▶︎ 田村保乃
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「「「「「「『ありがとうございました!』」」」」」」
歌番組が終わり、楽屋へ戻っている最中やった。さっきまで一緒に出演してた歌手の方に声をかけられる。
"あ、あの、"
「はい!」
「○○さんの歌ほんとに好きです〜。」
"ありがとうございます笑笑"
"あの、もし良かったら連絡先とかって、あ、これってナンパになっちゃいますかね笑"
「あー、はは、連絡先はちょっと、厳しいかもしれないです、笑笑」
"ほんとに下心とかないんすけど、もっと田村さんと仲良くなりたいって思って…"
そう言って伸ばしてくる手は保乃の肩に触れようとしていた。下心はないかもしれない、それでも、露出多めの衣装やし、あまり顔合わせしたことない人に直で触られるのは何となく嫌や。
『保乃、これ着て。』
「…あ、りがとう、hkr。」
『ん。』
『すみません、この後もあるので、』
"え、あぁ、じゃ、じゃあ田村さん次またご一緒出来たら!"
『アイドルって、グループの中の誰かが共演NGにしたらその人とは音楽番組とか全部もう一緒にならないんですって。』
"…え、え?"
『じゃ、失礼します。』
『行くよ、保乃。』
「あ、うん、失礼します、」
2期生のhkr、普段から言葉数は少ないし、正直4年経った今でも何を考えているのか分からない時がある。そんなhkrが保乃を助けてくれたことが嬉しくて、hkrの匂いが香るパーカーの袖をぎゅっと握った。
「ありがとうな、さっき、」
『あぁ、うん。』
『出番終わったらすぐ着れるように次からパーカー持ってきなね。』
「うん、そうする。」
『…、』
メンバーと距離のできた廊下を2人で歩く。
別に気まずくはない、仲が悪いわけでもないし、どちらかと言えば保乃はhkrが好きやった。思っていることはあっても、それが周りにどう影響するかを考えてから発言するhkrを尊敬していたし、そうゆう優しさが好きやなって思っていた。
今さっきだってそうだ。
ひぃちゃん達と先の方で歩いていたはずなのに、保乃を見つけてくれて、助けてくれた。
不器用な優しさで保乃を守ってくれた。
「…好き、やなぁ。」
『…え、ごめん、脈アリだったの、』
「え?」
「あ、いや、さっきの人やないで!!?」
『…あ、そう。』
ほっとしたように軽く笑ったhkr、可愛いなぁ、母性本能がくすぐられるってこーゆうことを言うんやろうなぁ。
「んふふ、好きやなぁって、hkrのこと。」
『え。』
「そーゆうところもな?笑笑」
保乃は思ったよりも好きな人に積極的に行けるタイプやったらしい。今も顔を赤らめドギマギしているhkrに笑いかける余裕があるくらい。
『私の片想い、だと思ってた。』
「え?」
『4年前の、2次審査の時から一目惚れしてた。ずっと、好き、だった。保乃のこと。』
「え!!?そうなん!!?」
『うん、でも迷惑になると思ったから、伝えなかった。』
「っ…嬉しい、嬉しいで、hkr。」
『好きだよ、保乃。』
「保乃も好き。」
にっこりと笑ったhkrにぎゅぅっと抱き着いて恋人になって、なんて言えば嬉しそうな声でうんっと頷いてくれた。
その日は嬉しさのあまり沢山沢山話してしまって、hkrも短い言葉を沢山紡いでくれて、気付けばhkrの声はカサカサになっていた。
『んん、あれ、普段話さすぎたかな。』
「ふふ、あははっ、そんな話すぎで声枯れる人初めて見たわ!!笑」
『恥ずかしい。』
「可愛い。」
「これからは保乃と沢山話して鍛えていこうな?」
『うん、頑張る。』
hkrの不器用さと言葉数の少なさは愛しくて、好きでたまらない。いつかそれが原因でぶつかってしまうかもしれない、距離を置いてしまうかもしれない、それでも、保乃はまたhkrの元に帰ってくるんだろうな。
多くを話さないからこそ、hkrの一つ一つの言葉を聞き逃さないように、集中して、紡ぐ言葉を聞こう。
保乃の大好きな優しさを壊さぬように、守っていこう。
-fin-
リクエスト 無口主×お姉ちゃん保乃
不器用な夢主にでろでろな保乃ちゃん。
歌番組が終わり、楽屋へ戻っている最中やった。さっきまで一緒に出演してた歌手の方に声をかけられる。
"あ、あの、"
「はい!」
「○○さんの歌ほんとに好きです〜。」
"ありがとうございます笑笑"
"あの、もし良かったら連絡先とかって、あ、これってナンパになっちゃいますかね笑"
「あー、はは、連絡先はちょっと、厳しいかもしれないです、笑笑」
"ほんとに下心とかないんすけど、もっと田村さんと仲良くなりたいって思って…"
そう言って伸ばしてくる手は保乃の肩に触れようとしていた。下心はないかもしれない、それでも、露出多めの衣装やし、あまり顔合わせしたことない人に直で触られるのは何となく嫌や。
『保乃、これ着て。』
「…あ、りがとう、hkr。」
『ん。』
『すみません、この後もあるので、』
"え、あぁ、じゃ、じゃあ田村さん次またご一緒出来たら!"
