▶︎ 田村保乃
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「すみません、」
"いいじゃん!ね!ちょっとだけだから!"
"そうそう、カラオケ1時間くらいダメ?"
「ほんとに…すみません、」
『ほらほら、お姉さん困ってるじゃん。そろそろ諦めないと警察呼んじゃうよー?』
"それは困るわ姉ちゃんー"
"俺たちは散るねー"
『お姉さん、大丈夫?』
「ありがとう、ございます、すみません。」
『ここら辺ナンパ多いから気をつけてね、ところで、これからどこ行くの?』
「あ、そこのカフェに行くつもりです、」
『私も着いてっていい?』
「え?」
『…駄目?』
これも俗に言うナンパなのでは?
でも、助けて貰ったし、んーー、。
『…?』
「お礼、させてください。」
『ふふ、やったぁ。』
『行こ行こ。』
櫻坂に居てもおかしくないくらい綺麗で、可愛くて、スタイルのいいこの人は一体、何者なんだろう。
カランコロン
店長「いらっしゃい。」
『うわ、お洒落。』
『あ、どうぞ〜、』
「ありがとう、ございます、」
紳士的性格なのか、わざわざ椅子まで引いてくれた彼女。
「あの、お名前って、」
『mrthkr、歳は20歳で、櫻大学に通ってるただただ普通の大学生。』
「hkr、ちゃん、」
『お姉さんは?』
「田村保乃、仕事は…、アイドル、」
『アイドル…、?へぇ、お姉さんアイドルなんだ。』
「え、驚かへんの??」
『うん、別に。お姉さん可愛いし、スタイルいいし、そーなのかなーとは思ってたから。』
「そ、そっか。」
『ちなみになんてグループ?』
「櫻坂46、」
『…櫻坂、あぁ!あの、ちっちゃい子、なんだっけ、』
「ひぃちゃん?」
『ひぃちゃん?』
「あ、森田ひかる、」
『あぁ、そうそう!森田ひかるちゃん、雑誌で見かけて可愛いなーって思ったんだよねぇ。そっかぁ、お姉さんそこのグループなんだ。凄いね。』
「いや、そんな凄くはないけど、」
もっと驚かれたりするもんかと思ってた。
なんか居心地、いいかも。
店長「飲み物何にする?」
「あーえっと、いつもの、で、」
店長「はいよ、君は?」
『お姉さんと同じのでっ。』
店長「はいよ。」
『でもお姉さん、本当にここら辺ナンパ多いから気をつけなよーー?』
「ふふ、hkrちゃんがそれ言う?」
『まぁ、たしかに。笑笑』
『私以外に着いてっちゃだめだよーってこと。』
「ん、分かった。」
『ふふ、いい子。』
『ここ、よく来るの?』
「んー、お仕事が早く終わった日はよく来るかなぁ」
『そうなんだ。じゃあここに来ればまた会えるかな。』
「…会いたいん?」
『ん?うん。会いたい。』
「保乃がアイドルやから?」
『…?お姉さんに興味があるから。』
「…ふふ、そっか。なぁ、連絡先交換せん?」
『え、いいの?アイドルとかそーゆうの厳しいんじゃないの?』
「別に制御されてるわけやないから。ん、QRコード、」
『やった、ありがとう。』
こうして四つ下の大学生と友達になった。
「保乃もhkrちゃんのこともっと知りたい。」
『ふふ、なーんでも教えますよー?』
「じゃあ、好きな食べ物は!!」
『えっとねー………』
あれから、お互い都合が会う度にhkrちゃんと会った。最初の2ヶ月はあの喫茶店で、3ヶ月目からはお互いの行きたいところ、そして半年目の今は、
『つっかれたーー。』
「授業たくさんあったんー?」
『もーめっーちゃ。』
『課題も多いし、辛すぎ。』
「ふふ、偉いなぁ。珈琲飲む?」
『ん!保乃ちゃんが入れてくれるやつ美味しくて好き。』
「そんな事言われたらいつでも入れたるわ。」
『あはは、』
お互いの家を行き来するほどの仲になった。
今日は大学を終えたhkrちゃんが保乃のお家に来た。大学から保乃のお家は割と近いみたいでここから通えたらいいのにと来るたびに言っている。いっその事ここに住んでしまえばいいのに、なんて最近考えていることはまだhkrちゃんは知らない。
『保乃ちゃんは今日お仕事オフだっけ。』
「ん!せやで〜、」
『そっかそっか、ごめんね、貴重なオフに来ちゃって。』
「全然ええよ。むしろhkrちゃん居てくれた方が嬉しい。」
『ふふ、そっか。』
『あ、ねえ次のライブさ、申し込もうと思ってるんだけど、どう?』
「え、来てくれるん!」
『当たったら?笑』
「なら関係者席用意するよ!」
『え、そんな一般人の私が駄目でしょ!』
「全然、保乃の友達とか関係者席で見てるし、ほんまに来てくれるんなら用意するけど、」
