▶︎ 小林由依
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由依さんが明日からリハに参加するらしい。
その連絡が来たのは今さっきの事だった。
これまで当たり前にあった背中が無くなった日々は自分でもびっくりするほど寂しいものだった。
でも、それを連絡出来るほど距離が近い訳でもないし、大体私自体そんなことが出来る人間じゃない。だから毎日のように由依さんとの数少ない写真を見返したり、こそっと撮った動画や写真を見返したりして紛らわしていたが明日からそんなことする必要はなくなるみたいだ。
明日だけは、いや、明日からは素直になってみよう。寂しかったと、会いたかったと伝えてみよう。
『…、』
スタジオに着いてから1時間。
由依さんは夏鈴ちゃんや、みいちゃんとの時間を楽しんでいるため中々近づけない。
昨日意気込んでいたものもここでは無かったものになってしまった。
ストレート、可愛いな。
それにまた痩せちゃってる、可愛いけど、心配。
思っていることは沢山あるのに、いつもそれを言葉に出来ない。この気持ちを伝えるには言葉が多すぎるんだ。
…あ、由依さん今1人だ。
ここで行かなきゃ、何も変われない、
『由依さん、』
小林「hkr、久しぶり。」
そう笑った顔が、優しい声が、眼差しが、嬉しかった。それと同時にやっと会えた安心感が私を襲って、何も言わず、ただ抱きついた。
小林「ふふ、hkrの匂いだ。」
由依さんの華奢な体に手を回せば大好きな匂いが広がって、私の体に回ってくる腕から暖かい温もりが伝わってくる。
『寂しかった、』
小林「私も寂しかった。hkr連絡1つもくれないし。」
『…なんて送ればいいか分かんなくて、』
小林「なんだっていいのに。」
『でも、ずっと会いたかったです。』
小林「私も、ずーっと会いたかった。」
顔だけ離して、ゆっくりと見つめ合う。
綺麗なセンター分け、夏鈴ちゃんが直前までくっついていからか少しだけ香る由依さんのとは違う香水の匂い。
『おかえりなさい。』
小林「ただいま。hkr。」
もう一度強く抱き締めて、この気持ちが伝わるように精一杯の想いを込める。
小林「理佐がね、毎日のようにhkrの写真送ってきてくれてたんだ。」
『え、なんで、』
小林「私が送ってって言ったから。」
『…?』
小林「hkrの事が心配だったの。口に出さないけど思ってることは沢山あるんだろうなって思ってたからさ。」
『…、』
小林「あとはー、普通に、hkrの事見たかったから。」
『っ…、』
小林「ねぇ、hkrの気持ちが知りたい。hkrの言葉で、教えて欲しい。」
『…由依さんの居ない毎日は面白いくらい、つまらなかった。だから、』
小林「うん。」
『だから、もう、何処にも行かないで欲しいです。』
小林「ふふ、うん。」
「それから?」
『それから…、もっと沢山話したい。LINEも、電話もしたいです。』
小林「うん、沢山しよう。」
『後、こうして2人で話す時間が好きです。』
小林「…ふふ、ねえ、大事なこと伝え忘れてるんじゃない?」
『…?大事なこと?』
小林「私の事、どう思ってるの?」
『っ…、』
マスクとマスクが触れ合うくらい、そんな近い距離でそう聞かれてしまえば逃げることなんて出来なくて、
『由依さんのことが好きです。』
小林「遅い、ずっと待ってたんだよ。」
『っ…、』
小林「私も、hkrが好き。大好きだよ。」
『……、』
小林「ふふ、顔赤。」
「今日からhkrの恋人でいい?」
『…はい、宜しくお願いします、』
小林「幸せにしてね。」
『はい。由依さんのこと幸せにします。』
これが、私と由依さんの恋物語の始まり。
未だに"愛してる"なんてハードルの高い言葉は伝えられてないけど、それでもきっと伝わっていると思う。
隣で笑う由依さんがその証拠だと思う。
いつか、きっと、言葉にして伝えよう。
貴女を愛している、と。
