▶︎ 森田ひかる
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彼女がフィリピンへ行ってしまうらしい。
それを聞いたのは、つい1時間前の事だった。
『え、あ、え、明日の夕方からフィリピン!?』
森田「そう、なんだネットニュースとかで知っとるんかと思っとった。」
『知らなかった……、嘘、え、いつ帰ってくるの。』
森田「1週間後とかかな。」
『いっ、しゅう、かん、ご、、、』
今更だけど、彼女がフィリピンへ行ってしまうのは旅行でもなんでもない、仕事だ。なんの仕事かって?それは…、
【MC:続いては櫻坂46の皆さんです!】
【櫻坂46:よろしくお願いします〜。】
そう、アイドル。それも、櫻坂46という今じゃアジアを中心に世界中へ名前を轟かせてるアイドルだ。
それも、今シングルセンターが私の恋人なのだ。
森田「ふふ、寂しいん?」
『そりゃ…、』
ひかると知り合ったのは単発バイトで櫻坂のスタッフをやったことがきっかけだった。たまたまメンバーを案内するという激レアポジションに就けた私は、気軽に話しかけてくれるひかるとアニメや、漫画の話で盛り上がり大人の人には内緒で連絡先を交換し、それから半年後ひかるからの告白によって付き合えた。
そう、奇跡みたいな人生を歩んでいるわけなのだが。
1週間も会えないとか、結構洒落にならない。
付き合ってすぐ同棲した私達は会えない日、というのがほぼ無い。
森田「ライブの遠征だと思ってさ、」
ライブの遠征ですら長くて5日だった。
それにライブの場合は関係者席に呼んでくれたし、その後に会える時間だってあった。
丸々1週間会えない、なんてこと今迄になかったじゃないか。
森田「ふふ、下唇出して、ほんとに寂しいんやね。」
『1週間も、私どうやって過ごせば、』
森田「ちゃんと朝起きて、ご飯食べて、大学行くんだよ?バイトも飛んじゃだめやけんね。」
『…はい。』
森田「ふふ、帰ってきたら沢山沢山沢山チャージし合おうね。」
『当たり前。』
仕事だし、仕方ないのは分かってる。
駄々こねるつもりもないし、こねたくない。
でも、でもーー、寂しいものは寂しいじゃんか。
可愛く笑うひかるを思い切り腕に閉じ込めて、このまま時間が止まればいいのに、なんて馬鹿なことを考えてしまうくらい私はひかるにベタ惚れなんだ。
森田「くーるーしーい、」
『私からの愛ですーーー。』
森田「えーhkrの愛ってこんなもんなん?」
『な…、』
森田「ふふ、嘘!嘘やって、苦しい!死んじゃうから!」
『反省したか〜〜?』
森田「しました。しましたよ。」
『…はぁ、フィリピンか。』
『ココア入れてくる…、』
森田「ふふ、火傷せんでね。」
ひとまず、考えよう。
彼女が居ない1週間、どうやって過ごしていくか。
Hikaru side
フィリピンへ行く。それを告げた時のhkrの表情はまるで大事なゲームデータを消された小学生のようやった。
まぁ本当は3日で帰って来れるんやけど、長めに言う分にはなんの損もないだろう。
今だって肩を落としたままココアを入れているhkrを見て溢れんばかりの愛おしさが生まれる。
私はこんなに人を溺愛する人間だっただろうか。
きっと、hkrと出会って私は変わった。
それくらいhkrの影響力は大きいものだった。
『ひかるも飲む?ココア、』
森田「ん〜、hkrの1口貰う!」
『はーい。』
肩を落としたまま再びソファーへ座ったhkr。
そんなhkrの膝の上に座って、首に腕をかけてあげれば少し上がった口角と好きが溢れ出ている瞳が目に入る。
「ふふ、私の事好きって顔しとー、」
『だって好きだもん。』
「どれくらい?」
『好きな食べ物の最後の一口をあげたいって、思うくらい。』
「…ふふ、そっか。」
「私も好きだよ、hkrのこと。hkrより、もっともっとね。」
『私の方が好きだし。』
「…ねえ、どさくさに紛れて服の中に手入れんでよ。」
『…バレた?』
「ふふ、バレるやろ。」
「んっ…、ねえ、」
『ほんと、細いね。』
「ちょっ…、」
hkrの手が、私の背中を行き来する、それも撫でるように優しく。
『フィリピン行っちゃう前に、ひかるを私でいっぱいにする。』
「…もう、優しくせんかったら怒るからね。」
『ふふ、勿論。ひかる様の仰せのままに。』
「ばか。」
「でも、好き。」
私から重ねた唇。それが開始の合図となった。
3日後の夜、お酒に溺れてるであろう貴女を暖かく迎えてあげるからね。
-Fin-
リクエスト
・一般人の夢主が森田村のどちらかと付き合っていて、フィリピンに行っちゃうのが寂しくて甘える話がいいです!
