▶︎ 森田ひかる
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田村「ひぃちゃん、拗ねてんで。」
楽屋の端っこで本と向き合っていれば、保乃さんが隣へやってきてそんな一言を伝えてくれた。
今日は朝からひかるさんの対応が素っ気なくて、私の方に全然来て貰えなかったから行かない方がいいのかと思って目の見える範囲でそっとしておいたのだがその選択は間違っていたよう。
『ひかるさんのとこ、行ってきます。』
田村「ん、行ってらっしゃい!」
『あ、教えてくれてありがとうございます。』
田村「ふふ、ええよ〜、今度写真撮ってな〜。」
『はい、是非。』
保乃さん、いつでも笑顔で、優しくて、ほんと憧れちゃうな。
『ひかるさん。』
森田「…。」
『ひーかーるーさんっ。』
ソファーの上で小さな身体を更に畳むように三角座りをしているひかるさんは、3歳児のようでその姿が可愛くて愛おしかった。
目線が合うようにしゃがみこんで下から顔を覗けば不機嫌MAXといった表情が見える。
これは、なんかしちゃったパターンだな。
『ひかるさん、』
森田「…近寄らんで。」
『っ…、』
やばい、今のは結構心にくる。
なんだ、こんなに怒らせてしまう程の事をやってしまったのか。なんだ、何をした。思い出せ、昨日のお昼までは普通だったしなんなら甘々だった。だから、なにかしてしまったとすれば昨日の夕方から今日の朝。
昨日の夜はリハを終えてそのままバイバイしたから…、いや、待てよ、そもそもあんなあっさりバイバイすること今までにあったか?いや、無かった。
となれば、問題点はリハだ。
由依さんの卒コンリハ、私たち3期生は初めての卒コンでみんないつも以上に真剣に取り組んでたし、距離だって近くなかったはず。
けど、ひかるさんがこんなに怒ってしまうことをしてるのは確実で、それが、分からない。
無意識に恋人を傷つけてしまうのは1番辛い。
森田「…、ごめん、」
『ひかる、さん、』
突然頬に触れたひかるさんの手。いつもは上目遣いのひかるさんばかり見ていたから、反対になった目線になれていなくて、心臓がいつも以上に苦しく、忙しなく動く。
森田「hkr、昨日リハ中に1回も話しかけてこんかったやろ?」
『…あー、ひかるさん忙しそうだったし、迷惑掛けたくなくて、』
森田「それが嫌やった。いつもは分かんないとこすぐに聞きに来てくれるのに、昨日は他の子達に聞いとった。」
『ごめんなさい、ひかるさんにとって由依さんの卒コンはきっと今までの先輩の中で誰よりも大切なものだって思ったから、邪魔、したくなくて、』
森田「っ…、邪魔なんかやないけ、私を頼って、私に聞いて、私の傍に居ってよ。」
『っ…はい、明日からはずっとそばに居ます。』
森田「ん、約束、」
『ふふ、はいっ、約束です。』
笑顔を取り戻したひかるさんは、そのまま首に腕をかけぎゅぅと上から抱きしめてくれた。
他の人から見ればやっぱりひかるさんは重いと思う。でも、その重さが私にとっては丁度良くて、寧ろまだ足りない。もっと私を求めて欲しいし、私で満たして欲しい。
決して口にはしない。
けど、思いは伝わるように皆からは見えないようにそっと首に口を付けて、歯を立てた。
森田「んっ…、ねえ、ちょっと、」
『ポーカーフェイス、得意でしょ?』
周りから見れば、ひかるさんが私を抱きしめているだけの図。ひかるさんの表情さえバレなければきっと誰も分かりはしない。
森田「っ…はぁ、ねぇっ、hkrっ、」
ひかるさんが私の鎖骨に顔を沈める。
甘噛みじゃ物足りないらしい。
『もっと強く噛んで欲しいですか?』
森田「言わせんでよ…、」
『言ってくれなきゃ分かんないです。』
