▶︎ 小林由依
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
小林「ごめん、hkr別れよう。」
『え?』
小林「私、理佐のことが好き、」
『っ……そっか。分かった、今までありがとう。』
由依が出てって1人になった部屋。
お揃いのものも私たちのようにばらばらに別れて、由依が使っていた歯ブラシも、化粧品も、全部無くなった、私一人の部屋。
記憶から消すようにスマホのアルバムから写真や動画を消していく。
(動画)
小林 hkr、見て〜、新しい服〜
hkr えーー、かわいいーーっ、
小林 ふふ、似合ってる?
hkr うん、由依は何でも似合うね。
小林 へへ
hkr 泣いてる由依でーす。
小林 ちょっと、撮らないでよー。
hkr ふふ、映画見て感動しちゃったの?
小林 悪いーーー?
hkr んーん、可愛いよ。
小林 hkr〜?
hkr んー?なにー?
小林 ぎゅーする、
hkr ん、おいで、
小林 ……撮らないで
hkr いいじゃん、思い出だよ。
小林 ふふ、いぇーい。
hkr いぇーい。
『ぐすっ…、』
告白が成功して、2人で笑いあった日。
由依と初めて喧嘩して、いつもは向かい合って寝ている私達が背を向けあって寝た日。
お家の中にある物でどれだけヒーローになれるか、なんてふざけ合った日。
由依に思いを寄せてる俳優さんもいる飲み会に行かないで!なんてわがままを言った日。
それぞれ精一杯になって思ってもないことを言い合って傷つけ合った日。
お互いの頑張りを認めて慰めあった日。
全部全部昨日の事のように思い出せてしまう。
由依の声が、紡ぐ言葉が、笑い方が、優しさが、由依が、好きだった。大好きだった。
"好き"そう言えば嬉しそうに笑ってくれる由依の隣に立って、頭を撫でて過ごせる日々をずっと続けたかった。
欲を言うなら別れたくない。
ずっと私の由依で居て欲しい。
でもそんなこと言えないから、こうやって唯一由依が忘れていったパジャマを来て涙に溺れている。
━━━━━━━━━━━━━━━
小林「hkrー」
『はーーい?』
小林「寒いんだけど。」
『暖房温度あげる?』
小林「…そうじゃなくて、」
『…?あー、ふふ、素直に言えばいいのに。』
『おいで、由依。』
小林「さっさと気づけ、ばか。」
『ふふ、ごめんね。』
『んーー、由依だーー。』
小林「hkrが寒くなったら私が抱きしめてあっためてあげる。」
『ふふ、ありがと』
━━━━━━━━━━━━━━━
もう一度由依を暖めたい。
由依に抱きしめて欲しい。
そんな願いだけが部屋に残っていく。
『…コンビニ行こ、』
尽きた食料品を買いに行くため玄関へ向かう。
玄関の靴棚の上にポンッと置かれた由依の香水。
あぁ、なんて狡い人なんだ。
シュッ
『っ…うぅっ、あーっ、由依、由依っ、、』
由依に抱き締められてるように、由依の香りに包み込まれていく。それでも身体はどんどん冷えていって、苦しくなる。
こんなに苦しいなら好きにならなきゃ良かった。
愛さなきゃ良かった、、愛されなきゃ良かった。
由依の暖かさを知ってしまった私はもう他の人となんて無理だよ。
愛してると言うより、由依が居なきゃダメだった。目の前の幸せが全てだったんだよ。
こうしてまた未練だけが募って私を縛り付けて行く。
-fin-
日常革命/ねぐせ。
『え?』
小林「私、理佐のことが好き、」
『っ……そっか。分かった、今までありがとう。』
由依が出てって1人になった部屋。
お揃いのものも私たちのようにばらばらに別れて、由依が使っていた歯ブラシも、化粧品も、全部無くなった、私一人の部屋。
記憶から消すようにスマホのアルバムから写真や動画を消していく。
(動画)
小林 hkr、見て〜、新しい服〜
hkr えーー、かわいいーーっ、
小林 ふふ、似合ってる?
hkr うん、由依は何でも似合うね。
小林 へへ
hkr 泣いてる由依でーす。
小林 ちょっと、撮らないでよー。
hkr ふふ、映画見て感動しちゃったの?
小林 悪いーーー?
hkr んーん、可愛いよ。
小林 hkr〜?
hkr んー?なにー?
小林 ぎゅーする、
hkr ん、おいで、
小林 ……撮らないで
hkr いいじゃん、思い出だよ。
小林 ふふ、いぇーい。
hkr いぇーい。
『ぐすっ…、』
告白が成功して、2人で笑いあった日。
由依と初めて喧嘩して、いつもは向かい合って寝ている私達が背を向けあって寝た日。
お家の中にある物でどれだけヒーローになれるか、なんてふざけ合った日。
由依に思いを寄せてる俳優さんもいる飲み会に行かないで!なんてわがままを言った日。
それぞれ精一杯になって思ってもないことを言い合って傷つけ合った日。
お互いの頑張りを認めて慰めあった日。
全部全部昨日の事のように思い出せてしまう。
由依の声が、紡ぐ言葉が、笑い方が、優しさが、由依が、好きだった。大好きだった。
"好き"そう言えば嬉しそうに笑ってくれる由依の隣に立って、頭を撫でて過ごせる日々をずっと続けたかった。
欲を言うなら別れたくない。
ずっと私の由依で居て欲しい。
でもそんなこと言えないから、こうやって唯一由依が忘れていったパジャマを来て涙に溺れている。
━━━━━━━━━━━━━━━
小林「hkrー」
『はーーい?』
小林「寒いんだけど。」
『暖房温度あげる?』
小林「…そうじゃなくて、」
『…?あー、ふふ、素直に言えばいいのに。』
『おいで、由依。』
小林「さっさと気づけ、ばか。」
『ふふ、ごめんね。』
『んーー、由依だーー。』
小林「hkrが寒くなったら私が抱きしめてあっためてあげる。」
『ふふ、ありがと』
━━━━━━━━━━━━━━━
もう一度由依を暖めたい。
由依に抱きしめて欲しい。
そんな願いだけが部屋に残っていく。
『…コンビニ行こ、』
尽きた食料品を買いに行くため玄関へ向かう。
玄関の靴棚の上にポンッと置かれた由依の香水。
あぁ、なんて狡い人なんだ。
シュッ
『っ…うぅっ、あーっ、由依、由依っ、、』
由依に抱き締められてるように、由依の香りに包み込まれていく。それでも身体はどんどん冷えていって、苦しくなる。
こんなに苦しいなら好きにならなきゃ良かった。
愛さなきゃ良かった、、愛されなきゃ良かった。
由依の暖かさを知ってしまった私はもう他の人となんて無理だよ。
愛してると言うより、由依が居なきゃダメだった。目の前の幸せが全てだったんだよ。
こうしてまた未練だけが募って私を縛り付けて行く。
-fin-
日常革命/ねぐせ。