▶︎ 守屋麗奈
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私の恋人は寡黙だ。
寡黙で居て、想いを言葉にするのが得意な人。
だから皆hkrの紡ぐ言葉に惹かれるし、支えられる。
藤吉「麗奈ちゃーん。」
「…、?」
藤吉「ふふ、見惚れてる所悪いんやけど、これhkrに渡しといてくれへん?」
「ん!分かった〜。」
藤吉「ごめんな、今行くと綺良ちゃんに捕まりそうやから。ありがとう。」
そっか、夏鈴ちゃんこの後別仕事だから居なくなっちゃうのか。
「んーん、お仕事頑張ってね〜。」
藤吉「ありがとう。」
夏鈴ちゃんから渡されたhkrのヘッドフォンを持って席を立つ。よく分かんない綺良ちゃんの自論を聞かされてるhkrはほんの少しだけ困り顔。それでも優しく見守っているのは綺良ちゃんの人間性とhkrの人間性が上手くマッチしているからなんだろうな。
「hkr、」
『ん?』
増本「あ、守屋さん。なんですか?私からhkrさんを取りに来たんですか?まだ駄目ですよ、私の話終わってないですからね。」
「ふふ、そんなんじゃないよ。これ、夏鈴ちゃんから。」
『ああ、ありがとう。』
「ん!」
増本「あれ、もう帰っちゃうんですか?」
「うん、それ返しに来ただけだから。」
増本「あれですよね、意外と守屋さんってあっさりしてますよね。」
「え〜、そうかなぁ。」
増本「なんて言うか、守屋さんってもっとベタベタしたりヤキモチ妬いたりする人だと思ってました。」
「そんな恋愛人間だと思われてたの〜?笑」
『麗奈は大人だよ。』
増本「ほう、恋人のhkrさんも思うんですね。」
『ん、きっと私の方が子供だよ。』
増本「え〜それはないです。hkrさんどこからどう見ても21歳に見えないですもん。」
「そーゆう話なのかな。笑」
「でも、麗奈もhkrのこと子供っぽいって思ったことないよ?」
『頑張って大人になってるからね。』
『本当ならずっとこうしてたいよ。』
「わっ…!!」
座っていたhkrに手を引かれ、気が付けば麗奈の体はhkrの膝の上に。あれ、これ、結構恥ずかしい体制してる?
森田「あら珍しい、2人もイチャイチャするんやね?」
田村「ほんまや、向かいあわせで座ってる、可愛い〜。」
増本「はっ…!気付かぬうちにカップルに囲まれてしまった。も、守屋さん、hkrさんは渡してあげます!どうぞ、お幸せに!!!」
「え、ちょ、綺良ちゃん!?」
『麗奈。』
「ん?…ん、ふふ、今日は甘えん坊さん?」
向かい合わせで、おでことおでこがくっついてるこの状況を由依さんが見たらきっと"何?胃もたれすんだけど"なんて言うんだろうな。そう俯瞰出来てしまうくらいにはまだ余裕があった。
『麗奈は大人だね。』
「麗奈、23だよ?hkrより2個も大人。」
『そーゆうんじゃなくてさ。』
『私は麗奈を見るだけで精一杯なのに、麗奈は他の事も考えられてるでしょ?』
「ふふ、なに、心の中でも読んだ?笑」
『分かるよ。好きな人だから。』
「…馬鹿、」
よくもまあそんな気恥しいことをスラッと言えるもんだ。キャラ的にそーゆうのは麗奈の方なのに。
『かわいい。』
「今日凄い喋る、」
『麗奈についてならいくらでも話せるよ。』
「もういい、恥ずかしいから、」
『ふふ、』
田村「やーん、麗奈ちゃん可愛いー。」
森田「ふふ、保乃ちゃん2人の空間に入らんの。笑」
田村「あ、ごめん、つい声が出てもうた。」
森田「でも、hkrにこんな一面があるなんて知らなかったな〜。」
田村「な、新しい発見やで〜。」
『麗奈と居ると色んな自分を知れる。』
「っ…、」
森田「ふふ、そっか。良かったね?」
『うん。』
『じゃあ、撮影行ってくる。』
「ん、頑張ってね。」
『うん。また後でね。』
森田「頑張れ〜」
田村「頑張りや〜。」
hkrが出ていった楽屋。今の今までhkrが座っていた椅子に腰掛け、熱くなった顔を冷ますように両手を添える。
大人とか、子供とかそんなんじゃない。
余裕があるかないかで言えばきっと余裕が無いのは私の方だ。それをhkrは分かっているから、私が嫉妬しないようにメンバーとの距離や言動に気をつけていてくれているのかもしれない。
私が俯瞰して考えられていたのは、全部、hkrの頑張りのお陰じゃん。
私も、もっと気を付けなきゃ。