森田「っ…、もっと、強くして、」
『ふふ、はいっ。』
再び首に口を付けて、今度はさっきよりも強く、歯を立てた。
背中に回っていたひかるさんの指がぎゅっと私の服を掴んで、声が出ないようにと噛まれている私のパーカーと口の隙間からくぐもった声が聞こえる。
ああ、可愛い、愛おしい、好き、大好き。
『好きです。』
森田「私も、好き、」
『ひかるが好き。』
森田「っ…、hkrが好き。」
この顔も、声も、髪も、体温も、全部、私だけのものになればいいのに。
森田「私以外に余所見せんで。」
『ひかるしか見てない。』
森田「さっき保乃ちゃんと楽しそうやった。」
『それはメンバーとしてです。』
『ひかるさんは、ずっと私の好きな人ですから。』
森田「…冷めんでね。」
『冷めません。』
森田「重いっち思わんで。」
『思ってないです。』
森田「ずっと、私のhkrでいて。」
『はい、ずっと、ひかるさんのhkrです。』
見つめ合って、どんどん距離が近づいていく。
キスをする直前のこの表情も私だけのモノ。
田村「…こら!」
「こんなとこでチューせーへんの!未成年居るんやから!てかhkrちゃんが未成年やし!」
『私もう18です。』
田村「高校生でしょ!ひぃちゃんも、そーゆうのはお家まで我慢やで。分かった?」
森田「…はーい。」
田村「ふふ、ほな2人とも収録始まんで。」
『行きますかーー。』
森田「やね〜、」
ゾロゾロとメンバーが楽屋を出ていく。保乃さんが出て、残りは私とひかるさんだけ。
先に楽屋を出ようとしたひかるさんの腕を掴んで、引き寄せ、そして、唇を重ねた。
森田「んっ…、」
『ごめんなさい、私焦らされると集中できないタイプで。へへっ。』
森田「…ばか!」
この後、ひかるさんのお家にお邪魔した私は次の日腕が筋肉痛になるほどひかるさんを愛したのだった。
-Fin-
・アイビーの続編!
・ヤンデレ森田×夢主!
・重いひかるちゃんに振り回される夢主
楽屋の端っこで本と向き合っていれば、保乃さんが隣へやってきてそんな一言を伝えてくれた。
今日は朝からひかるさんの対応が素っ気なくて、私の方に全然来て貰えなかったから行かない方がいいのかと思って目の見える範囲でそっとしておいたのだがその選択は間違っていたよう。
『ひかるさんのとこ、行ってきます。』
田村「ん、行ってらっしゃい!」
『あ、教えてくれてありがとうございます。』
田村「ふふ、ええよ〜、今度写真撮ってな〜。」
『はい、是非。』
保乃さん、いつでも笑顔で、優しくて、ほんと憧れちゃうな。
『ひかるさん。』
森田「…。」
『ひーかーるーさんっ。』
ソファーの上で小さな身体を更に畳むように三角座りをしているひかるさんは、3歳児のようでその姿が可愛くて愛おしかった。
目線が合うようにしゃがみこんで下から顔を覗けば不機嫌MAXといった表情が見える。
これは、なんかしちゃったパターンだな。
『ひかるさん、』
森田「…近寄らんで。」
『っ…、』
やばい、今のは結構心にくる。
なんだ、こんなに怒らせてしまう程の事をやってしまったのか。なんだ、何をした。思い出せ、昨日のお昼までは普通だったしなんなら甘々だった。だから、なにかしてしまったとすれば昨日の夕方から今日の朝。
昨日の夜はリハを終えてそのままバイバイしたから…、いや、待てよ、そもそもあんなあっさりバイバイすること今までにあったか?いや、無かった。
となれば、問題点はリハだ。
由依さんの卒コンリハ、私たち3期生は初めての卒コンでみんないつも以上に真剣に取り組んでたし、距離だって近くなかったはず。
けど、ひかるさんがこんなに怒ってしまうことをしてるのは確実で、それが、分からない。
無意識に恋人を傷つけてしまうのは1番辛い。
