▶︎ 森田 藤吉
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ずっと憧れやった。
皆に好かれていて、いつも輪の中心にいる理佐さんが憧れで、好きやった。
理佐「夏鈴ちゃん」
「どうしたんですか?」
理佐「私さ、由依と付き合ったんだよね」
「…そうなんですね、お似合いです。」
理佐「夏鈴ちゃんに1番に報告したくて!」
そんな風に笑わないで。
私が見たかったその幸せそうな笑顔をこんな形で見せないで。
「幸せになってくださいね。」
理佐「ふふ、うん!!ありがとう。」
終わってしまった。告げることもなくこの恋は最初から無かったものになってしまった。
「あー、そう言えばひかるに用があったので、ちょっと行ってきますね。」
理佐「はーい!」
もうこれ以上理佐さんの側にはいれない。
森田「夏鈴?」
「大丈夫、大丈夫。」
「っ…ひかる、」
ひかるの傍に行けば、全てを察してくれたようにぎゅっと強く抱き締めてくれた。
「好きやったっ、ずっと好きやったのに、」
森田「うん、」
「由依さんのものにならないで欲しかった。夏鈴の理佐さんになって欲しかった。」
森田「ん。」
昔からものに対する執着はなかった。
それは人に対してもそうだった。そんな私が唯一執着したのが理佐さんやった。何があっても自分のものにしたかった。
森田「苦しいね、辛いね。」
「もうどうしたらいいんか、分からへん、」
森田「じゃあさ」
「ん、?」
森田「私の夏鈴になりなよ。」
「え?」
森田「私に夏鈴を幸せにさせて」
「っ…」
森田「だめ、かな?」
「夏鈴は、理佐さんが好き、やで、」
森田「ん、知ってる。」
「ひかるのこと、そーゆう目で見たことない、」
森田「うん、わかってる。」
「…でも、1人になりたくない、」
森田「1人にしない。」
「ねぇ夏鈴私と付き合って。」
「…うん、」
ぱっとひかると目が合い微笑まれる。
その瞬間思った、私はきっとこの人にも執着する、って。
私は自分が思ってる以上に単純で、簡単で、そして、この人の事が好きだったんだ。
-続く(かも)-
皆に好かれていて、いつも輪の中心にいる理佐さんが憧れで、好きやった。
理佐「夏鈴ちゃん」
「どうしたんですか?」
理佐「私さ、由依と付き合ったんだよね」
「…そうなんですね、お似合いです。」
理佐「夏鈴ちゃんに1番に報告したくて!」
そんな風に笑わないで。
私が見たかったその幸せそうな笑顔をこんな形で見せないで。
「幸せになってくださいね。」
理佐「ふふ、うん!!ありがとう。」
終わってしまった。告げることもなくこの恋は最初から無かったものになってしまった。
「あー、そう言えばひかるに用があったので、ちょっと行ってきますね。」
理佐「はーい!」
もうこれ以上理佐さんの側にはいれない。
森田「夏鈴?」
「大丈夫、大丈夫。」
「っ…ひかる、」
ひかるの傍に行けば、全てを察してくれたようにぎゅっと強く抱き締めてくれた。
「好きやったっ、ずっと好きやったのに、」
森田「うん、」
「由依さんのものにならないで欲しかった。夏鈴の理佐さんになって欲しかった。」
森田「ん。」
昔からものに対する執着はなかった。
それは人に対してもそうだった。そんな私が唯一執着したのが理佐さんやった。何があっても自分のものにしたかった。
森田「苦しいね、辛いね。」
「もうどうしたらいいんか、分からへん、」
森田「じゃあさ」
「ん、?」
森田「私の夏鈴になりなよ。」
「え?」
森田「私に夏鈴を幸せにさせて」
「っ…」
森田「だめ、かな?」
「夏鈴は、理佐さんが好き、やで、」
森田「ん、知ってる。」
「ひかるのこと、そーゆう目で見たことない、」
森田「うん、わかってる。」
「…でも、1人になりたくない、」
森田「1人にしない。」
「ねぇ夏鈴私と付き合って。」
「…うん、」
ぱっとひかると目が合い微笑まれる。
その瞬間思った、私はきっとこの人にも執着する、って。
私は自分が思ってる以上に単純で、簡単で、そして、この人の事が好きだったんだ。
-続く(かも)-