『…お願いします。』
「ふふ、はーい。」
「あ、でも保乃が用意するんやから推しタオルひぃちゃんやなくて保乃のつけといてや?」
『んふふ、勿論。当たり前。』
「ん、ならよろしい。」
『やったぁ、櫻坂初ライブ。楽しみだなぁ。』
「最近やっとアイドルの保乃にも興味持ち出したよね。」
『んー?そうだねぇ、保乃ちゃんのことを知れば知るほどアイドルの保乃ちゃんも知りたくなった。』
「ふふ、アイドルの保乃に沼らんといてや〜。」
『今の保乃ちゃんに沼ってるから大丈夫です〜』
「それならええわ。」
…ほんとにそれでいいんやろうか。
いつか、hkrちゃんに恋人が出来てしまったら、もうこうやって会うことも出来なくなってしまう。なら、いっその事、今気持ちを伝えて少しでも意識してもらえば、、、
『…保乃ちゃん?』
「なぁ、hkrちゃん。」
『ん?』
「保乃のことどう思ってる?」
『どう、って?』
「その、恋愛対象に入ってるんかなぁって、」
『え、うん。なんなら一目惚れだけど。』
「え?」
『え?気付いてなかったの?めっちゃアプローチしてたじゃん!』
「いや、アプローチしてへんやろ!」
『してたよ!!!自分から声をかけたのも、保乃ちゃんが初めてだし、思ってることも全部ストレートに伝えてたと思うんだけど、』
「え、好きとか、それ本気やったん?」
『本気だよ!!!じゃなかったら、あの時声掛けてないし、』
「…はぁ、良かったぁ、保乃もhkrちゃんが好き。気付いてたかもしれんけど、」
『え、まじ?』
「うん。」
『え、ほんとに?保乃ちゃんが私の事好きなの?』
「うん、好きやで?」
『…嬉しい、嬉しすぎる。保乃ちゃん!!!』
「うわ!!!急に抱きつかんで!危ないやろ!!」
『保乃ちゃん!!保乃ちゃん!!!好き!!!』
「ふふ、わかったから、ほら、珈琲冷めちゃうから、飲も?」
『うん、』
「何ニヤニヤしてんねん、」
『保乃ちゃんだって、』
「ふふ、あははっ、」
『ふふ、しあわせ。』
「保乃も。」
ナンパから助けてくれた彼女にナンパされて結ばれた恋。いつか、本に出来そうやなぁ、なんて隣でニコニコしているhkrちゃんを見て思った日暮れだった。
-fin-
リクエスト ナンパされた保乃ちゃんを助けてから、ナンパする夢主。
甘々な主×保乃ちゃん
"いいじゃん!ね!ちょっとだけだから!"
"そうそう、カラオケ1時間くらいダメ?"
「ほんとに…すみません、」
『ほらほら、お姉さん困ってるじゃん。そろそろ諦めないと警察呼んじゃうよー?』
"それは困るわ姉ちゃんー"
"俺たちは散るねー"
『お姉さん、大丈夫?』
「ありがとう、ございます、すみません。」
『ここら辺ナンパ多いから気をつけてね、ところで、これからどこ行くの?』
「あ、そこのカフェに行くつもりです、」
『私も着いてっていい?』
「え?」
『…駄目?』
これも俗に言うナンパなのでは?
でも、助けて貰ったし、んーー、。
『…?』
「お礼、させてください。」
『ふふ、やったぁ。』
『行こ行こ。』
櫻坂に居てもおかしくないくらい綺麗で、可愛くて、スタイルのいいこの人は一体、何者なんだろう。
カランコロン
店長「いらっしゃい。」
『うわ、お洒落。』
『あ、どうぞ〜、』
「ありがとう、ございます、」
紳士的性格なのか、わざわざ椅子まで引いてくれた彼女。
「あの、お名前って、」
『mrthkr、歳は20歳で、櫻大学に通ってるただただ普通の大学生。』
「hkr、ちゃん、」
『お姉さんは?』
「田村保乃、仕事は…、アイドル、」
『アイドル…、?へぇ、お姉さんアイドルなんだ。』
「え、驚かへんの??」
『うん、別に。お姉さん可愛いし、スタイルいいし、そーなのかなーとは思ってたから。』
「そ、そっか。」
『ちなみになんてグループ?』
「櫻坂46、」
『…櫻坂、あぁ!あの、ちっちゃい子、なんだっけ、』
「ひぃちゃん?」
『ひぃちゃん?』
「あ、森田ひかる、」
『あぁ、そうそう!森田ひかるちゃん、雑誌で見かけて可愛いなーって思ったんだよねぇ。そっかぁ、お姉さんそこのグループなんだ。凄いね。』
「いや、そんな凄くはないけど、」
もっと驚かれたりするもんかと思ってた。
なんか居心地、いいかも。
店長「飲み物何にする?」
「あーえっと、いつもの、で、」
店長「はいよ、君は?」
『お姉さんと同じのでっ。』
店長「はいよ。」
『でもお姉さん、本当にここら辺ナンパ多いから気をつけなよーー?』
