▶︎ 渡邉理佐
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『ねぇ、』
始まりは、突然だった。
私の前にやって来た彼女はこう言ったんだ、
『私と付き合ってくれない?』
唐突な申し出に慌てながらも気づけば首を縦に降っていて、思わぬ形で想い人と結ばれてしまった私。でも、なんで私なんだろ、地味だし、話したことだって全然ないし、友達いないし、陰キャなのに、
『渡邉さん、一緒に帰ろ』
「あ、うん、」
"え、hkrまじであの芋子と付き合ったの?"
"hkr趣味悪い感じーー?まぁそこも好きだけど"
そりゃそうだ、言われても仕方ない、学校中の人気者で容姿性格共に花丸100点な彼女に私は釣り合わなすぎる。mrtさんだって、きっと、罰ゲームか何かで私と付き合っているんだ、間違いない。
『渡邉さんは可愛いよ。私は知ってるから。』
「っ…、」
どうして、そんな真っ直ぐな目で私を見つめるの。"行こ"なんて手を差し伸べてくれるの。期待したくないのに、こんなの、期待しちゃうじゃん、
mrtさんの手を取り、学校を出た私、帰路でもその手は離されることなく繋がれている、
「ね、ねぇ、」
『ん?』
「罰ゲームなら、ここまで手繋がなくてもいいんじゃない、?」
『え?』
「いやだから、罰ゲームなら、」
『何罰ゲームって、』
「え?」
『私は、渡邉さんのことが好きだから付き合って欲しかったんだけど。あれ、もしかして私渡邉さんのこと脅してる?無理に付き合ってくれてる?』
「違う!!私もmrtさんが好き、だけど、なんで私なの、他に可愛い子なんていっぱい居るのに、」
『渡邉さんが1番可愛いよ。』
「え?」
『髪でほぼ隠れちゃってるし、眼鏡あるからよく見ないとわかんないけど渡邉さん凄い可愛いよ。それに、凄く優しい。』
「っ…、」
『私、渡邉さんの優しさに惹かれたんだ。』
嬉しかった、見た目じゃなく中身を見てくれていた事に、私なんかを見てくれてたことが。
『ちょ、え、泣いてる?嘘、ごめん、なんか嫌だった?』
「違う、違うの、嬉しくて、」
『えー、ふふ、可愛い、可愛いね。』
「私、hkrちゃんに見合う人になる、」
『え?』
「…だから、また、明日ね!!!」
『え、ちょ、渡邉さん!!?』
もう居ても立ってもいられなくなって急いでオシャレな美容室に駆け込んだ。
"嘘、誰あれ、あんな子いた?"
"超モデルみたいじゃん、やば"
"俺、あの子のこと好きだわ"
皆が私を見ている、そんな状況生まれて初めてで、段々怖くなってきてしまった。
ガラガラ
"え!!あの子誰!?めっちゃ可愛いんだけど"
"え、まじじゃん、転校生?"
『っ………、渡邉、さん、』
「おはよう、mrtさん、」
『ちょっ、とま、って、』
「……変、かな、」
『変じゃない!!!!全然、変じゃない、寧ろ似合いすぎてて、なんか、ごめん、無理、』
ガバッと抱きついてきたmrtさんに心臓がまた1つ大きく跳ねる。
『皆、渡邉さんの可愛さ知っちゃった。』
『私だけが知ってたのに、、』
「っ…mrtさんの横に立てる人に、なりたくて、」
『っ…可愛い、綺麗だよ、理佐。』
「!!!」
『理佐って呼んじゃ、ダメかな、』
「んーん、嬉しい、私もhkrって呼びたい、」
『うんっ、』
"え、待って待って、本当に渡邉さん?"
"え、がち?"
「渡邉、理佐です、」
『だから言ったじゃん、理佐は可愛いって、』
"いや、えー、で、でも、あれか!hkrも顔目当てってことか!!"
"うわ、辛辣ー"
「っ…、」
『ね、これ以上話さないで。』
"え?"
『私○○の事嫌いになりたくない。けど、理佐の事傷つける人は嫌いだから、もうこれ以上何も話さないで。』
"っ…ごめん、"
あ、行っちゃった、わたしのせいでhkr友達と喧嘩しちゃった、
「ごめん、、」
『え、なんで理佐が謝るの』
「私のせいでお友達と喧嘩しちゃった、から、」
『え?あぁ、別に友達じゃないよ。』
「え?」
『あの子達が好きなのは、人気者の私だから。』
『理佐と付き合えるまで、ずっと理佐との接点探してたら人脈増えちゃっただけだし、もう私には理佐が居るから。人気者の私はもう要らない。』
「っ…、でも、」
『それとも、理佐も人気者の私が好き?』
「ちがう、私はhkrが好き、人気者じゃない、ただのhkrが好き、」
『ふふ、良かった。』
『ね、授業始まるまでまだ時間あるし屋上行こうよ』
「行きたい、」
『ん、行こ。』
廊下を歩けば好奇の視線が送られる。
それでも私の目にはhkrしか映らない。
hkrの目にも私しか映らなかったらいいのにな。
-fin-
リクエスト:ちょっと重めな理佐主カップルの話
始まりは、突然だった。
私の前にやって来た彼女はこう言ったんだ、
『私と付き合ってくれない?』
唐突な申し出に慌てながらも気づけば首を縦に降っていて、思わぬ形で想い人と結ばれてしまった私。でも、なんで私なんだろ、地味だし、話したことだって全然ないし、友達いないし、陰キャなのに、
『渡邉さん、一緒に帰ろ』
「あ、うん、」
"え、hkrまじであの芋子と付き合ったの?"
