▶︎ 森田 守屋
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あれから何度ひかるちゃんと身体を重ねたんだろう。
他の人たちとは違って、本当に愛を持って抱いてくれるから、終電で帰って、1人の部屋で朝を迎えても寂しさなんて全く無かった。
「おはよう〜。」
森田「おはよう、ココア飲む?」
「ん、飲みたい〜〜。」
森田「ん、入れてくるね〜。」
「あ、保乃ちゃん、おはよう。」
田村「おはよう、ひぃちゃん、麗奈ちゃんもおはよう〜」
「おはよう、保乃ちゃん。」
寂しさはない。けれど、やっぱり保乃ちゃんを前にすると、雰囲気を変えるひかるちゃんは本当に保乃ちゃんが好きなんだと思う。
そこに麗奈の入る隙間なんて無くて、ひかるちゃんの隙間は保乃ちゃんで埋まっている。
森田「ふふ、顔顰めて、どうしたと?」
「え、麗奈変な顔してた?」
森田「うん、ここにシワが寄っとったよ。」
そう言って麗奈の額に触れたひかるちゃんの指。
それだけで夜のことを思い出して、胸が苦しくなった。
「…ねぇ、ひかるちゃん、」
森田「ん〜?」
「私達って、どーゆう関係なのかな。」
森田「そうやねぇ…、隙間を埋める関係やない?」
「…隙間を埋めてもらってるのは麗奈だけだよ。」
森田「そんな事ないよ。保乃ちゃんよくお泊まり行っちゃうし、いつも1人寂しかったけ、麗奈ちゃんが来てくれるようになって私の隙間も埋まっとーよ。」
「っ…そっか、」
ひかるちゃんの言う埋まっているは、時間や予定が埋まっているという事で、気持ち的な話ではないんだろうな。
こんなこと考えてる間も麗奈の隙間はひかるちゃんで埋まっていく。
森田「麗奈ちゃんはさ、難しいこと考えないで、私のことだけ考えてればいいよ。」
そう言って笑うひかるちゃんに胸が苦しくなる。
難しいことを考えようとなんてしない。
あなたのことを考えてしまうから難しいんだ。
ピコンッ
【今夜、久々に会えない?】
下心丸出しの、お誘い。
でも、今日はひかるちゃんに呼ばれていないし、丁度いいかも、
森田「麗奈ちゃん?」
「…ん?」
森田「それ、誰?」
「これは、前に関係持った人、かな。」
私がそう言った途端目の色を変えたひかるちゃんは、スマホを取るなり、そのまま連絡を消してしまった。
「ちょっと…、」
森田「私じゃなきゃその隙間は埋まらんやろ?」
「他の人で埋めようとせんで。」
「っ…、」
自分は、保乃ちゃんがいるくせに。
「私にだって選ぶ権利…、」
森田「麗奈ちゃんは、私じゃなきゃ満たされないんよ。選ぶ選ばないの話やない。」
「っ…、」
ひかるちゃんの言っていることは正しくて、それが悔しくて、口を噤んだ。
森田「私はさ、大人やないから、上手くキープとかそーゆうの出来んけ、普通に嫉妬する。」
「嫉妬、してくれたの?」
森田「するよ。」
「麗奈ちゃんは私のやろ。」
「っ…、ひかるちゃんのではないよ。」
森田「なら、私のにしてあげる。」
「今日夜開けといて。泊まりいく。」
「…保乃ちゃんは、?いいの?」
森田「別に気にせんよ。」
「私の愛、ちゃんと教えてあげるから。」
「っ…、はい、」
不覚にもうるさく動く心臓。
隙間が、埋められていく。
いつか、私は抜け出せるのでしょうか?
-Fin?-
他の人たちとは違って、本当に愛を持って抱いてくれるから、終電で帰って、1人の部屋で朝を迎えても寂しさなんて全く無かった。
「おはよう〜。」
森田「おはよう、ココア飲む?」
「ん、飲みたい〜〜。」
森田「ん、入れてくるね〜。」
「あ、保乃ちゃん、おはよう。」
田村「おはよう、ひぃちゃん、麗奈ちゃんもおはよう〜」
「おはよう、保乃ちゃん。」
寂しさはない。けれど、やっぱり保乃ちゃんを前にすると、雰囲気を変えるひかるちゃんは本当に保乃ちゃんが好きなんだと思う。
そこに麗奈の入る隙間なんて無くて、ひかるちゃんの隙間は保乃ちゃんで埋まっている。
森田「ふふ、顔顰めて、どうしたと?」
「え、麗奈変な顔してた?」
森田「うん、ここにシワが寄っとったよ。」
そう言って麗奈の額に触れたひかるちゃんの指。
それだけで夜のことを思い出して、胸が苦しくなった。
「…ねぇ、ひかるちゃん、」
森田「ん〜?」
「私達って、どーゆう関係なのかな。」
森田「そうやねぇ…、隙間を埋める関係やない?」
「…隙間を埋めてもらってるのは麗奈だけだよ。」
森田「そんな事ないよ。保乃ちゃんよくお泊まり行っちゃうし、いつも1人寂しかったけ、麗奈ちゃんが来てくれるようになって私の隙間も埋まっとーよ。」
「っ…そっか、」
ひかるちゃんの言う埋まっているは、時間や予定が埋まっているという事で、気持ち的な話ではないんだろうな。
こんなこと考えてる間も麗奈の隙間はひかるちゃんで埋まっていく。
森田「麗奈ちゃんはさ、難しいこと考えないで、私のことだけ考えてればいいよ。」
そう言って笑うひかるちゃんに胸が苦しくなる。
難しいことを考えようとなんてしない。
あなたのことを考えてしまうから難しいんだ。
ピコンッ
【今夜、久々に会えない?】
下心丸出しの、お誘い。
でも、今日はひかるちゃんに呼ばれていないし、丁度いいかも、
森田「麗奈ちゃん?」
「…ん?」
森田「それ、誰?」
「これは、前に関係持った人、かな。」
私がそう言った途端目の色を変えたひかるちゃんは、スマホを取るなり、そのまま連絡を消してしまった。
「ちょっと…、」
森田「私じゃなきゃその隙間は埋まらんやろ?」
「他の人で埋めようとせんで。」
「っ…、」
自分は、保乃ちゃんがいるくせに。
「私にだって選ぶ権利…、」
森田「麗奈ちゃんは、私じゃなきゃ満たされないんよ。選ぶ選ばないの話やない。」
「っ…、」
ひかるちゃんの言っていることは正しくて、それが悔しくて、口を噤んだ。
森田「私はさ、大人やないから、上手くキープとかそーゆうの出来んけ、普通に嫉妬する。」
「嫉妬、してくれたの?」
森田「するよ。」
「麗奈ちゃんは私のやろ。」
「っ…、ひかるちゃんのではないよ。」
森田「なら、私のにしてあげる。」
「今日夜開けといて。泊まりいく。」
「…保乃ちゃんは、?いいの?」
森田「別に気にせんよ。」
「私の愛、ちゃんと教えてあげるから。」
「っ…、はい、」
不覚にもうるさく動く心臓。
隙間が、埋められていく。
いつか、私は抜け出せるのでしょうか?
-Fin?-