森田「…、ごめん、」
『ひかる、さん、』
突然頬に触れたひかるさんの手。いつもは上目遣いのひかるさんばかり見ていたから、反対になった目線になれていなくて、心臓がいつも以上に苦しく、忙しなく動く。
森田「hkr、昨日リハ中に1回も話しかけてこんかったやろ?」
『…あー、ひかるさん忙しそうだったし、迷惑掛けたくなくて、』
森田「それが嫌やった。いつもは分かんないとこすぐに聞きに来てくれるのに、昨日は他の子達に聞いとった。」
『ごめんなさい、ひかるさんにとって由依さんの卒コンはきっと今までの先輩の中で誰よりも大切なものだって思ったから、邪魔、したくなくて、』
森田「っ…、邪魔なんかやないけ、私を頼って、私に聞いて、私の傍に居ってよ。」
『っ…はい、明日からはずっとそばに居ます。』
森田「ん、約束、」
『ふふ、はいっ、約束です。』
笑顔を取り戻したひかるさんは、そのまま首に腕をかけぎゅぅと上から抱きしめてくれた。
他の人から見ればやっぱりひかるさんは重いと思う。でも、その重さが私にとっては丁度良くて、寧ろまだ足りない。もっと私を求めて欲しいし、私で満たして欲しい。
決して口にはしない。
けど、思いは伝わるように皆からは見えないようにそっと首に口を付けて、歯を立てた。
森田「んっ…、ねえ、ちょっと、」
『ポーカーフェイス、得意でしょ?』
周りから見れば、ひかるさんが私を抱きしめているだけの図。ひかるさんの表情さえバレなければきっと誰も分かりはしない。
森田「っ…はぁ、ねぇっ、hkrっ、」
ひかるさんが私の鎖骨に顔を沈める。
甘噛みじゃ物足りないらしい。
『もっと強く噛んで欲しいですか?』
森田「言わせんでよ…、」
『言ってくれなきゃ分かんないです。』
森田「っ…、もっと、強くして、」
『ふふ、はいっ。』
再び首に口を付けて、今度はさっきよりも強く、歯を立てた。
背中に回っていたひかるさんの指がぎゅっと私の服を掴んで、声が出ないようにと噛まれている私のパーカーと口の隙間からくぐもった声が聞こえる。
ああ、可愛い、愛おしい、好き、大好き。
『好きです。』
森田「私も、好き、」
『ひかるが好き。』
森田「っ…、hkrが好き。」
この顔も、声も、髪も、体温も、全部、私だけのものになればいいのに。
森田「私以外に余所見せんで。」
『ひかるしか見てない。』
森田「さっき保乃ちゃんと楽しそうやった。」
『それはメンバーとしてです。』
『ひかるさんは、ずっと私の好きな人ですから。』
森田「…冷めんでね。」
『冷めません。』
森田「重いっち思わんで。」
『思ってないです。』
森田「ずっと、私のhkrでいて。」
『はい、ずっと、ひかるさんのhkrです。』
見つめ合って、どんどん距離が近づいていく。
キスをする直前のこの表情も私だけのモノ。
田村「…こら!」
「こんなとこでチューせーへんの!未成年居るんやから!てかhkrちゃんが未成年やし!」
『私もう18です。』
田村「高校生でしょ!ひぃちゃんも、そーゆうのはお家まで我慢やで。分かった?」
森田「…はーい。」
田村「ふふ、ほな2人とも収録始まんで。」
『行きますかーー。』
森田「やね〜、」
ゾロゾロとメンバーが楽屋を出ていく。保乃さんが出て、残りは私とひかるさんだけ。
先に楽屋を出ようとしたひかるさんの腕を掴んで、引き寄せ、そして、唇を重ねた。
森田「んっ…、」
『ごめんなさい、私焦らされると集中できないタイプで。へへっ。』
森田「…ばか!」
この後、ひかるさんのお家にお邪魔した私は次の日腕が筋肉痛になるほどひかるさんを愛したのだった。
-Fin-
・アイビーの続編!
・ヤンデレ森田×夢主!
・重いひかるちゃんに振り回される夢主