▶︎ 小林 藤吉
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小林「ふふ、どうしたの〜〜笑」
夏鈴の目の前で、夏鈴の両頬を優しく包みながら可愛く笑うこの人はどれだけ好きにさせたら気が済むのだろう。
"好き"と一言伝えるために話しかけたのに、結局本人を前にしたらなんも言えなくなってしまう始末だ。
頬にある萌え袖のされた由依さんの手、そこに重ねるように夏鈴の手を置く。
「あの、」
小林「ん?」
チワワのように可愛い顔が、眉を上げたことによって更にチワワみを増している。
あぁ、本当に可愛い。どうしようもないくらい夏鈴はこの人に恋してる。
「…、後で一緒に写真撮りませんか?」
小林「ふふ、いいよ。でも、声掛けたのは違う理由でしょ?」
「…、」
正直に好きだと伝える?
それとも何か別の話を考える?
夏鈴はどうしたいんやろう。
「可愛いです、今日も、可愛い。」
小林「…ありがとう、」
「照れてる顔も可愛いです。」
小林「ふふ、なんかやだな。見ないでー。笑」
頬にあった手が今度は目の先にやって来て視界が遮られる。
これなら、言えそう。
「好きです。」
小林「え?」
「由依さんのことが、好きです。」
手が下がって、視線が交わる。
夏鈴は自分が思ってるより度胸はあったみたいだ。
小林「そん、な、急に言わないでよ、」
「…迷惑でしたか?」
小林「迷惑な訳ないじゃん。」
「でも、そんな急に言われると思ってなかったから。」
「ふふ、由依さんは?夏鈴のことどう思ってますか?」
もうこうなれば夏鈴のペースや。
耳まで真っ赤にした由依さんの肩に手を回し顔を覗き込む。
小林「…好き、夏鈴ちゃんの事が好きです。」
「っ…可愛い、」
小林「もーー、折角私が主導権握れてたのに!!」
「リードは夏鈴の手に渡りました〜。」
「ふふ、今日から夏鈴の恋人になってくれますか?」
小林「うん、なる、なりたい。」
「じゃあ今日から由依さんは夏鈴の恋人。」
小林「夏鈴ちゃんは私の恋人。」
「もう、全部我慢しないですからね。」
小林「え?」
「嫉妬も、したいことも、全部、もう我慢しませんから。」
小林「っ…、私だって、我慢しないから。」
「ふふ、はい。」
サラサラな髪に手を通したままそっと耳に触れる。
小林「んっ…、ふふ、恥ずかしい。」
そうすれば可愛い声を出して照れたように笑う由依さん。
可愛い。好き。大好き。
「…由依さんファンの人にも嫉妬しちゃう。」
小林「ふふ、ファンの人にも?笑」
「だって、夏鈴の由依さんなのに、」
これが俗に言う同担拒否ってやつなんかな。
由依さんを好きなのは夏鈴だけでありたい。そんな願いはもう叶わないけど、叶うのならばこの世界で由依さんを好きなのは夏鈴だけであって欲しい。
小林「でも、私も夏鈴ちゃんのファンの人に嫉妬するかも。」
「由依さんも?」
小林「うん、ミーグリとかは私の知らない夏鈴ちゃんを知れるわけだし、」
「うわ、ミーグリ、、、」
小林「ふふ、付き合えたら付き合えたで沢山改善点があるね。」
「ですね。笑」
小林「じゃあ1嫉妬に1キュンしよう?」
「1きゅん?」
小林「うん、例えば、私が夏鈴ちゃんに嫉妬したって言ったら、夏鈴ちゃんは私が嫉妬した分だけキュンとさせて?」
「っ…、なんですか、その可愛いゲーム。」
小林「ふふ、これで嫉妬もちょっとは嫌じゃなくなるかなぁって、」
「採用です。しましょう、それ。」
小林「へへ、やったぁ。」
こうして由依さんの発案で出来たキュン貯金は瞬く間に溜まって行った。
お互い、想像していた以上に独占欲が強かったみたい。
-fin-
リクエスト 藤林短編!!(×6)
夏鈴の目の前で、夏鈴の両頬を優しく包みながら可愛く笑うこの人はどれだけ好きにさせたら気が済むのだろう。
"好き"と一言伝えるために話しかけたのに、結局本人を前にしたらなんも言えなくなってしまう始末だ。
頬にある萌え袖のされた由依さんの手、そこに重ねるように夏鈴の手を置く。
「あの、」
小林「ん?」
チワワのように可愛い顔が、眉を上げたことによって更にチワワみを増している。
あぁ、本当に可愛い。どうしようもないくらい夏鈴はこの人に恋してる。
「…、後で一緒に写真撮りませんか?」
小林「ふふ、いいよ。でも、声掛けたのは違う理由でしょ?」
「…、」
正直に好きだと伝える?
