▶︎ 田村保乃
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田村「車運転できる人って格好良いやんな。」
「分かる!!好きな人の助手席とか憧れる〜。」
田村「うわぁ〜!!ほんまそれ!!」
『保乃ーー、撮影呼ばれてるよ。』
田村「嘘!!気付かんかった、ありがとう〜、行ってくるな。」
『うん、行ってらっしゃい。』
「行ってらっしゃい〜!」
『ねえ、麗奈ちゃん。』
「ん?」
『免許って、どうやってとるの。』
「教習所通うんじゃないかな、え、もしかして、」
『教習所…、申し込んでくる。』
「ちょちょちょ、待って、ちゃんとスタッフさんと相談してから決めな??それにほら!教習所通う分保乃ちゃんと過ごせる時間も減っちゃうわけだし。」
『確かに…。』
『でも、免許取りたい、保乃助手席に乗せたい、』
「ふふ、本当に保乃ちゃんのこと大好きなんだね。麗奈も一緒に行ってあげるから、スタッフさんの所行こ?」
『うん。ありがとう、麗奈ちゃん。』
「どういたしまして。」
「保乃ちゃんには内緒にしとくね。」
『うん、助かる、』
こんな会話をしたのが3ヶ月前、当日に申し込みに行ってギュウギュウのスケジュールの中、無理矢理こじ開けて作った隙間に教習所を詰めて行ったhkrちゃんは、3ヶ月で免許を取ったらしい。
この3ヶ月間、有り得ないほど保乃ちゃんがhkrちゃん不足になっていた事を振り返ると、本当に休みなく教習所を入れたんだと思う。決めたらやりきるところがhkrちゃんらしい。
「保乃ちゃんにはいつ言うの〜〜?」
『乗り慣れてからかな。交通事故とか絶対起こせないし。』
「それは、たしかに。」
『今は、スタッフさんの移動変わらせてもらって練習してる。』
「え〜!そうなんだ!!今度麗奈も乗せて!」
『ぜひ、あ、でも、最初に乗せるのは保乃って決めてるから、』
「ふふ、分かってるよ〜。保乃ちゃんの後は1番に乗せてね?」
『うん。』
Hono side
最近、やたらとhkrと麗奈ちゃんの仲が良い。
それは勿論いい事やし、保乃がとやかく言えることじゃないってのは、分かってる。
でもなんて言うか、なんやろ、2人だけにしか分からん秘密があるような気がして、そんな空気感がほんの少し嫌やった。
ここ最近hkrは何かと忙しそうにしているし、予定表にも謎の予定が詰まっていた。
疑ってはいないけど、2人に秘密があるのは確かなようだし、なんとも言えない感じ、やな。
森田「ほのち?なんかあった?」
「あ…、そうやん、ひぃちゃん麗奈ちゃんと付き合ってるやん、」
森田「え?あ、うん、そうやけど、」
「なぁ、最近あの2人仲良くない?ひぃちゃんは気にならんの?」
森田「あの二人って、あー、麗奈ちゃんとhkr?」
「うん。」
森田「ふふ、そうやね〜、仲良かね。」
「なんでそんな余裕そうなん〜、保乃だけ嫉妬して子供みたいやん、」
森田「ふふ、なんやろ、私から言えるんは、麗奈ちゃんは、子供の成長を手伝ってるいとこのお姉ちゃん、みたいな。」
「いとこの、お姉ちゃん、?」
「駄目や、全然分からへん。」
森田「そのうち分かるよ、保乃ちゃんは変なこと考えんで、まーっすぐhkrだけを愛しとって。」
「はーい…、」
こんなひぃちゃんとの会話から4ヶ月、この答えを知る時が来たのは突然やった。
守屋「今日で3年記念日なんだって〜〜??」
「ん!そうやねん、hkrオフなのにわざわざ迎えきてくれるんやって。」
森田「ふふ、楽しみやね?」
「まぁ、特に大したことやるつもりはないねんけどな。」
守屋「ふふ、そっかそっか〜〜。」
「もう何〜??2人ともニコニコやん、」
守屋.森田「べっつに〜??」
ほんま、なんなん、2人して。可愛いやん。
hkr:終わるかもーってなったら連絡して
「ふふ、なに、かもって、」
保乃:2時間くらいで終わると思うよ〜!