・一般人夢主とアイドルるんちゃんの話が読みたいです。
それを聞いたのは、つい1時間前の事だった。
『え、あ、え、明日の夕方からフィリピン!?』
森田「そう、なんだネットニュースとかで知っとるんかと思っとった。」
『知らなかった……、嘘、え、いつ帰ってくるの。』
森田「1週間後とかかな。」
『いっ、しゅう、かん、ご、、、』
今更だけど、彼女がフィリピンへ行ってしまうのは旅行でもなんでもない、仕事だ。なんの仕事かって?それは…、
【MC:続いては櫻坂46の皆さんです!】
【櫻坂46:よろしくお願いします〜。】
そう、アイドル。それも、櫻坂46という今じゃアジアを中心に世界中へ名前を轟かせてるアイドルだ。
それも、今シングルセンターが私の恋人なのだ。
森田「ふふ、寂しいん?」
『そりゃ…、』
ひかると知り合ったのは単発バイトで櫻坂のスタッフをやったことがきっかけだった。たまたまメンバーを案内するという激レアポジションに就けた私は、気軽に話しかけてくれるひかるとアニメや、漫画の話で盛り上がり大人の人には内緒で連絡先を交換し、それから半年後ひかるからの告白によって付き合えた。
そう、奇跡みたいな人生を歩んでいるわけなのだが。
1週間も会えないとか、結構洒落にならない。
付き合ってすぐ同棲した私達は会えない日、というのがほぼ無い。
森田「ライブの遠征だと思ってさ、」
ライブの遠征ですら長くて5日だった。
それにライブの場合は関係者席に呼んでくれたし、その後に会える時間だってあった。
丸々1週間会えない、なんてこと今迄になかったじゃないか。
森田「ふふ、下唇出して、ほんとに寂しいんやね。」
『1週間も、私どうやって過ごせば、』
森田「ちゃんと朝起きて、ご飯食べて、大学行くんだよ?バイトも飛んじゃだめやけんね。」
『…はい。』
森田「ふふ、帰ってきたら沢山沢山沢山チャージし合おうね。」
『当たり前。』
仕事だし、仕方ないのは分かってる。
駄々こねるつもりもないし、こねたくない。
でも、でもーー、寂しいものは寂しいじゃんか。
可愛く笑うひかるを思い切り腕に閉じ込めて、このまま時間が止まればいいのに、なんて馬鹿なことを考えてしまうくらい私はひかるにベタ惚れなんだ。
森田「くーるーしーい、」
『私からの愛ですーーー。』
森田「えーhkrの愛ってこんなもんなん?」
『な…、』
森田「ふふ、嘘!嘘やって、苦しい!死んじゃうから!」
『反省したか〜〜?』
森田「しました。しましたよ。」
『…はぁ、フィリピンか。』
『ココア入れてくる…、』
森田「ふふ、火傷せんでね。」
ひとまず、考えよう。
彼女が居ない1週間、どうやって過ごしていくか。
Hikaru side
フィリピンへ行く。それを告げた時のhkrの表情はまるで大事なゲームデータを消された小学生のようやった。
まぁ本当は3日で帰って来れるんやけど、長めに言う分にはなんの損もないだろう。
今だって肩を落としたままココアを入れているhkrを見て溢れんばかりの愛おしさが生まれる。
私はこんなに人を溺愛する人間だっただろうか。
きっと、hkrと出会って私は変わった。
それくらいhkrの影響力は大きいものだった。
『ひかるも飲む?ココア、』
森田「ん〜、hkrの1口貰う!」
『はーい。』
肩を落としたまま再びソファーへ座ったhkr。
そんなhkrの膝の上に座って、首に腕をかけてあげれば少し上がった口角と好きが溢れ出ている瞳が目に入る。
「ふふ、私の事好きって顔しとー、」
『だって好きだもん。』
「どれくらい?」
『好きな食べ物の最後の一口をあげたいって、思うくらい。』
「…ふふ、そっか。」
「私も好きだよ、hkrのこと。hkrより、もっともっとね。」
『私の方が好きだし。』
「…ねえ、どさくさに紛れて服の中に手入れんでよ。」
『…バレた?』
「ふふ、バレるやろ。」
「んっ…、ねえ、」
『ほんと、細いね。』
「ちょっ…、」
hkrの手が、私の背中を行き来する、それも撫でるように優しく。
『フィリピン行っちゃう前に、ひかるを私でいっぱいにする。』
「…もう、優しくせんかったら怒るからね。」
『ふふ、勿論。ひかる様の仰せのままに。』
「ばか。」
「でも、好き。」
私から重ねた唇。それが開始の合図となった。
3日後の夜、お酒に溺れてるであろう貴女を暖かく迎えてあげるからね。
-Fin-
リクエスト
・一般人の夢主が森田村のどちらかと付き合っていて、フィリピンに行っちゃうのが寂しくて甘える話がいいです!
・一般人夢主とアイドルるんちゃんの話が読みたいです。