▶︎ 森田ひかる
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伸びた襟足、細い体を隠すように身に纏われている少し大きめなセーター、気だるそうに片腕を机に伸ばして、そこに乗っかるどうしようもなく整った顔、友達やその周りにいる子と楽しそうに笑いあっている私の恋人は、今日も今日とて格好良い。
松田「まーた、hkrのことみてる。」
「んー、ふふ、格好良いな〜って、」
田村「ひぃちゃんの惚気は1年経った今でも健在やんな〜。」
松田「1年カップルとは思えないよね〜。」
田村「な〜〜。」
松田「でもまさかひかるが学年一の人気者と付き合っちゃうとは思わなかったな。」
田村「しかもhkrからやろ!!流石ひぃちゃんやん。」
「ふふ、ほんと奇跡って思っとるよ。」
松田「幸せ?」
「うん、すっごく。」
田村「ん〜!ならよろしい!ふふ、ほら次の授業澤部先生やで、準備しとこ!」
松田「だねー。」
名残惜しいけれどhkr観察をやめて次の授業に向けてレポートを完成させる。
保乃ちゃんも松田も焦ったようにレポートを書き出していて何だかその光景が可愛くて笑ってしまう。
『ひかる、』
「おぉ、hkr、」
突然前の席に誰か座ったと思えば私の視界を覗き込むように入ってきたのは先程まで私の頭の9割を占めていた恋人。
『レポート今日提出だっけ。』
「そうだよ、ふふ、やっとらんやろ?」
『うん、やんないとまずいかなー。』
「まずいやろー、ほら、私の途中まで移していいけ、やろ?」
『ん、ふふ、そのつもり。』
「わ、ほんとだ。」
後ろに組まれていた手にはしっかりとシャーペンとレポート用紙が握られていて、悪戯げに笑っていた理由が分かった。
『えーっと、ここが、こうで、』
1つの机を半分こして作業してるこの時間はより付き合ってると言うのを感じることの出来る好きな空間やった。
『あ、そうだ、今日屋上行くけど、一緒に行く?』
「ん!行く!」
『じゃあ放課後一緒に行こ。』
「うんっ。」
軽音楽部に入ってるhkrは時折ギターを片手に屋上で弾き語りをする。それが唯一のストレス発散方法だとかなんとか。その姿はいつも以上に格好いい分、屋上に誰かいる時は頼むからその姿をほかの人に見せないでくれ、なんて思ってしまう。
『よーし、移せた。』
『ありがと、ひかる。』
「ふふ、どーいたしまして。」
「……ん?なに?なんか付いとる?」
『なんか今日のひかるいつも以上に可愛い。あ、メイク変えた?』
「え、よく分かったね、誰も気づかなかったのに。」
『そりゃ気づくよ、好きな人だもん。』
「へへ、嬉しい、ありがとう。」
『ん、可愛い。』
優しく撫でられた頭に私の心臓はドクンと跳ねる。一年一緒にいても、何年一緒にいても私はhkrにずっと恋し続けるんだろうなぁ、なんて思う。それくらい、魅力的で、大好きやった。
『じゃあまた後でね。』
「ん!」
hkrが自分の席に戻ってふわふわした気持ちでいればニヤニヤした保乃ちゃん達に見られていることに気づいて慌てて教科書で顔を隠す。
田村「ふふ〜、ひぃちゃん可愛ええ〜」
松田「女の顔してるわ〜。」
「もー、うるさかー!」
午後の授業を終え、hkrと手を繋いで屋上に向かう。ギターケースを肩に掛けながら階段を登る姿さえ様になっているからその瞬間を写真に収めてからさらに強くぎゅっと手を握った。
キキーーッ
『お、誰もいなーい。やったねー。』
「ふふ、やった。」
2人で柵に背を預けるように地面に腰かけて、hkrはチューニングを始めた。
涼しい風が吹いて、hkrの伸びてきた髪が靡かれる。
あぁ、好きだなぁ、格好良いなぁ、
『ん?』
「ふふ、好き。」
『はは、なに急に、笑』
『私も好きだよ。』
「うんっ、」
『んん"、今日は何歌おうかなぁー、』
「夏の近道がいい、」
『ふふ、ひかるのお気に入りじゃん、』
「好きなんやもんー、」
『じゃあ一緒に歌お、』
hkrがイントロを引いて、目が合う、
"夏の近道、右手翳して"
"風と陽射しのその中に(きっとある)"
hkrの声が、表情が、好きで、この時間がずっと続けばいいのになんて思う。
曲が終わって、ほんの少しスッキリした表情を浮かべたhkrの肩にこつんと頭を預ける。
『…好き、』
「ん?」
『好きだよ、ひかる。』
「ふふ、私も。」
hkrの顔がどんどん近付いてくる、私もほんの少し顔を近づけて、唇を重ねた。
離れて、見つめ合って、もう一度繋がって。