それとも何か別の話を考える?
夏鈴はどうしたいんやろう。
「可愛いです、今日も、可愛い。」
小林「…ありがとう、」
「照れてる顔も可愛いです。」
小林「ふふ、なんかやだな。見ないでー。笑」
頬にあった手が今度は目の先にやって来て視界が遮られる。
これなら、言えそう。
「好きです。」
小林「え?」
「由依さんのことが、好きです。」
手が下がって、視線が交わる。
夏鈴は自分が思ってるより度胸はあったみたいだ。
小林「そん、な、急に言わないでよ、」
「…迷惑でしたか?」
小林「迷惑な訳ないじゃん。」
「でも、そんな急に言われると思ってなかったから。」
「ふふ、由依さんは?夏鈴のことどう思ってますか?」
もうこうなれば夏鈴のペースや。
耳まで真っ赤にした由依さんの肩に手を回し顔を覗き込む。
小林「…好き、夏鈴ちゃんの事が好きです。」
「っ…可愛い、」
小林「もーー、折角私が主導権握れてたのに!!」
「リードは夏鈴の手に渡りました〜。」
「ふふ、今日から夏鈴の恋人になってくれますか?」
小林「うん、なる、なりたい。」
「じゃあ今日から由依さんは夏鈴の恋人。」
小林「夏鈴ちゃんは私の恋人。」
「もう、全部我慢しないですからね。」
小林「え?」
「嫉妬も、したいことも、全部、もう我慢しませんから。」
小林「っ…、私だって、我慢しないから。」
「ふふ、はい。」
サラサラな髪に手を通したままそっと耳に触れる。
小林「んっ…、ふふ、恥ずかしい。」
そうすれば可愛い声を出して照れたように笑う由依さん。
可愛い。好き。大好き。
「…由依さんファンの人にも嫉妬しちゃう。」
小林「ふふ、ファンの人にも?笑」
「だって、夏鈴の由依さんなのに、」
これが俗に言う同担拒否ってやつなんかな。
由依さんを好きなのは夏鈴だけでありたい。そんな願いはもう叶わないけど、叶うのならばこの世界で由依さんを好きなのは夏鈴だけであって欲しい。
小林「でも、私も夏鈴ちゃんのファンの人に嫉妬するかも。」
「由依さんも?」
小林「うん、ミーグリとかは私の知らない夏鈴ちゃんを知れるわけだし、」
「うわ、ミーグリ、、、」
小林「ふふ、付き合えたら付き合えたで沢山改善点があるね。」
「ですね。笑」
小林「じゃあ1嫉妬に1キュンしよう?」
「1きゅん?」
小林「うん、例えば、私が夏鈴ちゃんに嫉妬したって言ったら、夏鈴ちゃんは私が嫉妬した分だけキュンとさせて?」
「っ…、なんですか、その可愛いゲーム。」
小林「ふふ、これで嫉妬もちょっとは嫌じゃなくなるかなぁって、」
「採用です。しましょう、それ。」
小林「へへ、やったぁ。」
こうして由依さんの発案で出来たキュン貯金は瞬く間に溜まって行った。
お互い、想像していた以上に独占欲が強かったみたい。
-fin-
リクエスト 藤林短編!!(×6)