また連絡するな!
hkr:了解(スタンプ)
お仕事、頑張ろ…。
「終わった〜〜、」
森田「もうhkr来てるん?」
「どうやろ、さっき連絡入れたから、タクシーやと思うし、もうすぐ着くんちゃうかな」
守屋「ふふ、じゃあ急いでおめかししないと!」
「おめかしって、え!?何、このワンピース!」
守屋「王子様がこれ保乃に渡して〜って、ね、ひかるちゃん〜。」
森田「ふふ、うん。今日は特別な日になるんやない?」
「っ…もう、なんなん〜、」
真っ黒で、ちょっとタイト気味のワンピース。
なんか、大人のデートみたいやん、
hkr:着いた。スタジオの駐車場、待ってる。
「駐車場?中まで来たんや、珍しい、」
森田「ふふ、ほら早く着替えて!行かんと!」
「ちょ、そんな急かさんといてや〜。」
「着替えてくるな、」
守屋「ふふ、行ってらっしゃい!」
ニコニコの2人に見送られながら更衣室でワンピースに着替える。な、なんでこんなタイトなん、なんか恥ずかしい。
「…、」
森田「んん!!可愛い!」
守屋「めっちゃ綺麗〜〜!はい、これ、コート!」
「え、コートも?しかもこれ保乃が欲しかったやつやし、」
森田「ふふ、とことん張り切ってるんやね。」
「さ、私達が駐車場までご案内しますよ。」
「いや一人で行けるで、」
守屋「いいからいいから〜。」
今日の2人、やけに強引やな。
エレベーターにのって駐車場へ向かう。
ピコン
「ちょ、なんで動画…、」
『保乃。』
森田「うっそ…、」
守屋「わーお…、」
「…嘘やん、」
格好良い黒の車の横に黒ジャケットのセットアップを着こなした、金髪のhkrが居た。
「金髪、車、いや待って、待って、どれから突っ込めばいいん、てか、格好よすぎて見えへん、」
1年半ぶりの金髪。
いや、そんな事よりもなぜ車が…、
『保乃、助手席乗ってくれる?』
「っ…ほんまに?」
『ふふ、うん。免許取ってから半年、ちゃんとほぼ毎日乗って慣らしたから、安全運転できると思います。』
「…もう、何処まで格好良いん、」
ひぃちゃん達が動画を撮っていた理由も、朝からご機嫌だった理由も、hkrに協力してくれてたからなんやな。ひぃちゃん達に協力をお願いするhkrも、頑張って免許取ってくれたhkrも、保乃の好きな金髪にしてくれたhkrも、全部全部全部、
「大っ好き、」
『ふふ、私も。』
『ひかるちゃん、麗奈ちゃん、協力してくれて本当にありがとう。』
森田「ふふ、全然。上手くいってよかったね。」
『うん。』
守屋「今度は麗奈とひかるちゃんも乗せてね?」
『勿論。』
森田「じゃー、あとは二人の時間!楽しんで!」
守屋「麗奈達は帰りま〜す。」
「ふふ、ほんまにありがとう〜。」
『ありがとう。』
背丈の小さな2人がスタジオに戻っていく。
保乃はもう一度前を向いて保乃よりも高い位置にあるhkrの頭を撫でてあげた。
『ふふ、引いてない?大丈夫?』
「引くわけないやん、ほんまに嬉しいで。」
『良かった。』
『じゃあ、助手席、どうぞ。』
「ありがとう、」
王子様のように、ドアを開けてくれて、シートベルトまでつけてくれたhkrは、いつもより緊張しているようで、耳が赤い。
運転席に座って、ハンドルを握った。
この横顔、やばいかも。
『じゃあ、行くね。』
アクセルを踏んで、車が走り出す。
駐車場を抜けて、走り出した道はイルミネーションが綺麗に光っていて、そんな背景をバックに映すhkrの横顔があまりにも綺麗で、胸がキュッと苦しくなった。
「金髪、また怒られちゃうなぁ、」
『ふふ、もう怒られないよ。』
『ちゃんと許可とった。』
「え、ほんまに?」
『うん。丁度8thの制作期間に入ったし、いいんじゃないか〜って。』
「じゃあ暫くは金髪なん?」
『うん。どうかな、』
「黒髪も勿論好きやけど、金髪似合いすぎててほんまに好き。」
『良かった。』
