▶︎ 山下瞳月
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『瞳月ちゃん、お誕生日おめでとう。』
そう言って、好きな人が笑った。
1番目じゃないのに、おめでとうを言ってくれた誰よりも特別で、嬉しかった。
「ありがとう、ございます。」
『これ、プレゼント、気に入って貰えるといいんだけど。』
渡された紙袋には、ずっと欲しいと思っていたパーカーの柄が入っていた。
「嘘…、」
『ふふ、もしよかったら着てみて。』
お母さんの喜ぶ顔が見たくてたまらない小学生のようにニコッと笑ったhkrさんはキラキラした目で私を見つめている。
誕生日って良いな、好きな人の時間までも独り占めできるやん。
「…よいしょ、どう、ですか?」
『可愛い、うん、凄く似合ってる。』
「っ…、ありがとうございます、」
hkrさんに撫でられた部分が酷く熱い。
hkrさんは魔法使いかなんかなんだろうか。
私の事を一喜一憂させてしまうのはいつだってhkrさんだ。
山﨑「あー!しーちゃん可愛い〜!」
『ね、可愛いよね。』
山﨑「流石hkrさ〜ん。プレゼントセンス抜群〜。」
『ふふ、そんな天ちゃんにはこれをあげよう〜。』
山﨑「え!これ、欲しいって言ってたやつ!」
『表紙決まったんでしょ、お祝い。』
山﨑「好き、大っ好き!ありがとう、hkrさん!」
私も天様みたいにストレートに言えたらなぁ。
もっと、愛嬌出せたら良いのに。
『…瞳月ちゃん?』
「…はい!あれ、天様は、」
『ふふ、天様ならスタッフさんに呼ばれてったよ。』
「あ…、そうだったんですね、笑」
『ってことでー、おいで、瞳月ちゃん。』
「え、え?し、失礼します、」
広げられた腕の中に飛び込めばギュッとキツく抱きしめられて、思わぬ展開に頬が緩んでしまう。
『天ちゃんの事羨ましそうに見てたから、ぎゅーしたいのかと思って。違った?』
「あ、いや、違くない、です。羨ましかったです。」
『ふふ、かわいい。』
「…hkrさんは、私の気持ち何でも読み取っちゃいますね。」
『瞳月ちゃんが好きだから、かな。』
「え?」
『好きだから、何を考えてるのか、何をしたいのか、想像したくなる。』
「っ…、それって、」
"告白ですか?"そう聞こうとして、唇が閉ざされた。
『瞳月ちゃんも同じ気持ちだと思ってるんだけど、違った?』
「っ…違く、ない、です、」
嘘、初めてのキス、しちゃった、
小林「うっわ、TPO無いわーーー、しーちゃんこんなやつ辞めときな??」
「っ…あ、えっと、えっ、と、」
『ふふ、ごめん、皆に威嚇しとこうと思って。嫌だった?』
「恥ずかしい、けど、嫌じゃないです、」
『あはは、可愛い、今度から気をつけるね。』
これは、成立ってことでいいんでしょうか?
それとも何か夢でも見てるのでしょうか?