そう思いながら森田さんとゼロ距離で写真を撮る守屋さんが居たとか居なかったとか。
-fin-
寡黙で居て、想いを言葉にするのが得意な人。
だから皆hkrの紡ぐ言葉に惹かれるし、支えられる。
藤吉「麗奈ちゃーん。」
「…、?」
藤吉「ふふ、見惚れてる所悪いんやけど、これhkrに渡しといてくれへん?」
「ん!分かった〜。」
藤吉「ごめんな、今行くと綺良ちゃんに捕まりそうやから。ありがとう。」
そっか、夏鈴ちゃんこの後別仕事だから居なくなっちゃうのか。
「んーん、お仕事頑張ってね〜。」
藤吉「ありがとう。」
夏鈴ちゃんから渡されたhkrのヘッドフォンを持って席を立つ。よく分かんない綺良ちゃんの自論を聞かされてるhkrはほんの少しだけ困り顔。それでも優しく見守っているのは綺良ちゃんの人間性とhkrの人間性が上手くマッチしているからなんだろうな。
「hkr、」
『ん?』
増本「あ、守屋さん。なんですか?私からhkrさんを取りに来たんですか?まだ駄目ですよ、私の話終わってないですからね。」
「ふふ、そんなんじゃないよ。これ、夏鈴ちゃんから。」
『ああ、ありがとう。』
「ん!」
増本「あれ、もう帰っちゃうんですか?」
「うん、それ返しに来ただけだから。」
増本「あれですよね、意外と守屋さんってあっさりしてますよね。」
「え〜、そうかなぁ。」
増本「なんて言うか、守屋さんってもっとベタベタしたりヤキモチ妬いたりする人だと思ってました。」
「そんな恋愛人間だと思われてたの〜?笑」
『麗奈は大人だよ。』
増本「ほう、恋人のhkrさんも思うんですね。」
『ん、きっと私の方が子供だよ。』
増本「え〜それはないです。hkrさんどこからどう見ても21歳に見えないですもん。」
「そーゆう話なのかな。笑」
「でも、麗奈もhkrのこと子供っぽいって思ったことないよ?」
『頑張って大人になってるからね。』
『本当ならずっとこうしてたいよ。』
「わっ…!!」
座っていたhkrに手を引かれ、気が付けば麗奈の体はhkrの膝の上に。あれ、これ、結構恥ずかしい体制してる?
森田「あら珍しい、2人もイチャイチャするんやね?」
田村「ほんまや、向かいあわせで座ってる、可愛い〜。」
増本「はっ…!気付かぬうちにカップルに囲まれてしまった。も、守屋さん、hkrさんは渡してあげます!どうぞ、お幸せに!!!」
「え、ちょ、綺良ちゃん!?」
『麗奈。』
「ん?…ん、ふふ、今日は甘えん坊さん?」
向かい合わせで、おでことおでこがくっついてるこの状況を由依さんが見たらきっと"何?胃もたれすんだけど"なんて言うんだろうな。そう俯瞰出来てしまうくらいにはまだ余裕があった。
『麗奈は大人だね。』
「麗奈、23だよ?hkrより2個も大人。」
『そーゆうんじゃなくてさ。』
『私は麗奈を見るだけで精一杯なのに、麗奈は他の事も考えられてるでしょ?』
「ふふ、なに、心の中でも読んだ?笑」
『分かるよ。好きな人だから。』
「…馬鹿、」
よくもまあそんな気恥しいことをスラッと言えるもんだ。キャラ的にそーゆうのは麗奈の方なのに。
『かわいい。』
「今日凄い喋る、」
『麗奈についてならいくらでも話せるよ。』
「もういい、恥ずかしいから、」
『ふふ、』
田村「やーん、麗奈ちゃん可愛いー。」
森田「ふふ、保乃ちゃん2人の空間に入らんの。笑」
田村「あ、ごめん、つい声が出てもうた。」
森田「でも、hkrにこんな一面があるなんて知らなかったな〜。」
田村「な、新しい発見やで〜。」
『麗奈と居ると色んな自分を知れる。』
「っ…、」
森田「ふふ、そっか。良かったね?」
『うん。』
『じゃあ、撮影行ってくる。』
「ん、頑張ってね。」
『うん。また後でね。』
森田「頑張れ〜」
田村「頑張りや〜。」
hkrが出ていった楽屋。今の今までhkrが座っていた椅子に腰掛け、熱くなった顔を冷ますように両手を添える。
大人とか、子供とかそんなんじゃない。
余裕があるかないかで言えばきっと余裕が無いのは私の方だ。それをhkrは分かっているから、私が嫉妬しないようにメンバーとの距離や言動に気をつけていてくれているのかもしれない。
私が俯瞰して考えられていたのは、全部、hkrの頑張りのお陰じゃん。
私も、もっと気を付けなきゃ。
そう思いながら森田さんとゼロ距離で写真を撮る守屋さんが居たとか居なかったとか。
-fin-