「…やけに会えへんかった期間あったやろ?それって教習所通ってたからなん?」
『ん、そう、空いてる時間全部教習所に当てたら、保乃との時間があんま取れなくなっちゃって、本当にごめんね。』
「んーん、保乃の為に頑張ってくれたんやろ?謝らんで?」
『ひかるちゃんから、嫉妬しとーよって聞いて、申し訳なく思ってた。』
「な…、ひぃちゃん言ったんかい、」
「確かに、やけに麗奈ちゃんと仲ええな〜とは思ってたけど、理由も判明したし、うん、保乃は嬉しいで。」
『ふふ、そっか。』
「hkrは、保乃を幸せにする天才やな?」
『ほんとに?』
「うん。こうやって保乃の為に頑張ってくれたり、保乃が何となく言ったことでも叶えてくれるhkrはほんまに凄い。保乃は全然返せてへんな、」
『…違うよ。』
『保乃がいつも私を幸せにさせてくれるから、少しでも恩返しが出来ればって思ってしてる事だから、保乃も私を幸せにする天才だよ。』
「っ…、もう、ほんま格好いい、訳分からん。なんでこんな格好良いん?」
『ふふ、保乃に愛されてるからかな〜。』
「馬鹿。」
『このまま海まで行こっか。』
「うんっ、」
格好良いその横顔を写真に収めてから、スマホを下ろして、hkrを見つめる。
赤信号になって、車が止まる。
そのまま、hkrの顔が近づいてきて、重なった唇。
あぁ、保乃、ほんまに幸せ。
「愛してんで、hkr。」
『私も、愛してるよ。』
森田「あ〜〜!保乃ちゃんの背景hkrの横顔だ〜。」
守屋「好きな人の助手席画角〜!」
「ちょ、もう騒がんといてよ!」
松田「え〜、どれどれ〜、うっわ格好いい。」
武元「てか、雰囲気も相まってなんか、えろ!」
山下「hkrさん…、格好いい、」
松田「あれ、待って、hkrの髪色…、」
『おはよう、』
「「「「「「「金髪!!?」」」」」」」
あぁ、そうやった、皆金髪のhkrに弱いんやった。
ライバル増えちゃうやん、、、
まあ、渡す気ないけど。
『おはよう、保乃。』
「おはよう、hkr。」
-Fin-
「分かる!!好きな人の助手席とか憧れる〜。」
田村「うわぁ〜!!ほんまそれ!!」
『保乃ーー、撮影呼ばれてるよ。』
田村「嘘!!気付かんかった、ありがとう〜、行ってくるな。」
『うん、行ってらっしゃい。』
「行ってらっしゃい〜!」
『ねえ、麗奈ちゃん。』
「ん?」
『免許って、どうやってとるの。』
「教習所通うんじゃないかな、え、もしかして、」
『教習所…、申し込んでくる。』
「ちょちょちょ、待って、ちゃんとスタッフさんと相談してから決めな??それにほら!教習所通う分保乃ちゃんと過ごせる時間も減っちゃうわけだし。」
『確かに…。』
『でも、免許取りたい、保乃助手席に乗せたい、』
「ふふ、本当に保乃ちゃんのこと大好きなんだね。麗奈も一緒に行ってあげるから、スタッフさんの所行こ?」
『うん。ありがとう、麗奈ちゃん。』
「どういたしまして。」
「保乃ちゃんには内緒にしとくね。」
『うん、助かる、』
こんな会話をしたのが3ヶ月前、当日に申し込みに行ってギュウギュウのスケジュールの中、無理矢理こじ開けて作った隙間に教習所を詰めて行ったhkrちゃんは、3ヶ月で免許を取ったらしい。
この3ヶ月間、有り得ないほど保乃ちゃんがhkrちゃん不足になっていた事を振り返ると、本当に休みなく教習所を入れたんだと思う。決めたらやりきるところがhkrちゃんらしい。
「保乃ちゃんにはいつ言うの〜〜?」
『乗り慣れてからかな。交通事故とか絶対起こせないし。』
「それは、たしかに。」
『今は、スタッフさんの移動変わらせてもらって練習してる。』
「え〜!そうなんだ!!今度麗奈も乗せて!」
『ぜひ、あ、でも、最初に乗せるのは保乃って決めてるから、』
「ふふ、分かってるよ〜。保乃ちゃんの後は1番に乗せてね?」
『うん。』
Hono side