『瞳月は今日から私の恋人ね。』
「っ…、はい、」
森田「うわぁ〜、hkrさん耳真っ赤〜〜!」
田村「ふふ、ほんまや!いつものクールhkrさんはどこ行ったん〜?」
『ちょっ…言わないで〜、』
そうだ、hkrさんは、意外と恥ずかしがり屋だったんだ。頑張ってくれたのかな、なんか、可愛い。
「hkrさん、」
『ん?』
「好きです。大好きです。」
『っ…ぅぁ、やられた、』
思いを伝えれば、苦しくなるくらいぎゅっと強く抱き締められて幸せに埋もれる。
誕生日って良いな。
好きな人のこれからを貰えたんだもん。
『ほんとに、おめでとう、瞳月。』
「ありがとうございます、」
『好きだよ。世界で1番。』
「っ…、瞳月もです、」
小林「ひゃ〜、激甘〜、卒業前にいいもん見たわ〜。」
森田「ふふ、おめでとうございまーす。」
田村「祝カップル誕生〜〜!」
-Fin-
山下瞳月様 Happy birthday
そう言って、好きな人が笑った。
1番目じゃないのに、おめでとうを言ってくれた誰よりも特別で、嬉しかった。
「ありがとう、ございます。」
『これ、プレゼント、気に入って貰えるといいんだけど。』
渡された紙袋には、ずっと欲しいと思っていたパーカーの柄が入っていた。
「嘘…、」
『ふふ、もしよかったら着てみて。』
お母さんの喜ぶ顔が見たくてたまらない小学生のようにニコッと笑ったhkrさんはキラキラした目で私を見つめている。
誕生日って良いな、好きな人の時間までも独り占めできるやん。
「…よいしょ、どう、ですか?」
『可愛い、うん、凄く似合ってる。』
「っ…、ありがとうございます、」
hkrさんに撫でられた部分が酷く熱い。
hkrさんは魔法使いかなんかなんだろうか。
私の事を一喜一憂させてしまうのはいつだってhkrさんだ。
山﨑「あー!しーちゃん可愛い〜!」
『ね、可愛いよね。』
山﨑「流石hkrさ〜ん。プレゼントセンス抜群〜。」
『ふふ、そんな天ちゃんにはこれをあげよう〜。』
山﨑「え!これ、欲しいって言ってたやつ!」
『表紙決まったんでしょ、お祝い。』
山﨑「好き、大っ好き!ありがとう、hkrさん!」
私も天様みたいにストレートに言えたらなぁ。
もっと、愛嬌出せたら良いのに。
『…瞳月ちゃん?』
「…はい!あれ、天様は、」
『ふふ、天様ならスタッフさんに呼ばれてったよ。』
「あ…、そうだったんですね、笑」
『ってことでー、おいで、瞳月ちゃん。』
「え、え?し、失礼します、」
広げられた腕の中に飛び込めばギュッとキツく抱きしめられて、思わぬ展開に頬が緩んでしまう。
『天ちゃんの事羨ましそうに見てたから、ぎゅーしたいのかと思って。違った?』
「あ、いや、違くない、です。羨ましかったです。」
『ふふ、かわいい。』
「…hkrさんは、私の気持ち何でも読み取っちゃいますね。」
『瞳月ちゃんが好きだから、かな。』
「え?」
『好きだから、何を考えてるのか、何をしたいのか、想像したくなる。』
「っ…、それって、」
"告白ですか?"そう聞こうとして、唇が閉ざされた。
『瞳月ちゃんも同じ気持ちだと思ってるんだけど、違った?』
「っ…違く、ない、です、」
嘘、初めてのキス、しちゃった、
小林「うっわ、TPO無いわーーー、しーちゃんこんなやつ辞めときな??」
「っ…あ、えっと、えっ、と、」
『ふふ、ごめん、皆に威嚇しとこうと思って。嫌だった?』
「恥ずかしい、けど、嫌じゃないです、」
『あはは、可愛い、今度から気をつけるね。』
これは、成立ってことでいいんでしょうか?
それとも何か夢でも見てるのでしょうか?
『瞳月は今日から私の恋人ね。』
「っ…、はい、」
森田「うわぁ〜、hkrさん耳真っ赤〜〜!」
田村「ふふ、ほんまや!いつものクールhkrさんはどこ行ったん〜?」
『ちょっ…言わないで〜、』
そうだ、hkrさんは、意外と恥ずかしがり屋だったんだ。頑張ってくれたのかな、なんか、可愛い。
「hkrさん、」
『ん?』
「好きです。大好きです。」
『っ…ぅぁ、やられた、』
思いを伝えれば、苦しくなるくらいぎゅっと強く抱き締められて幸せに埋もれる。
誕生日って良いな。
好きな人のこれからを貰えたんだもん。
『ほんとに、おめでとう、瞳月。』
「ありがとうございます、」
『好きだよ。世界で1番。』
「っ…、瞳月もです、」
小林「ひゃ〜、激甘〜、卒業前にいいもん見たわ〜。」
森田「ふふ、おめでとうございまーす。」
田村「祝カップル誕生〜〜!」
-Fin-
山下瞳月様 Happy birthday