「ふふ、hkrちゃんがそれ言う?」
『まぁ、たしかに。笑笑』
『私以外に着いてっちゃだめだよーってこと。』
「ん、分かった。」
『ふふ、いい子。』
『ここ、よく来るの?』
「んー、お仕事が早く終わった日はよく来るかなぁ」
『そうなんだ。じゃあここに来ればまた会えるかな。』
「…会いたいん?」
『ん?うん。会いたい。』
「保乃がアイドルやから?」
『…?お姉さんに興味があるから。』
「…ふふ、そっか。なぁ、連絡先交換せん?」
『え、いいの?アイドルとかそーゆうの厳しいんじゃないの?』
「別に制御されてるわけやないから。ん、QRコード、」
『やった、ありがとう。』
こうして四つ下の大学生と友達になった。
「保乃もhkrちゃんのこともっと知りたい。」
『ふふ、なーんでも教えますよー?』
「じゃあ、好きな食べ物は!!」
『えっとねー………』
あれから、お互い都合が会う度にhkrちゃんと会った。最初の2ヶ月はあの喫茶店で、3ヶ月目からはお互いの行きたいところ、そして半年目の今は、
『つっかれたーー。』
「授業たくさんあったんー?」
『もーめっーちゃ。』
『課題も多いし、辛すぎ。』
「ふふ、偉いなぁ。珈琲飲む?」
『ん!保乃ちゃんが入れてくれるやつ美味しくて好き。』
「そんな事言われたらいつでも入れたるわ。」
『あはは、』
お互いの家を行き来するほどの仲になった。
今日は大学を終えたhkrちゃんが保乃のお家に来た。大学から保乃のお家は割と近いみたいでここから通えたらいいのにと来るたびに言っている。いっその事ここに住んでしまえばいいのに、なんて最近考えていることはまだhkrちゃんは知らない。
『保乃ちゃんは今日お仕事オフだっけ。』
「ん!せやで〜、」
『そっかそっか、ごめんね、貴重なオフに来ちゃって。』
「全然ええよ。むしろhkrちゃん居てくれた方が嬉しい。」
『ふふ、そっか。』
『あ、ねえ次のライブさ、申し込もうと思ってるんだけど、どう?』
「え、来てくれるん!」
『当たったら?笑』
「なら関係者席用意するよ!」
『え、そんな一般人の私が駄目でしょ!』
「全然、保乃の友達とか関係者席で見てるし、ほんまに来てくれるんなら用意するけど、」
『…お願いします。』
「ふふ、はーい。」
「あ、でも保乃が用意するんやから推しタオルひぃちゃんやなくて保乃のつけといてや?」
『んふふ、勿論。当たり前。』
「ん、ならよろしい。」
『やったぁ、櫻坂初ライブ。楽しみだなぁ。』
「最近やっとアイドルの保乃にも興味持ち出したよね。」
『んー?そうだねぇ、保乃ちゃんのことを知れば知るほどアイドルの保乃ちゃんも知りたくなった。』
「ふふ、アイドルの保乃に沼らんといてや〜。」
『今の保乃ちゃんに沼ってるから大丈夫です〜』
「それならええわ。」
…ほんとにそれでいいんやろうか。
いつか、hkrちゃんに恋人が出来てしまったら、もうこうやって会うことも出来なくなってしまう。なら、いっその事、今気持ちを伝えて少しでも意識してもらえば、、、
『…保乃ちゃん?』
「なぁ、hkrちゃん。」
『ん?』
「保乃のことどう思ってる?」
『どう、って?』
「その、恋愛対象に入ってるんかなぁって、」
『え、うん。なんなら一目惚れだけど。』
「え?」
『え?気付いてなかったの?めっちゃアプローチしてたじゃん!』
「いや、アプローチしてへんやろ!」
『してたよ!!!自分から声をかけたのも、保乃ちゃんが初めてだし、思ってることも全部ストレートに伝えてたと思うんだけど、』
「え、好きとか、それ本気やったん?」
『本気だよ!!!じゃなかったら、あの時声掛けてないし、』
「…はぁ、良かったぁ、保乃もhkrちゃんが好き。気付いてたかもしれんけど、」
『え、まじ?』
「うん。」
『え、ほんとに?保乃ちゃんが私の事好きなの?』
「うん、好きやで?」
『…嬉しい、嬉しすぎる。保乃ちゃん!!!』
「うわ!!!急に抱きつかんで!危ないやろ!!」
『保乃ちゃん!!保乃ちゃん!!!好き!!!』
「ふふ、わかったから、ほら、珈琲冷めちゃうから、飲も?」
『うん、』
「何ニヤニヤしてんねん、」
『保乃ちゃんだって、』
「ふふ、あははっ、」
『ふふ、しあわせ。』
「保乃も。」
ナンパから助けてくれた彼女にナンパされて結ばれた恋。いつか、本に出来そうやなぁ、なんて隣でニコニコしているhkrちゃんを見て思った日暮れだった。
-fin-
リクエスト ナンパされた保乃ちゃんを助けてから、ナンパする夢主。
甘々な主×保乃ちゃん