最近、やたらとhkrと麗奈ちゃんの仲が良い。
それは勿論いい事やし、保乃がとやかく言えることじゃないってのは、分かってる。
でもなんて言うか、なんやろ、2人だけにしか分からん秘密があるような気がして、そんな空気感がほんの少し嫌やった。
ここ最近hkrは何かと忙しそうにしているし、予定表にも謎の予定が詰まっていた。
疑ってはいないけど、2人に秘密があるのは確かなようだし、なんとも言えない感じ、やな。
森田「ほのち?なんかあった?」
「あ…、そうやん、ひぃちゃん麗奈ちゃんと付き合ってるやん、」
森田「え?あ、うん、そうやけど、」
「なぁ、最近あの2人仲良くない?ひぃちゃんは気にならんの?」
森田「あの二人って、あー、麗奈ちゃんとhkr?」
「うん。」
森田「ふふ、そうやね〜、仲良かね。」
「なんでそんな余裕そうなん〜、保乃だけ嫉妬して子供みたいやん、」
森田「ふふ、なんやろ、私から言えるんは、麗奈ちゃんは、子供の成長を手伝ってるいとこのお姉ちゃん、みたいな。」
「いとこの、お姉ちゃん、?」
「駄目や、全然分からへん。」
森田「そのうち分かるよ、保乃ちゃんは変なこと考えんで、まーっすぐhkrだけを愛しとって。」
「はーい…、」
こんなひぃちゃんとの会話から4ヶ月、この答えを知る時が来たのは突然やった。
守屋「今日で3年記念日なんだって〜〜??」
「ん!そうやねん、hkrオフなのにわざわざ迎えきてくれるんやって。」
森田「ふふ、楽しみやね?」
「まぁ、特に大したことやるつもりはないねんけどな。」
守屋「ふふ、そっかそっか〜〜。」
「もう何〜??2人ともニコニコやん、」
守屋.森田「べっつに〜??」
ほんま、なんなん、2人して。可愛いやん。
hkr:終わるかもーってなったら連絡して
「ふふ、なに、かもって、」
保乃:2時間くらいで終わると思うよ〜!
また連絡するな!
hkr:了解(スタンプ)
お仕事、頑張ろ…。
「終わった〜〜、」
森田「もうhkr来てるん?」
「どうやろ、さっき連絡入れたから、タクシーやと思うし、もうすぐ着くんちゃうかな」
守屋「ふふ、じゃあ急いでおめかししないと!」
「おめかしって、え!?何、このワンピース!」
守屋「王子様がこれ保乃に渡して〜って、ね、ひかるちゃん〜。」
森田「ふふ、うん。今日は特別な日になるんやない?」
「っ…もう、なんなん〜、」
真っ黒で、ちょっとタイト気味のワンピース。
なんか、大人のデートみたいやん、
hkr:着いた。スタジオの駐車場、待ってる。
「駐車場?中まで来たんや、珍しい、」
森田「ふふ、ほら早く着替えて!行かんと!」
「ちょ、そんな急かさんといてや〜。」
「着替えてくるな、」
守屋「ふふ、行ってらっしゃい!」
ニコニコの2人に見送られながら更衣室でワンピースに着替える。な、なんでこんなタイトなん、なんか恥ずかしい。
「…、」
森田「んん!!可愛い!」
守屋「めっちゃ綺麗〜〜!はい、これ、コート!」
「え、コートも?しかもこれ保乃が欲しかったやつやし、」
森田「ふふ、とことん張り切ってるんやね。」
「さ、私達が駐車場までご案内しますよ。」
「いや一人で行けるで、」
守屋「いいからいいから〜。」
今日の2人、やけに強引やな。
エレベーターにのって駐車場へ向かう。
ピコン
「ちょ、なんで動画…、」
『保乃。』
森田「うっそ…、」
守屋「わーお…、」
「…嘘やん、」
格好良い黒の車の横に黒ジャケットのセットアップを着こなした、金髪のhkrが居た。
「金髪、車、いや待って、待って、どれから突っ込めばいいん、てか、格好よすぎて見えへん、」
1年半ぶりの金髪。
いや、そんな事よりもなぜ車が…、
『保乃、助手席乗ってくれる?』
「っ…ほんまに?」
『ふふ、うん。免許取ってから半年、ちゃんとほぼ毎日乗って慣らしたから、安全運転できると思います。』
