ったやろ?保乃ちゃんに当たったらどうすると!?」
珍しくちょっと怒なひぃちゃんにまりなちゃんも綺良ちゃんも目を丸くしている。
小林「彼女守る彼氏みたい。」
森田「っ…」
「っ…、」
由依さんあるあるのガヤ。
なのに何故か2人して恥ずかしくなってしまった。
松田「ご、ごめんごめん、いやー、まさか保乃の方飛んでくとは思わなくてさー、」
「保乃は、当たってへんから、大丈夫やけど、」
森田「とにかく、もう楽屋でボールはせんでね。」
そう言ってひぃちゃんは楽屋を出ていった。
いつもとは違う雰囲気にまりなちゃんも綺良ちゃんも焦りを覚えた様子。
松田「あれ、これやらかした感じ?」
増本「謝ってきた方がいいですよね。」
皆分かっていない。
ひぃちゃんが出ていく時、彼女の顔や耳が真っ赤に染まっていたこと。
多分ひぃちゃんは、照れてどっかに行ったんや。
「保乃が様子見てくる!」
土生「あ、ちょ、保乃ちゃん…、」
土生さんごめんなさい!!
でも今は、今なら保乃言える気がするから。
「ひぃちゃん!!!」
森田「…保乃ちゃん、さっきのほんとに大丈夫やった?」
「あ、うん、大丈夫やけど、」
「守ってくれて、ありがとうな、」
森田「あ、いや、全然。」
「てか土生さんとの時間邪魔しちゃってごめんね。」
「え?」
森田「その、恋人との時間邪魔されるとか嫌やったやろ、?」
「え?保乃、土生さんと付き合ってへんよ、」
森田「……え?」
「ええ?」
森田「嘘、ほんとに?」
「うん、ほんまに、」
森田「…なんだよ、うわぁ、勘違いやん、」
誤解が解けたらしいひぃちゃんは頭を抱えて後悔し始めた。
「ふふ、なに、どうしたん、」
森田「保乃ちゃんが土生さんと付き合ってると思って、ずっと言わないようにしてたんだけどさ、」
「うん、」
森田「私、保乃ちゃんのことが好き。」
「え?」
森田「…バレんようにずっと居たけど、もう隠す必要も無いから、」
思いもよらぬ告白に保乃はまたしても次の言葉を失った。何度も何度も想像していた理想のシチュエーションなのに上手く返せなくて、それを否定と取ってしまったらしいひぃちゃんは申し訳なさそうにして楽屋に戻ろうとした。
「ま、待って!」
森田「…?」
「保乃も、保乃もずっとひぃちゃんが好きやった。」
森田「…嘘、」
「ほんと。」
森田「じゃあ、付き合ってくれると?」
「ふふ、うん。」
顔をぱっと明るくした彼女は勢いよく保乃に抱きついてきて、嬉しそうな顔でまた、保乃ちゃん好き。なんて呟いた。
保乃達の考え過ぎたこの思考が仇となり長年の両片想いを続けていたらしい。
その後はしっかりと土生さんに経緯を説明し、メンバーにも話して、祝福の声を頂いた。
ほんまに好きやなぁ、なんてベランダの椅子に腰掛けて星を見上げてるひぃちゃんを見て思う。
何も無くても一緒にいれるこの関係に堪らない愛おしさが芽生え始めた。
-fin-
リクエスト 森田村!
保乃ちゃん→森田さん、のお話!
保乃ちゃんの片想いだと思っていたけれど実は森田さんも保乃ちゃんのことが好きだったっていう話!