『アイドルって、グループの中の誰かが共演NGにしたらその人とは音楽番組とか全部もう一緒にならないんですって。』
"…え、え?"
『じゃ、失礼します。』
『行くよ、保乃。』
「あ、うん、失礼します、」
2期生のhkr、普段から言葉数は少ないし、正直4年経った今でも何を考えているのか分からない時がある。そんなhkrが保乃を助けてくれたことが嬉しくて、hkrの匂いが香るパーカーの袖をぎゅっと握った。
「ありがとうな、さっき、」
『あぁ、うん。』
『出番終わったらすぐ着れるように次からパーカー持ってきなね。』
「うん、そうする。」
『…、』
メンバーと距離のできた廊下を2人で歩く。
別に気まずくはない、仲が悪いわけでもないし、どちらかと言えば保乃はhkrが好きやった。思っていることはあっても、それが周りにどう影響するかを考えてから発言するhkrを尊敬していたし、そうゆう優しさが好きやなって思っていた。
今さっきだってそうだ。
ひぃちゃん達と先の方で歩いていたはずなのに、保乃を見つけてくれて、助けてくれた。
不器用な優しさで保乃を守ってくれた。
「…好き、やなぁ。」
『…え、ごめん、脈アリだったの、』
「え?」
「あ、いや、さっきの人やないで!!?」
『…あ、そう。』
ほっとしたように軽く笑ったhkr、可愛いなぁ、母性本能がくすぐられるってこーゆうことを言うんやろうなぁ。
「んふふ、好きやなぁって、hkrのこと。」
『え。』
「そーゆうところもな?笑笑」
保乃は思ったよりも好きな人に積極的に行けるタイプやったらしい。今も顔を赤らめドギマギしているhkrに笑いかける余裕があるくらい。
『私の片想い、だと思ってた。』
「え?」
『4年前の、2次審査の時から一目惚れしてた。ずっと、好き、だった。保乃のこと。』
「え!!?そうなん!!?」
『うん、でも迷惑になると思ったから、伝えなかった。』
「っ…嬉しい、嬉しいで、hkr。」
『好きだよ、保乃。』
「保乃も好き。」
にっこりと笑ったhkrにぎゅぅっと抱き着いて恋人になって、なんて言えば嬉しそうな声でうんっと頷いてくれた。
その日は嬉しさのあまり沢山沢山話してしまって、hkrも短い言葉を沢山紡いでくれて、気付けばhkrの声はカサカサになっていた。
『んん、あれ、普段話さすぎたかな。』
「ふふ、あははっ、そんな話すぎで声枯れる人初めて見たわ!!笑」
『恥ずかしい。』
「可愛い。」
「これからは保乃と沢山話して鍛えていこうな?」
『うん、頑張る。』
hkrの不器用さと言葉数の少なさは愛しくて、好きでたまらない。いつかそれが原因でぶつかってしまうかもしれない、距離を置いてしまうかもしれない、それでも、保乃はまたhkrの元に帰ってくるんだろうな。
多くを話さないからこそ、hkrの一つ一つの言葉を聞き逃さないように、集中して、紡ぐ言葉を聞こう。
保乃の大好きな優しさを壊さぬように、守っていこう。
-fin-
リクエスト 無口主×お姉ちゃん保乃
不器用な夢主にでろでろな保乃ちゃん。