「…もう、何処まで格好良いん、」
ひぃちゃん達が動画を撮っていた理由も、朝からご機嫌だった理由も、hkrに協力してくれてたからなんやな。ひぃちゃん達に協力をお願いするhkrも、頑張って免許取ってくれたhkrも、保乃の好きな金髪にしてくれたhkrも、全部全部全部、
「大っ好き、」
『ふふ、私も。』
『ひかるちゃん、麗奈ちゃん、協力してくれて本当にありがとう。』
森田「ふふ、全然。上手くいってよかったね。」
『うん。』
守屋「今度は麗奈とひかるちゃんも乗せてね?」
『勿論。』
森田「じゃー、あとは二人の時間!楽しんで!」
守屋「麗奈達は帰りま〜す。」
「ふふ、ほんまにありがとう〜。」
『ありがとう。』
背丈の小さな2人がスタジオに戻っていく。
保乃はもう一度前を向いて保乃よりも高い位置にあるhkrの頭を撫でてあげた。
『ふふ、引いてない?大丈夫?』
「引くわけないやん、ほんまに嬉しいで。」
『良かった。』
『じゃあ、助手席、どうぞ。』
「ありがとう、」
王子様のように、ドアを開けてくれて、シートベルトまでつけてくれたhkrは、いつもより緊張しているようで、耳が赤い。
運転席に座って、ハンドルを握った。
この横顔、やばいかも。
『じゃあ、行くね。』
アクセルを踏んで、車が走り出す。
駐車場を抜けて、走り出した道はイルミネーションが綺麗に光っていて、そんな背景をバックに映すhkrの横顔があまりにも綺麗で、胸がキュッと苦しくなった。
「金髪、また怒られちゃうなぁ、」
『ふふ、もう怒られないよ。』
『ちゃんと許可とった。』
「え、ほんまに?」
『うん。丁度8thの制作期間に入ったし、いいんじゃないか〜って。』
「じゃあ暫くは金髪なん?」
『うん。どうかな、』
「黒髪も勿論好きやけど、金髪似合いすぎててほんまに好き。」
『良かった。』
「…やけに会えへんかった期間あったやろ?それって教習所通ってたからなん?」
『ん、そう、空いてる時間全部教習所に当てたら、保乃との時間があんま取れなくなっちゃって、本当にごめんね。』
「んーん、保乃の為に頑張ってくれたんやろ?謝らんで?」
『ひかるちゃんから、嫉妬しとーよって聞いて、申し訳なく思ってた。』
「な…、ひぃちゃん言ったんかい、」
「確かに、やけに麗奈ちゃんと仲ええな〜とは思ってたけど、理由も判明したし、うん、保乃は嬉しいで。」
『ふふ、そっか。』
「hkrは、保乃を幸せにする天才やな?」
『ほんとに?』
「うん。こうやって保乃の為に頑張ってくれたり、保乃が何となく言ったことでも叶えてくれるhkrはほんまに凄い。保乃は全然返せてへんな、」
『…違うよ。』
『保乃がいつも私を幸せにさせてくれるから、少しでも恩返しが出来ればって思ってしてる事だから、保乃も私を幸せにする天才だよ。』
「っ…、もう、ほんま格好いい、訳分からん。なんでこんな格好良いん?」
『ふふ、保乃に愛されてるからかな〜。』
「馬鹿。」
『このまま海まで行こっか。』
「うんっ、」
格好良いその横顔を写真に収めてから、スマホを下ろして、hkrを見つめる。
赤信号になって、車が止まる。
そのまま、hkrの顔が近づいてきて、重なった唇。
あぁ、保乃、ほんまに幸せ。
「愛してんで、hkr。」
『私も、愛してるよ。』
森田「あ〜〜!保乃ちゃんの背景hkrの横顔だ〜。」
守屋「好きな人の助手席画角〜!」
「ちょ、もう騒がんといてよ!」
松田「え〜、どれどれ〜、うっわ格好いい。」
武元「てか、雰囲気も相まってなんか、えろ!」
山下「hkrさん…、格好いい、」
松田「あれ、待って、hkrの髪色…、」
『おはよう、』
「「「「「「「金髪!!?」」」」」」」
あぁ、そうやった、皆金髪のhkrに弱いんやった。
ライバル増えちゃうやん、、、
まあ、渡す気ないけど。
『おはよう、保乃。』
「おはよう、hkr。」
-Fin-