"hkr趣味悪い感じーー?まぁそこも好きだけど"
そりゃそうだ、言われても仕方ない、学校中の人気者で容姿性格共に花丸100点な彼女に私は釣り合わなすぎる。mrtさんだって、きっと、罰ゲームか何かで私と付き合っているんだ、間違いない。
『渡邉さんは可愛いよ。私は知ってるから。』
「っ…、」
どうして、そんな真っ直ぐな目で私を見つめるの。"行こ"なんて手を差し伸べてくれるの。期待したくないのに、こんなの、期待しちゃうじゃん、
mrtさんの手を取り、学校を出た私、帰路でもその手は離されることなく繋がれている、
「ね、ねぇ、」
『ん?』
「罰ゲームなら、ここまで手繋がなくてもいいんじゃない、?」
『え?』
「いやだから、罰ゲームなら、」
『何罰ゲームって、』
「え?」
『私は、渡邉さんのことが好きだから付き合って欲しかったんだけど。あれ、もしかして私渡邉さんのこと脅してる?無理に付き合ってくれてる?』
「違う!!私もmrtさんが好き、だけど、なんで私なの、他に可愛い子なんていっぱい居るのに、」
『渡邉さんが1番可愛いよ。』
「え?」
『髪でほぼ隠れちゃってるし、眼鏡あるからよく見ないとわかんないけど渡邉さん凄い可愛いよ。それに、凄く優しい。』
「っ…、」
『私、渡邉さんの優しさに惹かれたんだ。』
嬉しかった、見た目じゃなく中身を見てくれていた事に、私なんかを見てくれてたことが。
『ちょ、え、泣いてる?嘘、ごめん、なんか嫌だった?』
「違う、違うの、嬉しくて、」
『えー、ふふ、可愛い、可愛いね。』
「私、hkrちゃんに見合う人になる、」
『え?』
「…だから、また、明日ね!!!」
『え、ちょ、渡邉さん!!?』
もう居ても立ってもいられなくなって急いでオシャレな美容室に駆け込んだ。
"嘘、誰あれ、あんな子いた?"
"超モデルみたいじゃん、やば"
"俺、あの子のこと好きだわ"
皆が私を見ている、そんな状況生まれて初めてで、段々怖くなってきてしまった。
ガラガラ
"え!!あの子誰!?めっちゃ可愛いんだけど"
"え、まじじゃん、転校生?"
『っ………、渡邉、さん、』
「おはよう、mrtさん、」
『ちょっ、とま、って、』
「……変、かな、」
『変じゃない!!!!全然、変じゃない、寧ろ似合いすぎてて、なんか、ごめん、無理、』
ガバッと抱きついてきたmrtさんに心臓がまた1つ大きく跳ねる。
『皆、渡邉さんの可愛さ知っちゃった。』
『私だけが知ってたのに、、』
「っ…mrtさんの横に立てる人に、なりたくて、」
『っ…可愛い、綺麗だよ、理佐。』
「!!!」
『理佐って呼んじゃ、ダメかな、』
「んーん、嬉しい、私もhkrって呼びたい、」
『うんっ、』
"え、待って待って、本当に渡邉さん?"
"え、がち?"
「渡邉、理佐です、」
『だから言ったじゃん、理佐は可愛いって、』
"いや、えー、で、でも、あれか!hkrも顔目当てってことか!!"
"うわ、辛辣ー"
「っ…、」
『ね、これ以上話さないで。』
"え?"
『私○○の事嫌いになりたくない。けど、理佐の事傷つける人は嫌いだから、もうこれ以上何も話さないで。』
"っ…ごめん、"
あ、行っちゃった、わたしのせいでhkr友達と喧嘩しちゃった、
「ごめん、、」
『え、なんで理佐が謝るの』
「私のせいでお友達と喧嘩しちゃった、から、」
『え?あぁ、別に友達じゃないよ。』
「え?」
『あの子達が好きなのは、人気者の私だから。』
『理佐と付き合えるまで、ずっと理佐との接点探してたら人脈増えちゃっただけだし、もう私には理佐が居るから。人気者の私はもう要らない。』
「っ…、でも、」
『それとも、理佐も人気者の私が好き?』
「ちがう、私はhkrが好き、人気者じゃない、ただのhkrが好き、」
『ふふ、良かった。』
『ね、授業始まるまでまだ時間あるし屋上行こうよ』
「行きたい、」
『ん、行こ。』
廊下を歩けば好奇の視線が送られる。
それでも私の目にはhkrしか映らない。
hkrの目にも私しか映らなかったらいいのにな。
-fin-
リクエスト:ちょっと重めな理佐主カップルの話