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澤部「今回の企画は私たちにだってやらせて!2期生バレンタイン妄想告白ー!!!!」
「「「「「「いぇーい!!」」」」」」
澤部「ということでね、まずは、森田から!どうぞ!」
〜今日はバレンタイン、私は1人教室に残り日直の仕事を終わらせようとしていた〜
(帰り支度をする森田)
『あ、ひかるせんぱーい。』
[小林:わ、hkrだ、めっちゃかっこいい]
[田村:えーーー、超イケメンだ。]
「おぉ、hkrくん、お疲れ様。」
「2年生の教室になんか用?」
『ひかる先輩に会いたかったからに決まってるじゃないですか。』
「ふふ、またそうやって、」
〜この男の子は、1年後輩のhkrくん、入学式の時に、たまたま見かけた私に一目惚れしたらしく、こうして毎日用に会いに来る〜
『ひかる先輩、相変わらず今日もめっちゃ可愛いですね』
「はいはい、ありがと。」
「でもさ、同級生の女の子とか、もっとほかに可愛い子いっぱいいるでしょ。」
『居るわけないじゃないですか。』
『ひかる先輩は霊長類最強ですからっ』
[土田:チャラいなこいつ]
[小林:眩しい笑顔。]
「何その強そうなやつ。」
(森田帰ろうとする)
『あ、ちょっと待ってください、』
「ん?」
[土田:身長差いいね]
[松田:めっちゃいいですね!]
『…ひかる先輩今日の昼休み、クラスで1番イケメンの土生先輩と喋ってましたよね。』
「hkr、見てたの?」
「別に授業のことだよ?」
『ほんとですか?』
「うん、」
『今日バレンタインだし、チョコでも渡してたんじゃないですか?』
「違うって、笑そんな相手いないから、」
(hkr真剣な表情になる)
[理佐:やばいやばい、かっこいい]
[葵:やばーーいっ、]
[澤部:いい顔する、]
[土田:いい顔したね、]
「なーに?」
「もしかして、嫉妬してくれてるの?笑」
『…』
「可愛いなぁ、もう、」
『そうやって、年下扱いするのやめてください。』
『僕はひかる先輩にかっこいいって思って欲しいんです。』
「えー?笑」
「じゃあ、なんかかっこいいとこ見せてよ。」
(hkr、強引に壁ドン)
『僕真剣ですから。』
『これでもまだ可愛いって思います?』
『僕は、ひかる先輩のことが好きです。』
[澤部:近い、近い!]
[土田:キスしちゃえ!行っちゃえ!!]
〜fin〜
『ふふ、緊張した。』
「かっこよかった。」
『ほんとに?』
「うん、ずっとキュンキュンしとった。」
『なら良かった。』
澤部「えー、お疲れ様でした!!」
土田「あれだね、結構グイグイ来る感じのね、」
「そう、ですね、犬系男子みたいな、そーゆうのをイメージしました!」
土田「立った時の身長差がね、すごい良かった。」
澤部「良かったですね、えー、では、キュンとした人は札をあげてください!」
土田「お、お、満点じゃない?」
「え、やった!」
『ふふ、嬉しい、』
土田「じゃあ、もう、優勝、?」
澤部「いやまだ早いですから!!!笑」
「じゃあ次のメンバー行きましょうか!」
スタッフ「休憩入ります!」
『んー、』
小林「ほんとにhkrかっこいいね。」
『えー、ありがとうございます。笑』
隣で由依さんに褒められて嬉しそうなhkrを眺めていると見慣れないスタッフさんから呼ばれ席を立った。
スタッフ「森田、ちょっといい?」
「あ、はい、」
スタッフ「いや実は俺現場今日が初なんだけどさ、」
「え?あー、はい、」
スタッフ「親睦も兼ねて一緒にご飯とかどう?笑」
「えー、ふふ、ちょっとご飯はー笑笑」
まさかスタッフさんからこんな声がけをされると思っておらず狼狽えてしまう。
スタッフ「えー、いいじゃん、1回だけ!ね?」
「あ、いやー、ちょっと、」
スタッフ「えー、お願い!」
『ひかる、おいで。』
「っ…hkr、」
困っていれば後ろからそんな声が聞こえ、hkrが近くに来てくれた。
『スタッフさん、ひかるちゃん困ってるじゃないですか〜笑』
スタッフ「えー?あ、ごめんねー?」
『次見かけたら偉い人に言っちゃいますからねー?』
スタッフ「それだけは勘弁だよー笑笑」
「森田ほんとごめんねー!」
『あ、逃げた。』
『ひかるちゃん、大丈夫?』
「ん、大丈夫。ごめんね、ありがとう。」
『ふふ、ひかる先輩は私のものだからね。』
「また、そんなこと言って、笑」
現役高校生のhkr、凛とした顔立ちは短い髪と制服で際立っていて、先程壁ドンされた時の距離感を思い出して勝手に胸がときめいてしまう。
『ねぇ、ひかるちゃん』
「ん?」
『ひかるちゃんは年下がタイプなの?』
「え?あー、んー、どうだろ、でも犬系な人が好きかなぁ、」
『そっか。』
「ちょっ、hkr?」
ジリジリと私に歩みよってくるhkr。後ろにはケータリング用の机が合って、これ以上進めないことを示していた。
ガタンッ
私を間に挟むようにして両手を机に着いた。
壁ドンの時とは違う、少し屈んだhkrが私を下から見ている。
『私、本気だよ。』
「え、?」
『本気でひかるのことがすき。』
「っ…」
『少しでいい、私の事意識して、』
そう言って私の髪を耳にかけたhkrは、じゃ、そーゆうことだから、なんて言って由依さんの所へ行ってしまった。
「なん、あれ、」
ドクドクと脈打つ心臓を抑えながらぱっとhkrの方を見てみればパチッと視線が合い、柔らかな笑顔を浮かべられる。
いつもはひかるちゃん、なんてわんわん言い寄ってくるhkrだけど、私が困ってる時はひかる、なんて言って助けてくれて、今回の話の内容だって、作っていく中で思い浮かべた相手はhkrだった。私はずっっと前からhkrの事が好きだったのかもしれない。
でも、高校生に教えられる恋愛も悪くないな、なんて思ってしまうから、もう少しだけこの気持ちは伝えずにいよう。
皆に囲まれてるhkrを見ながらそう思った1日だった
-fin-