私を愛おしそうに見つめるhkrが好きやった。
胸がドキドキと高鳴っている。
ーこんな時間が続けばいいのにな。
-fin-
リクエスト 学パロ森田さん
バンドマン夢主×森田さん
甘々な森田×夢主
松田「まーた、hkrのことみてる。」
「んー、ふふ、格好良いな〜って、」
田村「ひぃちゃんの惚気は1年経った今でも健在やんな〜。」
松田「1年カップルとは思えないよね〜。」
田村「な〜〜。」
松田「でもまさかひかるが学年一の人気者と付き合っちゃうとは思わなかったな。」
田村「しかもhkrからやろ!!流石ひぃちゃんやん。」
「ふふ、ほんと奇跡って思っとるよ。」
松田「幸せ?」
「うん、すっごく。」
田村「ん〜!ならよろしい!ふふ、ほら次の授業澤部先生やで、準備しとこ!」
松田「だねー。」
名残惜しいけれどhkr観察をやめて次の授業に向けてレポートを完成させる。
保乃ちゃんも松田も焦ったようにレポートを書き出していて何だかその光景が可愛くて笑ってしまう。
『ひかる、』
「おぉ、hkr、」
突然前の席に誰か座ったと思えば私の視界を覗き込むように入ってきたのは先程まで私の頭の9割を占めていた恋人。
『レポート今日提出だっけ。』
「そうだよ、ふふ、やっとらんやろ?」
『うん、やんないとまずいかなー。』
「まずいやろー、ほら、私の途中まで移していいけ、やろ?」
『ん、ふふ、そのつもり。』
「わ、ほんとだ。」
後ろに組まれていた手にはしっかりとシャーペンとレポート用紙が握られていて、悪戯げに笑っていた理由が分かった。
『えーっと、ここが、こうで、』
1つの机を半分こして作業してるこの時間はより付き合ってると言うのを感じることの出来る好きな空間やった。
『あ、そうだ、今日屋上行くけど、一緒に行く?』
「ん!行く!」
『じゃあ放課後一緒に行こ。』
「うんっ。」
軽音楽部に入ってるhkrは時折ギターを片手に屋上で弾き語りをする。それが唯一のストレス発散方法だとかなんとか。その姿はいつも以上に格好いい分、屋上に誰かいる時は頼むからその姿をほかの人に見せないでくれ、なんて思ってしまう。
『よーし、移せた。』
『ありがと、ひかる。』
「ふふ、どーいたしまして。」
「……ん?なに?なんか付いとる?」
『なんか今日のひかるいつも以上に可愛い。あ、メイク変えた?』
「え、よく分かったね、誰も気づかなかったのに。」
『そりゃ気づくよ、好きな人だもん。』
「へへ、嬉しい、ありがとう。」
『ん、可愛い。』
優しく撫でられた頭に私の心臓はドクンと跳ねる。一年一緒にいても、何年一緒にいても私はhkrにずっと恋し続けるんだろうなぁ、なんて思う。それくらい、魅力的で、大好きやった。
『じゃあまた後でね。』
「ん!」
hkrが自分の席に戻ってふわふわした気持ちでいればニヤニヤした保乃ちゃん達に見られていることに気づいて慌てて教科書で顔を隠す。
田村「ふふ〜、ひぃちゃん可愛ええ〜」
松田「女の顔してるわ〜。」
「もー、うるさかー!」
午後の授業を終え、hkrと手を繋いで屋上に向かう。ギターケースを肩に掛けながら階段を登る姿さえ様になっているからその瞬間を写真に収めてからさらに強くぎゅっと手を握った。
キキーーッ
『お、誰もいなーい。やったねー。』
「ふふ、やった。」
2人で柵に背を預けるように地面に腰かけて、hkrはチューニングを始めた。
涼しい風が吹いて、hkrの伸びてきた髪が靡かれる。
あぁ、好きだなぁ、格好良いなぁ、
『ん?』
「ふふ、好き。」
『はは、なに急に、笑』
『私も好きだよ。』
「うんっ、」
『んん"、今日は何歌おうかなぁー、』
「夏の近道がいい、」
『ふふ、ひかるのお気に入りじゃん、』
「好きなんやもんー、」
『じゃあ一緒に歌お、』
hkrがイントロを引いて、目が合う、
"夏の近道、右手翳して"
"風と陽射しのその中に(きっとある)"
hkrの声が、表情が、好きで、この時間がずっと続けばいいのになんて思う。
曲が終わって、ほんの少しスッキリした表情を浮かべたhkrの肩にこつんと頭を預ける。
『…好き、』
「ん?」
『好きだよ、ひかる。』
「ふふ、私も。」
hkrの顔がどんどん近付いてくる、私もほんの少し顔を近づけて、唇を重ねた。
離れて、見つめ合って、もう一度繋がって。
私を愛おしそうに見つめるhkrが好きやった。
胸がドキドキと高鳴っている。
ーこんな時間が続けばいいのにな。
-fin-
リクエスト 学パロ森田さん
バンドマン夢主×森田さん
甘々な森田×夢主