-fin-
リクエスト 思いがけない甘さの馴れ初めが見たい
後輩夢主×お姉さんぽんの話
その連絡が来たのは今さっきの事だった。
これまで当たり前にあった背中が無くなった日々は自分でもびっくりするほど寂しいものだった。
でも、それを連絡出来るほど距離が近い訳でもないし、大体私自体そんなことが出来る人間じゃない。だから毎日のように由依さんとの数少ない写真を見返したり、こそっと撮った動画や写真を見返したりして紛らわしていたが明日からそんなことする必要はなくなるみたいだ。
明日だけは、いや、明日からは素直になってみよう。寂しかったと、会いたかったと伝えてみよう。
『…、』
スタジオに着いてから1時間。
由依さんは夏鈴ちゃんや、みいちゃんとの時間を楽しんでいるため中々近づけない。
昨日意気込んでいたものもここでは無かったものになってしまった。
ストレート、可愛いな。
それにまた痩せちゃってる、可愛いけど、心配。
思っていることは沢山あるのに、いつもそれを言葉に出来ない。この気持ちを伝えるには言葉が多すぎるんだ。
…あ、由依さん今1人だ。
ここで行かなきゃ、何も変われない、
『由依さん、』
小林「hkr、久しぶり。」
そう笑った顔が、優しい声が、眼差しが、嬉しかった。それと同時にやっと会えた安心感が私を襲って、何も言わず、ただ抱きついた。
小林「ふふ、hkrの匂いだ。」
由依さんの華奢な体に手を回せば大好きな匂いが広がって、私の体に回ってくる腕から暖かい温もりが伝わってくる。
『寂しかった、』
小林「私も寂しかった。hkr連絡1つもくれないし。」
『…なんて送ればいいか分かんなくて、』
小林「なんだっていいのに。」
『でも、ずっと会いたかったです。』
小林「私も、ずーっと会いたかった。」
顔だけ離して、ゆっくりと見つめ合う。
綺麗なセンター分け、夏鈴ちゃんが直前までくっついていからか少しだけ香る由依さんのとは違う香水の匂い。
『おかえりなさい。』
小林「ただいま。hkr。」
もう一度強く抱き締めて、この気持ちが伝わるように精一杯の想いを込める。
小林「理佐がね、毎日のようにhkrの写真送ってきてくれてたんだ。」
『え、なんで、』
小林「私が送ってって言ったから。」
『…?』
小林「hkrの事が心配だったの。口に出さないけど思ってることは沢山あるんだろうなって思ってたからさ。」
『…、』
小林「あとはー、普通に、hkrの事見たかったから。」
『っ…、』
小林「ねぇ、hkrの気持ちが知りたい。hkrの言葉で、教えて欲しい。」
『…由依さんの居ない毎日は面白いくらい、つまらなかった。だから、』
小林「うん。」
『だから、もう、何処にも行かないで欲しいです。』
小林「ふふ、うん。」
「それから?」
『それから…、もっと沢山話したい。LINEも、電話もしたいです。』
小林「うん、沢山しよう。」
『後、こうして2人で話す時間が好きです。』
小林「…ふふ、ねえ、大事なこと伝え忘れてるんじゃない?」
『…?大事なこと?』
小林「私の事、どう思ってるの?」
『っ…、』
マスクとマスクが触れ合うくらい、そんな近い距離でそう聞かれてしまえば逃げることなんて出来なくて、
『由依さんのことが好きです。』
小林「遅い、ずっと待ってたんだよ。」
『っ…、』
小林「私も、hkrが好き。大好きだよ。」
『……、』
小林「ふふ、顔赤。」
「今日からhkrの恋人でいい?」
『…はい、宜しくお願いします、』
小林「幸せにしてね。」
『はい。由依さんのこと幸せにします。』
これが、私と由依さんの恋物語の始まり。
未だに"愛してる"なんてハードルの高い言葉は伝えられてないけど、それでもきっと伝わっていると思う。
隣で笑う由依さんがその証拠だと思う。
いつか、きっと、言葉にして伝えよう。
貴女を愛している、と。
-fin-
リクエスト 思いがけない甘さの馴れ初めが見たい
後輩夢主×お姉さんぽんの話